クロップの頭脳が正式に袂を分かつ…リバプール退団で合意
2019.01.21 18:45 Mon
イギリス『スカイ・スポーツ』は21日、昨シーズン途中までリバプールでアシスタントコーチを務めたゼリコ・ブバチ氏(57)の退団が決定したと報じた。
ブバチ氏とクロップ監督は、現役時代のマインツ在籍時から同僚だった腐れ縁の仲。指導者としてもマインツ時代から約17年間にわたり、二人三脚で歩んできた間柄として知られ、クロップ監督が“ザ・ブレイン”と呼ぶほど優れた戦術家として一目置く人物だ。
だが、そのブバチ氏は昨シーズン終盤、チャンピオンズリーグ準決勝2ndレグのローマ戦直前に突然の休養に入り、現在に至るまでチームを離脱。クロップ監督の右腕として復帰が待たれたが、このたびリバプールと正式にチームを去ることで合意したという。
なお、休養に入った理由はときが経った今もわかっていない。クロップ監督のもとを離れた真意が明らかになる日はやってくるのだろうか。
ブバチ氏とクロップ監督は、現役時代のマインツ在籍時から同僚だった腐れ縁の仲。指導者としてもマインツ時代から約17年間にわたり、二人三脚で歩んできた間柄として知られ、クロップ監督が“ザ・ブレイン”と呼ぶほど優れた戦術家として一目置く人物だ。
だが、そのブバチ氏は昨シーズン終盤、チャンピオンズリーグ準決勝2ndレグのローマ戦直前に突然の休養に入り、現在に至るまでチームを離脱。クロップ監督の右腕として復帰が待たれたが、このたびリバプールと正式にチームを去ることで合意したという。
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