5季ぶり降格決定のケルン…大迫勇也は地元紙でワースト評価「やる気が感じられなかった」
2018.04.29 18:50 Sun
ケルンは、28日のブンデスリーガ第32節でフライブルクに2-3と敗れ、5シーズンぶりの2部降格が決定した。この試合で先発したFW大迫勇也だったが、地元メディアでは厳しい評価が下されている。
残留のために勝利が絶対条件の中、敵地で残留争いのライバルであるフライブルクと激突したケルン。しかし、立ち上がりからミスを連発すると、14分に失点。PKのピンチは守護神ティモ・ホルンのセーブで凌いだが、後半開始早々にはリードを2点に広げられる。
奇跡の残留へ向け、82分からの5分間でMFレオナルド・ビッテンコートが2ゴールを挙げ、DF陣も体を張ったシュートブロックでピンチを凌ぐなど、最後まで意地を見せる。しかし、後半アディショナルタイムに決定的な3失点目を喫し、2-3と敗れた。このため、直近20年でブンデスリーガ最多となる6度目の降格が決定した。
この試合で先発し、79分までプレーした大迫。しかし地元メディア『Kolner Stadt-Anzeiger』は、日本代表FWにチーム最低点の「5.5」をつけた。寸評では、「彼のパフォーマンスからは、プレーしようというやる気が感じられなかった。ダイブで警告を受けた」と、厳しい評価を下している。
また、ドイツ『EXPRESS』は、「4」と採点。「何もかもうまくいかなかった。抗議で警告を受けている」と、良いところがなかったとしている。
(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
提供:goal.com
残留のために勝利が絶対条件の中、敵地で残留争いのライバルであるフライブルクと激突したケルン。しかし、立ち上がりからミスを連発すると、14分に失点。PKのピンチは守護神ティモ・ホルンのセーブで凌いだが、後半開始早々にはリードを2点に広げられる。
奇跡の残留へ向け、82分からの5分間でMFレオナルド・ビッテンコートが2ゴールを挙げ、DF陣も体を張ったシュートブロックでピンチを凌ぐなど、最後まで意地を見せる。しかし、後半アディショナルタイムに決定的な3失点目を喫し、2-3と敗れた。このため、直近20年でブンデスリーガ最多となる6度目の降格が決定した。
この試合で先発し、79分までプレーした大迫。しかし地元メディア『Kolner Stadt-Anzeiger』は、日本代表FWにチーム最低点の「5.5」をつけた。寸評では、「彼のパフォーマンスからは、プレーしようというやる気が感じられなかった。ダイブで警告を受けた」と、厳しい評価を下している。
また、ドイツ『EXPRESS』は、「4」と採点。「何もかもうまくいかなかった。抗議で警告を受けている」と、良いところがなかったとしている。
(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
提供:goal.com
大迫勇也の関連記事
ケルンの関連記事
ブンデスリーガの関連記事
|
大迫勇也の人気記事ランキング
1
「成長を感じられる試合」…東京Vは王者相手のダブル逃すも前回対戦以上の手応えと自信得る
J1連覇を目指す王者との約5カ月ぶりの再戦で引き分けた東京ヴェルディは、勝ち点3を得た前回対戦以上の手応えと自信。そして、さらなる成長に向けた課題を得た。 東京Vは10日、味の素スタジアムで行われた明治安田J1リーグ第36節でヴィッセル神戸と対戦し、1-1のドローに持ち込んだ。 リーグ2連勝で6位に再浮上したチームは、中17日と試合間隔が大きく空いたなか、公式戦4連勝で首位に立つ絶好調の神戸をホームで迎え撃った。 過密日程においても「相当な勢いを持ってくる」と指揮官が戦前の段階から警戒した前半の入りではFW木村勇大がキックオフ直後に見事な個人技でボックス内に侵入し、1分経たずに最初の枠内シュートを記録。機先を制して主導権を握りかけたが、直後の7分には「ああいう拙いところを逃さないのが神戸」と、よりベターな対応もできたなかでセットプレーの流れからDF山川哲史に先制点を奪われた。 