アーセナル新指揮官にクロップの右腕?

2018.05.03 14:50 Thu
Getty Images
アーセナル次期監督として、リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督をアシスタントコーチとして支えるゼリコ・ブバチ氏(56)の名前が浮上した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。

▽ブバチ氏とクロップ監督は、現役時代のマインツ在籍当時から同僚だった腐れ縁の仲。指導者としても約17年間にわたり、二人三脚で歩んできた間柄として知られ、優れた戦術家としてクロップ監督を長らくサポートしてきた。

▽しかし、ブバチ氏は最近になり、クロップ監督との関係悪化が明るみに。このシーズン終盤の重要な時期にもかかわらず、「個人的な理由」でチームから離脱する事態に陥っている。
▽アーセナルの補強部門責任者であるスベン・ミスリンタット氏は、今シーズン限りで退任するアーセン・ヴェンゲル監督の後任適任者として、ブバチ氏に目を光らせ、招へいに興味を示しているという。

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先週末に行われた第15節ではマージーサイド・ダービー延期で首位リバプールが一休みとなったなか、チェルシーとアーセナルのロンドン勢が暫定ながら勝ち点差を縮めた。一方、マンチェスター・シティは下位相手のドローと復調の気配は遠い。 2024年のUEFAコンペティションが一区切りとなり、ここから年末年始の過酷な国内の戦いに集中できる環境に。そんななか、今節は4位のシティと13位のユナイテッドによる、マンチェスター・ダービーが最注目カードだ。 シティは前節、クリスタル・パレスとのアウェイゲームを2-2のドローで終えた。2度のビハインドを追いついたが、後半終盤のDFリコ・ルイスの退場も響いてリーグ連勝を逃した。さらに、チャンピオンズリーグ(CL)ではユベントスに0-2の完敗。滑り出し上々だった欧州の戦いでも22位転落と絶不調だ。不振の序盤はキャリア初めての逆境に前向きな姿勢も示してきたグアルディオラ監督だが、ここにきてネガティブなコメントも目立っており、ここがクラブとしての正念場だ。ダービーへポジティブな要素は少ないが、ホームで赤い悪魔を叩いて不振脱却のきっかけにしたい。 対するユナイテッドは前節、ホームでノッティンガム・フォレストに2-3のスコアで敗戦。アモリム体制で初のリーグ連敗となった。アーセナル戦に続きセットプレーでの失点に、攻守両面で新体制移行の戦術的な部分での齟齬も見受けられ、前途多難な印象は拭えない。それでも、ヨーロッパリーグ(EL)ではビクトリア・プルゼニ相手に苦戦を強いられたものの、FWホイルンドの2ゴールの活躍で劇的な2-1の逆転勝利。ELではトップ8圏内の浮上しており、対戦相手に比べてわずかながらポジティブな材料を得た。ただ、絶不調の王者相手にリーグ3連敗を喫することになれば、その手応えを失うだけになんとか勝ち点3を持ち帰りたい。 また、今節はMF三笘薫とMF鎌田大地による日本人対決にも注目が集まるところだ。 7位のブライトン&ホーヴ・アルビオンは前節、ファン・ニステルローイ率いる新生レスター・シティとアウェイで対戦。2点リードで後半終盤を迎えたが、FWヴァーディの1ゴール1アシストの活躍によって土壇場で追いつかれて痛恨のドローに。以前からゲームクローズに問題を抱えていたなか、この試合では三笘に代えてクローザー役として投入したDFイゴールの軽率なボールロストが相手の同点ゴールに繋がっており、よりショックが残る形となった。4試合ぶりの勝利を目指す一戦ではその課題克服とともに、個人としては決定力の部分で問題を抱える三笘に決定的な仕事を求めたい。 一方、残留圏内ギリギリの17位に位置するパレスは前述のシティ戦を粘り強い戦いでドローに持ち込み、直近は1勝3分けの4戦無敗としぶとく勝ち点を積み上げている。ただ、3試合のサスペンション明けとなった鎌田は試合展開の影響もあり、シティ戦では出番なし。