それでも、開始早々の失点にも動じることなく直後にはセットプレーからDF谷口栄斗が際どいシュートを見せるなどすぐさま反発力を示すと、以降はハイプレスと中央を締める堅固なブロックの使い分けで、メリハリのある戦いを見せたアウェイチームに対して、チームとして“へそ”と重視する中盤の底でMF森田晃樹、MF齋藤功佑の2ボランチを起点にボールを動かしつつ、3バックの両脇の谷口、DF綱島悠斗の状況に応じたボールキャリー、サイドチェンジを交えながら良い形での揺さぶりをみせて主導権を掌握した。 抜群の危機察知能力を見せたMF井手口陽介、献身的なプレスバックで再三の好守でチームを救ったFW武藤嘉紀に加え、要所を締める神戸のディフェンスラインを前に決定機までは持ち込めなかったが、失点場面を除き優勢な内容で前半を終えた。 後半は引き続き主導権を握りながらも、したたかにプレーを切る王者のゲームコントロール、前半機能した2ボランチとMF見木友哉の3枚をケアされたことで攻撃の停滞を余儀なくされたが、あわよくばカウンターから追加点を奪いたい相手の攻撃は封殺。最少得点差を維持して終盤を迎えると、ウイングバックにアタッカー2枚を並べる攻撃的なメンバー変更に、[4-4-2]への布陣変更と勝負手を打ったなか、91分にはFW山見大登のクロスがゴール前でスクランブルを生み出し、相手DFのオウンゴールによって土壇場で追いつく。 完全に逃げ切りに入っていたなかでの痛恨の失点を喫した神戸に対して、残り時間の勢いの差は明白で、ホームサポーターの熱狂的な後押しを含めて逆転まで持っていく可能性も十分にあったが、右CKからのFW染野唯月のヘディングシュートは枠を外れ、ほぼ数的同数だった木村のカウンターも撥ね返されて1-1のドローに終わった。 王者相手のシーズンダブルを逃したが、指揮官・選手も一様に「なんで勝てたかわからない試合だった」と率直な言葉で振り返った約5カ月前の前回対戦から“個々の成長”、“チームとしての成熟”をテーマに掲げて臨んだ一戦において、これまでの積み重ねの正しさを証明した。 試合後の会見で城福浩監督は「勝ち点1というのは、今日の手応えから逆算したら非常に悔しい」と勝ち切れなかった悔しさを滲ませながらも、「もう一度やらせて欲しい、もう一度やれば絶対に勝ち点3が取れる。そういうふうに思える試合ができた」と、その戦いぶりへの満足感を示した。 「アウェイで1-0で勝ったときには、もう一度試合をやったときに『これ勝てるのか』と、選手も正直ですし我々もいくつかの決定機が相手にあって、我々がゴール前にくぎ付けになるようなシーンというのが、正直アウェイのときはいくつかありました。それでも、1-0で勝てたと…」 「今回は勝ち点1で終わりましたけども、もう一度やらせて欲しい、もう一度やれば絶対に勝ち点3が取れる。そういうふうに思える試合ができた。我々の成長を感じられる試合だったと思います」 「もちろん勝ち点1で終わったことは、必ず理由があるんですけれども、内容的には本当に自分たちのやりたいこと、表現したいことをある程度見せられた。守備もビルドアップのところも含めて、我々が表現したいことはやれたのではないかなと思います」 指揮官同様にキャプテンの森田は相手のストロングと警戒していた中でのセットプレーでの失点、堅守を誇る相手に先制点を与えたゲーム運びの部分での課題に言及しつつも、「前回の試合と比べると、かなり自分たちの時間でゲームを進めることができた」、「後半もぶれずにやれたことで、ああいう得点に繋がって、何とか引き分けに持ち込めた」とポジティブな言葉をミックスゾーンで語っている。 「(前回対戦から)自分たちも成長しているなと思います。メンバーはもちろん相手も変わっていますし、こっちも変わっているところはありますけど、今日みたいなゲームを神戸さん相手にできたのは、チームとしても自信になると思っていますし、収穫の多かったゲームかなと思います」 さらに、神戸の下部組織育ちで古巣相手に前線の起点として奮闘を見せた木村も、「ベースの部分で負けないというのを前提としてトレーニングから積んできた中、今日の方がしっかり同じ土俵で戦えた」と、勝利しながらも歴然とした実力の差を見せつけられた前回対戦から、確実に個人・チームとしてその差を埋められた手応えを実感している。 「神戸相手だからこそベースに目を向けて、ここをもっと高めなければ勝負にならない」と指揮官が戦前に重視した部分では、神戸サイドにFW大迫勇也、DF酒井高徳らの欠場、過密日程による消耗というエクスキューズがあったこともあり、この試合では互角以上に渡り合って見せた。 一方で、今季2度の対戦では奪ったゴールはいずれもオウンゴールで、ボール支配率やパス本数、セットプレーの数では相手を凌駕しながらもシュート数は6本で並び、枠内シュート数で下回るなど、アタッキングサードでの精度、判断の質、チャンスクリエイトの部分は明確な課題に。チームとしてより高みを目指す上で来シーズンへの宿題となった。 その点について指揮官が「あれだけボールを持てたのであれば、もっと決定機を作らなければいけないし、シュートを打たなければいけない」と語れば、森田も「どう崩すかという点で正解はないですが、なるべくチャンスを増やせるようにしたい」と、“決定力”という曖昧な言葉に逃げることなく、チームとしてより多くのチャンスクリエイトが必要だと主張。 最後の仕上げを担う攻撃陣も「ラストパスの部分やクロスに入って行く人数のところは改善していかない(山見)」、「自分たちがボールを持てていると思う時間帯こそゴールにもっと近づけるように(木村)」と改善の必要性を改めて訴えた。 今回のドローによって天皇杯の結果次第で4位までチャンスがあるACL出場権獲得は厳しくなったが、“成長”を重要なテーマに掲げてきたチームは首位チームとの対戦を通じてより高い基準を経験し、残り2試合でのさらなる成長を目指す。 MF綱島悠斗は「どこが自分たちにとってストロングなのかをもっと全員で共有し、どういうサッカーをしたらいいのかという部分はもっと高められる。残り2試合ですけど、そこを改善してより怖いチームに、より強いチームになっていければいい」と、新たな決意を示した。 2024.11.11 20:05 Mon2
「あのときから積み上げてきた」東京Vが神戸との再戦で成長示す…「ふさわしい形で勝てたらもっと成長できる」
10日、味の素スタジアムで行われる明治安田J1リーグ第36節のヴィッセル神戸戦に臨む東京ヴェルディは首位撃破での3連勝を狙う。 東京Vは前節、アルビレックス新潟に2-1で勝利し、今シーズン4度目の連勝を達成。順位を6位に上げている。AFCチャンピオンズリーグ出場権争いに踏みとどまるなか、残り3試合ではより上位でのフィニッシュを目指しつつ、来シーズンに繋がるような戦いを意識する。 新潟戦が前倒し開催となった影響で、中17日での開催となる今回のホームゲームでは、5月末に行われた前回対戦で1-0と競り勝ったJ1王者相手のシーズンダブルを目指す。 その前回対戦ではFC町田ゼルビア戦での大敗、ルヴァンカップのサンフレッチェ広島戦での今季初の連敗を受け、短い準備期間の中で[4-4-2]から[3-4-2-1]へ布陣変更。内容的には課題も少なくなかったが、王者相手に泥臭く勝ち切った勝利がチームに与えた自信は大きく、シーズンのターニングポイントのひとつとなった。 そして、約5カ月を経て再戦する今回の試合はチームとしての完成度、成長を示す重要な一戦となる。 前回対戦では3バックの中央でFW大迫勇也、FW武藤嘉紀らと激しいマッチアップを繰り広げたDF千田海人は、「ほぼ外国人みたいな感じ」とJリーグ屈指のタレントを誇る相手の前線の印象について言及。 「タレントも実力もあってベテランの経験もあって、宮代選手もすごくいい選手。前線はみんなキープ力があって推進力もありますし、個の能力が高い選手たちばかり。スタイルというのがしっかり固まってきて、シーズンを通して作り上げてきたチーム」 相手の実力を認めた上で、「ファーストのところは自分たちが責任を持って守備しなければいけないですし、そこに対してのセカンドラインとかのコンパクトさ」を守備のポイントに挙げつつ、「守備の切り替えとかも早いですし、そこでしっかり対策と相手の良さをどう消すかというところを意識してやっていきたい」と、守備のポイントについても語った。 