引き続きベンチスタートが濃厚な一戦ではポジション奪取に繋がる仕事を見せたい。 2試合ぶりのリーグ戦勝利を狙う首位のリバプールは10位のフルアムとのホームゲームに臨む。悪天候の影響でダービー延期と良い流れに水をさされたが、直近のCLではジローナに苦戦しながらも、FWサラーのPKによるゴールを守り抜いて1-0の勝利。CL唯一の6連勝で早々に決勝トーナメント行きを確定させた。対戦相手は直近の3試合でトッテナム、ブライトン、アーセナルに1勝2分けと結果を残している侮れない相手ではあるが、ホームで普段通りの戦いができれば、勝ち点3を積み上げる可能性は高い。 公式戦6連勝とリバプールと並んで最も好調なチームとなる2位のチェルシーは、9位のブレントフォードとのホームゲームに臨む。前節のトッテナム戦はDFククレジャの2度のスリップで2点のビハインドを背負う苦しい展開となったが、MFパーマーの2つのPKや好調のMFエンソ・フェルナンデスのゴールなどで鮮やかに逆転。3失点は反省材料も、宿敵相手に敵地で4-3の勝利を収めた。また、主力温存のカンファレンスリーグ(ECL)もFWマルク・ギウの2ゴールの活躍で3-1の完勝している。対戦相手のブレントフォードは出入りの激しい戦いが続いているが、リーグ2位タイの31得点を挙げている攻撃の破壊力は侮れず、ゴールを量産する試合序盤、セットプレーの対応には細心の注意を払いたいところだ。 3位のアーセナルは15位のエバートン相手にリーグ2戦ぶりの白星を狙う。フルアム戦は思わぬ苦戦を強いられて勝ち点2を逃したが、CLではモナコ相手にFWサカが3ゴールすべてに絡む圧巻の活躍を見せて3-0の完勝。CL3位に浮上し、見事にバウンスバックを果たした。休養十分のトフィーズに対して、コンディション面が唯一の懸念材料だが、絶好調のサカやMFウーデゴールの引き続きの活躍に、DFガブリエウの復帰で破壊力増すセットプレーで押し切りたい。 公式戦5試合未勝利とマンチェスター勢同様に苦境が続く11位のトッテナムは、DF菅原由勢を擁する最下位のサウサンプトン相手に6戦ぶりの白星を目指す。前節はチェルシー相手の逆転負けに、DFロメロとDFファン・デ・フェンのレギュラーセンターバックコンビ2人を再負傷で失う、泣きっ面に蜂の状況に。ELではMFグレイ、MFベリヴァルの18歳コンビの奮闘もあって難所アイブロックでレンジャーズと1-1のドローに持ち込んだが、負傷者続出での過密日程においてパフォーマンスレベルは低下している。また、今季はパレス、イプスウィッチ・タウンと下位相手にリーグ戦初勝利を献上しており、その格下相手の勝負弱さも懸念材料だ。 対するセインツは直近1分け4敗と低迷が続く。1-1のドローに持ち込んだブライトン戦や0-1で惜敗した直近のアストン・ビラ戦などパフォーマンスの部分ですべてを悲観すべきではないが、チームスタイルを貫くなかでの致命的なミスや前線のクオリティ不足で勝ち点を積み上げられずにいる。なお、アストン・ビラ戦では出番なしに終わった菅原は引き続きベンチスタートが濃厚か。 そのほかでは5位のノッティンガム・フォレストと、6位のアストン・ビラによる上位対決、ファン・ニステルローイ体制で2戦無敗の16位のレスターが12位のニューカッスルに挑む一戦も注目カードだ。 《プレミアリーグ第16節》 ▽12/14(土) 《24:00》 アーセナル vs エバートン リバプール vs フルアム ニューカッスル vs レスター・シティ ウォルバーハンプトン vs イプスウィッチ 《26:30》 ノッティンガム・フォレスト vs アストン・ビラ ▽12/15(日) 《23:00》 ブライトン vs クリスタル・パレス 《25:30》 マンチェスター・シティ vs マンチェスター・ユナイテッド 《28:00》 チェルシー vs ブレントフォード サウサンプトン vs トッテナム ▽12/16(月) 《29:00》 ボーンマス vs ウェストハム 2024.12.14 14:30 Sat
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ハットトリックで逆転勝利貢献のジェズスにアルテタ監督「彼にとって大事な夜だった」