5カ月ぶりの再戦に向けては約1年前の熾烈なJ1昇格争いを振り返りつつ、チームとしての成長を示したいと意気込む。 「自分たちは去年J2から上がってきて、日本でも資金力もあるし、実力ともに整ったチーム相手にやれるのは本当に幸せなこと。自分たちがどうやってそこまで来たかと振り返ると、もちろん結果もそうですけど、しっかり成長したところは自信を持ってやってきたところなので、まだチャレンジャーかもしれないですけど、しっかり自分たちの力を示さないといけない」 「前回対戦も決して簡単なゲームではなかったですし、本当に前半はいつやられてもおかしくないというか、かなりチャンスメイクもされました。あのときから3バックが始まって、シーズンのなかで自分たちが作り上げてきたものはそこから始まって、もちろん相手も積み上げていると思いますけど、僕たちもそれ以上に積み上げている部分がある。それをしっかり見せるというか、ピッチで体現できれば、ここ2試合いいゲームができているので、そこのところで慢心せずにしっかり危機感を持ちながら向かっていきたい」 前回対戦ではクローザー役を担い、直近の新潟戦で待望のJ1初ゴールを挙げたFW山田剛綺は、スタート起用が想定される今回の一戦で2試合連続ゴールが期待される。 「各年代のコーチや監督から連絡をもらったり、すごくうれしかった」と初ゴールを喜んだが、「特に何か変わることはなく全員が熱量高く、首位の神戸相手にどう勝っていくかというところを再確認してトレーニングしている」と、浮足立つことなく2週間以上に渡る準備期間の取り組みを振り返った。 前回対戦同様に持ち味でもある前線からの守備での貢献が求められる一方、シャドーのポジションでのプレーも整理されてきたストライカーは、「クロスの部分では個人的にも得点の匂いを感じているので、そこは狙い続ける。あとは、自分たちの真ん中には(森田)晃樹とか(齋藤)功佑くんとかボールを持てる巧い選手がいるので、そこと合わせて背後へ抜けたり、ディフェンスとのライン間で受けて、ゴールというのは意識している」と、堅守攻略へのイメージも持っている。 優勝争いの真っただ中にいる首位との対戦に特別な意識はないと語る山田剛だが、3連勝に向けては個の能力で勝る相手に対して「全員がひとつになって戦うこと」、「目の前の相手に負けないこと」を常に意識して戦いたいとしている。 一方、前回対戦では2ボランチの一角で勝利に貢献し、ここ最近では2シャドーの一角で再び存在感を示し始めているMF見木友哉。 前回対戦からは「守備のところでは、3バックに変えた当初に比べれば間違いなく成熟している。そういうところでは間違いなく成長した姿を見せられる」と守備面の成長を実感。 攻撃面に関しては「相手は4バックなので5レーンをうまく使いながら、サイドに揺さぶっていくところが大事。ボールホルダーへの寄せだったりは間違いなく強度も高いと思いますけど、そこを自分たちの技術で打開することができればチャンスを作れる」と、相手のプレッシャーを上回る個や連携での打開をポイントに挙げている。 また、今回の神戸戦がJリーグ通算200試合目の節目の一戦となる見木は、「(ジェフユナイテッド千葉時代に)100試合のセレモニーのときは、相手が水戸でしたが点を取りました。今回も神戸、(川崎)フロンターレ相手に点を取って、チームの勝利に貢献したい」と、メモリアルゲームでのゴールも虎視眈々と狙っている。 最後に、緑の背番号10は「前回神戸に勝ちましたが、あまり勝てるような内容ではないけど勝ったみたいな感じだったので、今回ホームでしっかり自分たちのやるべきことをやって、勝ちにふさわしい形でしっかり勝てたら、チームとしてもっと成長できる」と、内容にもこだわった上で王者相手のシーズンダブルを誓った。 2024.11.09 20:00 Sat3
槙野智章の引退試合の出場選手が発表! 「MAKINO JAPAN」の監督は本田圭佑、「KOBE STARS」にはポドルスキの名前も!
ヴィッセル神戸は16日、元日本代表DF槙野智章の引退試合「槙野智章 大感謝祭 ~1日限りのワッショイ劇場~」の出場選手を発表した。 サンフレッチェ広島、ケルン、浦和レッズ、そして神戸と4つのクラブで現役時代を過ごした槙野。日本代表としても2018年のロシア・ワールドカップに出場し、そのキャラクターも相まって愛される選手として引退した。 引退後はタレント業や解説者、そして現在は品川CCで監督も務める槙野氏。12月14日(土)に引退試合が行われる中、出場選手が発表された。 カードは「MAKINO JAPAN」と「KOBE STARS」の対戦に。「MAKINO JAPAN」は、日本代表で共にプレーした選手たちで構成され、監督は本田圭佑が務めることに。メンバーでは、現役選手ではMF香川真司(セレッソ大阪)、MF乾貴士(清水エスパルス)、MF原口元気(浦和レッズ)、DF森重真人(FC東京)、GK西川周作(浦和レッズ)らが参加。また神戸の選手でもある、FW大迫勇也、FW武藤嘉紀、DF酒井高徳らも参加する。 また、「KOBE STARS」は吉田孝行監督が指揮を執り、神戸の選手が多数出場。また、先日ケルンで記念試合を行い今季限りで引退する元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキや現在は横浜F・マリノスでプレーするGK飯倉大樹、北海道コンサドーレ札幌のDF大﨑玲央、MF小林祐希、ベガルタ仙台のMF郷家友太らが参加する。なお、今後追加で参加する選手は随時発表されるとのことだ。 <h3>◆MAKINO JAPAN</h3> 監督:本田圭佑 選手:香川真司,乾貴士,森重真人,大迫勇也※,武藤嘉紀※,酒井高徳※,原口元気,西川周作,森脇良太,宇賀神友弥,那須大亮,柏木陽介,鈴木啓太,関根貴大,梅崎司,武藤雄樹,李忠成,興梠慎三,林彰洋,槙野智章※ <h3>◆KOBE STARS</h3> 監督:吉田孝行 選手:飯倉大樹,飯野七聖,岩波拓也,扇原貴宏,大﨑玲央,大迫勇也※,菊池流帆,郷家友太,小林祐希,酒井高徳※,櫻内渚,佐々木大樹,中坂勇哉,初瀬亮,藤本憲明,前川黛也,武藤嘉紀※,山川哲史,汰木康也,ルーカス・ポドルスキ,槙野智章※ ※は両チームでプレー 2024.10.16 23:25 Wed4
連覇狙う首位撃破で3連勝へ、東京Vの城福監督「神戸相手だからこそ、ベースに目を向けて」
東京ヴェルディの城福浩監督が、10日に味の素スタジアムで行われる明治安田J1リーグ第36節のヴィッセル神戸戦に向けた会見を実施した。 東京Vは前節、アルビレックス新潟に2-1で勝利し、今シーズン4度目の連勝を達成。順位を6位に上げている。AFCチャンピオンズリーグ出場権争いに踏みとどまるなか、残り3試合ではより上位でのフィニッシュを目指しつつ、来シーズンに繋がるような戦いを意識する。 新潟戦が前倒し開催となった影響で、中17日での開催となる今回のホームゲームでは、J1連覇へ首位に立ち天皇杯決勝進出、ACLでも無敗でグループ首位に立つ絶好調の神戸相手に3連勝を狙う。 神戸を含めACL出場チームやカップ戦上位進出チームの過密日程が問題視される一方、シーズン佳境の11月に公式戦が2試合しかない異例の状況について指揮官は、「カップ戦を負けた我々の問題」としながらもメンタル面、コンディション調整の部分での難しさを認める。 「ゲームを週1回、週2回しっかりやってきている体と、そこで日にちが空くと、やはり90分のゲームの負荷というのをかけるのは難しい。インテンシティと判断と技術と、それをケガをしないように追い込むというのはかなり難しいことで、どうしても試合勘とか、高いプレッシャーの中で判断していくことというのが、ちょっと間が空くことによってマイナスとまではいかないですけど、プラスに働くことはないというふうに思います」 「カップ戦が入っているチーム、ACLを戦っているチームは非常に過密になりますし、そうではないチーム。これはカップ戦を負けた我々の問題ですけど、そことの差が極端になるというのは、シーズン移行までなかなか難しいものがあり、各チームそういうのを抱えながら、解決していかなければいけない」 試合間隔が空きすぎる故の難しさに加え、公式戦4連勝中の神戸は直近のACLEの光州FC戦(2-0〇)でDF酒井高徳、FW大迫勇也、FW武藤嘉紀の主力3選手をベンチ外とし、過密日程の中でも勝ち点3奪取へ準備万全と言える。 アウェイでの前回対戦では1-0で競り勝っているものの、「90分のうちで1秒たりとも無駄にはできない」、「自分たちのゴール前で体を張って守らなければいけないシーンが多いかもしれない」と難しい戦いを覚悟している。 「自分たちは残り3試合すべてに勝つつもりで準備していますし、去年の覇者でもあり、現在の首位でもある神戸というのは、日本の中で間違いなく一番強いチームのうちのひとつなので、神戸相手にどれぐらいできるか。