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ジェズスが今季PL初弾含む2ゴールで2戦連続の躍動! アーセナルが鎌田大地スタメンのパレスに圧勝でリーグ3戦ぶり勝利【プレミアリーグ】

プレミアリーグ第17節、クリスタル・パレスvsアーセナルが21日にセルハースト・パークで行われ、アウェイのアーセナルが1-5で完勝した。なお、パレスのMF鎌田大地は61分までプレー、アーセナルのDF冨安健洋はベンチ外となった。 首位リバプールにお付き合いする形で2試合連続ドロー中の3位アーセナルは、15位のパレスとの公式戦連戦2試合目に臨んだ。前節、エバートン相手にホームでゴールレスドローも、ターンオーバーを敢行して臨んだEFLカップ(カラバオカップ)準々決勝ではパレス相手にガブリエウ・ジェズスのハットトリックの活躍で3-2の逆転勝利を収めた。アルテタ監督は中2日のアウェイゲームに向けて先発7人を変更。サカ、ウーデゴールにレギュラーセンターバックコンビらが復帰した一方、ジェズスがリーグ戦でもスタメンの座を勝ち取った。 対するパレスはEFLカップで敗れたものの、リーグ戦では前節ブライトンに完勝するなど2勝3分けの5戦無敗。ホームでカップ戦のリベンジを狙ったこの試合では先発3人を変更。負傷のエゼの代役に鎌田が抜擢されたほか、チャロバーとクポルハに代わってリチャーズ、クラインが起用された。 試合は打ち合いとなった前回対戦同様にオープンな入りとなった。開始6分、セットプレー流れから右サイドのサカが低弾道の正確なクロスを入れると、ゴール前でガブリエウが競ったこぼれに反応したジェズスが右足シュートを蹴り込み、待望の今季リーグ戦初ゴールとした。 開始早々の失点となったパレスだが、直後にヒューズのアグレッシブなハイプレスから際どいシーンを作り出すと、11分に同点に追いつく。相手陣内左サイドのミッチェルから中央で横パスを受けたサールがそのまま縦に運ぶと、ボックス左から対峙したDFサリバを抜き切らずに絶妙なカットインシュートをゴール右下隅へ突き刺した。 一瞬の隙を突かれて追いつかれるも、完全復調のガナーズ背番号9が再び決定的な仕事。14分、左CKの二次攻撃からボックス右のトーマスが丁寧にマイナスに落とすと、前向きでフリーのジェズスが狙いすました右足シュートをゴール右上隅へ突き刺した。 ジェズスの連続ゴールで勝ち越したアーセナルだが、直後にアクシデント発生。ハムストリングを痛めたサカがプレー続行不可能となり、24分にトロサールがスクランブル投入される。これでマルティネッリが右サイドにポジションを移した。 以降はアーセナル優勢ながらパレスも鎌田やヒューズを起点にマテタ、サールのフィジカルやスピードを活かしたカウンターで応戦。見応えのあるトランジションゲームが展開される。 それでも、セットプレーからガブリエウのクロスバー直撃のヘディングシュートなどよりゴールに迫るプレーを見せたアーセナルは38分、右サイドを突破したティンバーがゴールライン際をえぐって上げたクロスをジェズスがヘディングシュート。これは左ポストを叩いたが、こぼれに詰めたハヴァーツがきっちり押し込んで貴重な追加点を挙げた。 アーセナルの2点リードで折り返した後半は互いに選手交代なしでスタート。早い時間帯に1点を返すべく、アグレッシブに入ったイーグルスが攻勢を仕掛けていく。 キックオフ直後に鎌田を起点にクラインの右クロスをボックス内でマテタ、サールが連続ヘッドで合わせてGKラヤに好守を強いる。さらに、53分には中央を持ち上がったマテタの強烈なミドルシュートをラヤがはじいたところに詰めたサールが再びヘディングシュート。だが、ここもスペイン代表GKが素早いリカバリーで立ちはだかった。 守護神の再三の好守で立ち上がりの劣勢を凌いだアーセナルは57分、ハヴァーツとルイス=スケリーを下げてライス、カラフィオーリを同時投入。すると、この交代直後に決定的な4点目が生まれた。 60分、クラインと駆け引きしたトロサールがガブリエウのロングフィードに抜け出してボックス左から丁寧な折り返しを供給。ジェズスのダイレクトシュートはGKヘンダーソンの好守に阻まれるが、こぼれを回収したライスのグラウンダーシュートをゴール前のマルティネッリがワンタッチでコースを変えて流し込んだ。 これで厳しくなったパレスは失点直後に疲労困憊の鎌田を下げてエンケティアを投入。さらに、ヒューズとレルマの2セントラルMFを下げてデベニー、ドゥクレを投入した。 後半半ばから終盤にかけても危なげなくゲームをコントロールするアーセナル。84分には左サイド深くでのジェズスのキープからカラフィオーリを経由したボールをボックス左で受けたライスが今度は右足シュートをゴール右隅へ突き刺し、今季リーグ戦初ゴールとした。 そして、パレスとのダービーに連勝のアーセナルがリーグ3試合ぶりの勝利を挙げた。一方、敗れたパレスはリーグ6戦ぶりの黒星となった。 クリスタル・パレス 1-5 アーセナル 【クリスタル・パレス】 イスマイラ・サール(前11) 【アーセナル】 ガブリエウ・ジェズス(前6、前14) カイ・ハヴァーツ(前38) ガブリエウ・マルティネッリ(後15) デクラン・ライス(後39) <span class="paragraph-title">【動画】ジェズス2発などアーセナルのゴールショー!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">開始早々アーセナルが先制<br><br>先発起用に結果で応えた<br>ガブリエウ・ジェズス<br><br>出場したプレミアでは24試合ぶりのゴール!<br><br>プレミアリーグ 第17節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#クリスタル・パレス</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%8A%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アーセナル</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/Z1nsB9no59">pic.twitter.com/Z1nsB9no59</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1870526390665371807?ref_src=twsrc%5Etfw">December 21, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ガブリエウ・ジェズスの2ゴール目で<br>アーセナルが再びリード<br><br>直近のカップ戦でもハットトリックのジェズス<br>パレスとの2試合で5得点!<br><br>まさにケチャドバ<br><br>プレミアリーグ 第17節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#クリスタル・パレス</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%8A%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アーセナル</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/V8cbb2ZZcd">pic.twitter.com/V8cbb2ZZcd</a></p>&mdash; U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1870528530175693057?ref_src=twsrc%5Etfw">December 21, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">アーセナル3点目<br><br>ジェズスはハットトリック未遂も<br>ハヴァーツが押し込みリードを広げる<br><br>プレミアリーグ 第17節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#クリスタル・パレス</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%8A%E3%83%AB?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#アーセナル</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/egUmhRD8k8">pic.twitter.com/egUmhRD8k8</a></p>&mdash; 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