神戸相手に勝つことができれば、我々が今年やってきたことをいろんな意味で確かめることができるし、自信も持てる。順位もさらに上を望めると思うので、我々のモチベーションは非常に高いです」 「連戦の中で神戸さんはこの試合を迎えますけど、ACLでは酒井高徳と武藤と大迫をベンチにも入れずに、この試合に備えているという意味では、相当な勢いを持ってくるだろうなと。我々は幸いにもアウェイで勝つことはできましたけれども、ヴェルディ相手にダブルを食らうわけにはいかないという思いで、おそらくキックオフから相当のインテンシティで来ると思うので、我々の今の力を測るという意味で、本当に90分のうちで1秒たりとも無駄にはできない」 一方で、対戦相手を分析する時間は十二分にあり、普段通りの戦いを見せながらも相手のストロングやウィークを、より意識した戦いも想定されるところ。しかし、指揮官は「神戸のやり方に対しての対策というのは、ある意味でない」と、圧倒的なタレントが率先してハードワークを牽引するJ1王者を分析する。 「神戸さんは切り替えの速さとか、インテンシティの高さとか、それが個の技術レベルが非常に高い選手がむしろ率先してやっている。神戸のやり方に対しての対策というのは、ある意味でない。非常にベーシックなものが高いので、だからこそ神戸は去年も今年も結果を出していると思いますし、何か(対策)をやればいいという状況ではないので、我々はベースに対して、我々の求めるベースの高さでまずは対抗することが大事」 「その上で、チームの表現したいもの、個の活かし方というのは当たり前ですけど違うので、ただベースのところのヘディングの競り合いとか、コンパクトにする努力をするとか、コンパクトにしたときにはどこにリスクがあるんだとか。極めてベースのところをそのためにはボールホルダーにもプレッシャー行かなければいけないですし、お互いにそのベーシックなところをやり合うというか、その中で個性とかチームの特色というのを出し合うような試合になるのかなと思います」 ただ、そういったベーシックの部分を愚直に追求してきたことで、16年ぶりのJ1の舞台で大躍進と言えるサプライズを起こしてきたチームにとっては、ある意味でそういった勝負は臨むところ。指揮官としてもその部分では一歩も引く気はない。 「ベースの高さというのは我々の日常から意識していることなので、神戸戦を戦ってみて、相手のプレッシャーの強さやインテンシティの高さを感じるということは、我々の日頃のスタンダードが低いということ。なので、キックオフの笛が鳴って驚くことがないというのが、我々のチーム作りの目標なので、判断の質とかスピード、それが高いインテンシティ、連続性の中で行えるようなトレーニングをしてきた。むしろ神戸さん相手だからこそ、ベースに目を向けて、ここをもっと高めなければ勝負にならないというような準備をしてきました」 前々節の浦和レッズ戦でJ1残留を確定させ、直後の新潟戦ではさらなる高みを目指すという明確なメッセージを示した東京V。 城福監督は「我々が見せたいサッカー、我々の野心、我々が今シーズン残留だけを目指したわけではないということがどういうことなのか。それを見せる残り3試合。特に相手が首位の神戸なので、選手のモチベーションが非常に高いと思っていますし、サポーターとともに、あとホームで2試合戦えるので、悔いのない試合をしたい」と、自分たちのスタイルを貫いた上での首位撃破を誓った。 2024.11.09 19:30 Sat5
「切り替えてやるしかない」 土壇場被弾の神戸・吉田孝行監督、J1連覇かかる残り2試合へ 「勝ち続けるしかない」
ヴィッセル神戸の吉田孝行監督がドローを振り返った。 10日、神戸は明治安田J1リーグ第36節で東京ヴェルディと対戦。2連覇に向け首位を走るなか、アウェイで2連勝を目指した。 大迫勇也、酒井高徳とチームの柱が欠場したが、山口蛍が8試合ぶりに復帰というなか、開始7分に右CKの二次攻撃から山川哲史のボレーで先制。だが、後半アディショナルタイムにマテウス・トゥーレルのクリアミスによるオウンゴールで追いつかれ、1-1のドローに終わった。 結果的に2位サンフレッチェ広島が敗れたため、3ポイント差に突き放したが、吉田監督は試合後、切り替えるしかないと語った。 「まず前半に関しては良い時間帯で先制点が取れたんですけど、その後に少しボールを持たれるシーンも多くなって、それほどうちの守備が良かったわけでもなかった。相手のボランチを自由にさせてという展開になったと思います」 「攻撃のところはもう少し起点ができて、自分たちの時間ができればよかった。あるいは速攻で攻めきるというのが数多くあればよかったんですけど、その回数は少なかったかなと思います」 「後半もそういうところを修正しながらやったんですけど、最後のところは自分自身も反省するところがあるし、仕方ないなと思います。だけど、残り2試合は切り替えてやるしかないと思うし、勝ち続けるしかないと思う。そこに集中してやるだけです」 また、反省点として、オウンゴールのトゥーレルに限らず、全員で細部を詰めていく必要があると述べた。 「まず相手のやり方が徹底されてたというか。うちがプレスに来るのもわかったと思うし、そこを背後のボールだったり、大きなサイドチェンジのボールでかなり使ってきたと思う。それでどうしても戻らなければいけなくなり、構える時間っていうのもあった」 「相手のボールホルダーに少し行けなかったと思うし、相手のボランチはいろいろローテーションしながらやっていた。そのあたりを経由されて、相手に気持ちよく持たせてしまった。そこは反省するところかなと思います」 「自分も含めてもっと徹底しなければいけない。ゲームの終わらせ方にしても、そのプレーだけではなくもっと前からのプレーが原因だったと思う。そこの部分をもっと自分が徹底しないといけないし、選手もしないといけないと思う」 「ただもう終わったことは仕方ないので、気持ちを切り替えて。こういうちょっとした差で失点してしまうので、そこは本当に切り替えていきたいなと思います」 さらに、大迫と酒井の不在の影響についてもケガによる欠場だと明かしたが、その穴を全員で補ったと振り返っている。 「それほど大きなケガではないんですけど、今回の試合に出られる状況ではなかったという。ギリギリのところを攻めたんですけど、今回は間に合わなかったです」 「もちろん、いたらと思うシーンはあるかもしれないけど、試合に出られない選手をどうこう言っても仕方ない。今日のメンバーでハードワークしてくれた。もちろんいてくれたら助かるっていう部分もありますけど、みんながんばってくれたと思います」 一方、戦列を離れていたキャプテンの山口にも終盤からのプレーとなったが、戻ってきたことが精神的に大きいと考えているようだ。 「キャプテンが戻ってきたっていうのはチームにとっては大きいです。もう少し長い時間出場させてあげればよかったんですけど、勝ってる状況で、非常に緊迫した状況でもあった。他の選手の状態もよかったし、出場時間は短かったです」 「ただ、試合に戻ってきたっていうことに大きな意味があると思う。ここからまたみんなでしっかり競争していきたいなと思います」 <span class="paragraph-title">【動画】山川哲史が2戦連発! 神戸に先制点もたらす</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>J1王者になるための強烈な一撃!<br>\<br><br>コーナーキックから相手のクリアボールを<a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B1%B1%E5%B7%9D%E5%93%B2%E5%8F%B2?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#山川哲史</a> が胸トラップからのボレーシュートを<br>決め、神戸が早い時間に先制点を獲得!<br><br>明治安田J1第36節<br>東京V×神戸<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%9D%B1%E4%BA%ACV%E7%A5%9E%E6%88%B8?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#東京V神戸</a> <a href="https://t.co/l1EuV4PWUh">pic.twitter.com/l1EuV4PWUh</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1855480697106145524?ref_src=twsrc%5Etfw">November 10, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.10 19:51 Sunケルンの人気記事ランキング
1
元ケルン守護神のホルンがブンデス帰還! ザルツブルク退団を経てボーフム入り
ボーフムは1日、ドイツ人GKティモ・ホルン(31)の加入を発表した。契約は2026年夏までの2年。背番号「1」をつける。 ホルンは2023年夏にアカデミー時代から数えて21年を過ごしたケルンを契約満了で退団。半年のフリー期間を経て、今年1月に今季いっぱいの契約でレッドブル・ザルツブルクに加入したが、オーストリア・ブンデスリーガのラスト3試合に出場した以外で出番なく、退団の運びとなった。 通算201試合の出場数を誇るブンデスリーガに帰還の31歳GKはクラブ公式HPで「ボーフムは対戦するとき、いつも嫌な相手だった。僕はファンや街のボーフムに対する強い思いが好きだ。練習から全力を尽くし、スポーツ面の目標を成し遂げるために自分の役割を果たしたい」と語った。 ボーフムのGK陣ではマヌエル・リエマンがいるが、アンドレアス・ルーテとミヒャエル・エッサーが去り、ニクラス・ティーデもレンタル移籍。ドイツ『スカイ』によると、新シーズンではホルンが正守護神になるとみられる。 2024.08.02 15:55 Fri2
ドルトムント、今夏加入のMFメリノを今冬にレンタルで放出か? 大迫所属のケルンが関心
▽ドルトムントは、今冬の移籍市場でU-21スペイン代表MFミケル・メリノ(20)を武者修行に出すことを検討しているようだ。ドイツ『Reviersport』が報じている。 ▽今夏の移籍市場でオサスナから加入したメリノだが、ここまでは度重なるケガ人の影響などで、ブンデスリーガ3試合に出場したものの、トーマス・トゥヘル監督の信頼を得ることができていない。 ▽そのため、クラブはメリノに定期的な出場機会を与えるため、今冬の移籍市場で他クラブへのレンタル移籍を検討しているようだ。メリノ個人は古巣オサスナへの帰還を希望しているといわれているが、その一方で守備的ポジションの補強を目指すケルンが同選手への関心を示しているようだ。 2017.01.02 04:51 Mon3
内田篤人、大迫勇也が故郷に自身がプロデュースするコンディショニングラボを6月にオープン
▽シャルケに所属する元日本代表DF内田篤人、ケルンに所属する日本代表FW大迫勇也が、それぞれの故郷で自らがプロデュースするコンディショニングラボ(整骨院×トレーニング施設)をオープンすることとなった。所属事務所が発表した。 ▽内田は地元である静岡県静岡市の静岡駅近郊に「ウチダラボ」、大迫は地元である鹿児島県鹿児島市の鹿児島中央駅近郊に「オオサコラボ」をオープンすることとなる。 ▽今回のコンディショニングラボの目的は、「学生など未来のアスリートをサポート」、「健康的に身体を整えたい方のサポート」、「老若男女、誰もが訪れる地域に根ざした場所の提供」の3点で、ケガからの回復やケガ予防となる体の使い方、パフォーマンス向上、身体のメンテナンス、正しい姿勢、リラクゼーションなどが行えるとのことだ。 ▽サービスとしては、整骨院事業(保険診療及び保険適用外診療)、オリジナルプログラムによるトレーニング事業が行われ、内田、大迫のパーソナルトレーニングを長年サポートしている株式会社リガトアと提携し、店舗運営やトレーニングプログラムの開発などを行っていく。 ▽オープンは6月17日(土)の午前中を予定している。内田、大迫の両選手は今回のコンディショニングラボオープンについてコメントしている。 <span style="font-weight:700;">◆内田篤人</span>(シャルケ) 「2015/16シーズン、僕は怪我の影響で1試合もピッチに立つことができませんでした。サッカー選手にとって、怪我をせずにプレーし続ける事は難しいですが、怪我をしてしまった時のケア、怪我を予防するための身体の使い方などをきちんと提供できる場所を作りたいという思いで、このラボを作ることに決めました」 「地域の方々はもちろん、静岡から世界へ飛び出していくアスリートたちをサポートできれば嬉しいです。部活生が「ウッチーラボ行こうよ」なんて話している姿を今から想像しています」 <span style="font-weight:700;">◆大迫勇也</span>(ケルン) 「高校卒業後、鹿島とドイツで暮らしてきましたが、ずっと鹿児島のために何かできることはないか考えていました。また、ドイツでプレーをする中で、海外の選手に勝てるよう個人的にトレーニングを続けていて、最近はその成果が出てきていると感じています」 「僕自身が効果を実感しているトレーニングを鹿児島の皆さんにも還元したい、地域の皆さんが気軽に足を運べて、身体のケアやトレーニングができる環境を作りたいという気持ちで、オオサコラボを作ります。このラボが鹿児島の皆さんのお役に立てる場所になれたら嬉しいです」 2017.04.10 10:11 Mon4
ケルン、ライプツィヒからU-21ドイツ代表MFを獲得!
ケルンは24日、RBライプツィヒからU-21ドイツ代表MFエリック・マルテル(20)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月30日までの4年となる。 ライプツィヒのアカデミー育ちのマルテルは、センターバックもこなす188cmの守備的MF。2020年12月に行われたDFBポカールのアウグスブルク戦でトップチームデビューを果たしたが、以降は出番に恵まれず。2021年1月にオーストリア・ウィーンへ1年半のレンタルに出されると、ここまで公式戦55試合に出場し、4ゴール5アシストの数字を残していた。 ドイツの世代別常連でもあるホールディングMFには国内外からオファーが届いていたものの、母国のトップリーグでのプレー機会を求めたマルテルは、ケルンという堅実な移籍先を選択した。 2022.06.24 20:16 Fri5