レーティング:マルセイユ 2-0 ザルツブルク《EL》
2018.04.27 06:11 Fri
▽ヨーロッパリーグ(EL)準決勝1stレグ、マルセイユvsザルツブルクが26日にベロドロームで行われ、ホームのマルセイユが2-0で先勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。
▽マルセイユ採点
16 プレ 6.5
足下の拙さが目立ったが、圧巻のシュートストップにエリア内ではベテランらしい冷静な対応が光った
DF
17 B・サール 6.5
チームがボールを保持する時間が長くストロングポイントのドリブルやパスでアクセントになった
23 ラミ 6.5
急造最終ラインの中でバランスを意識したプレーを継続。相棒のグスタボを献身的にカバー
19 グスタボ 6.5
ラミとの役割分担をハッキリさせて中盤のような潰しに行くプレーで好守連発。ビルドアップの質も高かった
攻撃面ではいまひとつもファン・ヒチャンをうまく抑え込んだ
MF
26 トヴァン 6.5
“神の手”ゴールで先制点を奪取。パイエと共に鋭い仕掛けで再三の決定機を創出
(→ジェルマン -)
27 マキシム・ロペス 5.5
守備の局面で後手を踏んだが、繋ぎの場面ではプレーの質、判断いずれも素晴らしかった
(→エンジエ 6.5)
投入直後に見事なフィニッシュで貴重な追加点を奪取
10 パイエ 7.0
高精度のプレースキックと冷静なラストパスで2アシスト。フリーマンとしてボールを引き出す動きや局面で数的優位を作り、チームに流れを持ってきた
8 サンソン 6.5
ボールのオン・オフに限らず、攻撃センスが光った。守備の局面でも粘り強く対応
5 オカンポス 5.5
後半立ち上がりに負傷交代するまで持ち味のスピードを生かしたプレーを攻守両面で披露。ただ、ゴール前に入っていく動きがもう少し欲しかった
(→アンギッサ 6.0)
攻撃的なメンバー構成の中で持ち味のハードな守備でうまくバランスを整えた
FW
11 ミトログル 5.5
前線でクロスやロングボールのターゲットに。身体を張ったが、やや周囲との呼吸が合わなかった
監督
ガルシア 6.5
攻撃的なメンバー構成で相手のプレッシングサッカーを打ち破って決勝進出に王手
▽ザルツブルク採点
33 ヴァルケ 5.0
1失点目では飛び出しの判断を誤る。それ以外は無難にまとめた印象
DF
22 ライナー 5.5
カットインから際どいシュートを放つなど、攻守に積極的なプレーを披露
15 ラマーリョ 5.5
相手の細かいパスワークに苦戦も最後の場面ではきっちり身体を張った
5 カレタ=カル 5.0
サイドにつり出される場面が散見。相手の中への枚数が少なかったことで大ケガにはならず
17 ウルマー 5.5
マッチアップしたトヴァンに押し込まれ続けるも高精度の左足のキックでチャンスも作った
MF
4 ハイダラ 5.5
高い身体能力を生かして相手ボールホルダーにプレッシャーをかけ続けた。攻撃面での貢献がもう少し欲しかった
(→ヤボ -)
8 サマッセコウ 5.5
中盤の底でスペースを埋めていたが、流動的な相手の攻撃をなかなか捕まえ切れず
13 ヴォルフ 5.5
守備の局面でハードな対応を続け、プレッシングのスイッチ役を担った。ただ。攻撃面ではなかなか見せ場を作れなかった
(→シュラーガー 5.0)
積極的にボールに関与したが打開力に欠けた
14 バロン・ベリシャ 5.5
攻守に最低限の仕事はこなしたが、持ち味の正確なプレースキックを披露する場面はほとんどなかった
FW
9 ダブール 5.5
サイドに流れて起点を作るなど工夫は見られたが、決定的な仕事はできず
19 ファン・ヒチャン 4.5
大舞台で気後れしたか、消極的なプレーや不用意なロストが散見
(→グルブランドセン 5.5)
絶妙な抜け出しからほぼ完璧なボレーもポストに阻まれる
監督
ローズ 5.0
相手の急造最終ラインに対してやや無策だった
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
パイエ(マルセイユ)
▽持ち味のチャンスメーク力を遺憾なく発揮して全ゴールをアシスト。流れの中でも効果的なプレーが多くエースFWトヴァンと共にレ・ブルー復帰を後押しする声も上がっている。
マルセイユ 2-0 ザルツブルク
【マルセイユ】
トヴァン(前15)
エンジエ(後18)
▽マルセイユ採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK16 プレ 6.5
足下の拙さが目立ったが、圧巻のシュートストップにエリア内ではベテランらしい冷静な対応が光った
DF
17 B・サール 6.5
チームがボールを保持する時間が長くストロングポイントのドリブルやパスでアクセントになった
急造最終ラインの中でバランスを意識したプレーを継続。相棒のグスタボを献身的にカバー
19 グスタボ 6.5
ラミとの役割分担をハッキリさせて中盤のような潰しに行くプレーで好守連発。ビルドアップの質も高かった
18 アマヴィ 6.0
攻撃面ではいまひとつもファン・ヒチャンをうまく抑え込んだ
MF
26 トヴァン 6.5
“神の手”ゴールで先制点を奪取。パイエと共に鋭い仕掛けで再三の決定機を創出
(→ジェルマン -)
27 マキシム・ロペス 5.5
守備の局面で後手を踏んだが、繋ぎの場面ではプレーの質、判断いずれも素晴らしかった
(→エンジエ 6.5)
投入直後に見事なフィニッシュで貴重な追加点を奪取
10 パイエ 7.0
高精度のプレースキックと冷静なラストパスで2アシスト。フリーマンとしてボールを引き出す動きや局面で数的優位を作り、チームに流れを持ってきた
8 サンソン 6.5
ボールのオン・オフに限らず、攻撃センスが光った。守備の局面でも粘り強く対応
5 オカンポス 5.5
後半立ち上がりに負傷交代するまで持ち味のスピードを生かしたプレーを攻守両面で披露。ただ、ゴール前に入っていく動きがもう少し欲しかった
(→アンギッサ 6.0)
攻撃的なメンバー構成の中で持ち味のハードな守備でうまくバランスを整えた
FW
11 ミトログル 5.5
前線でクロスやロングボールのターゲットに。身体を張ったが、やや周囲との呼吸が合わなかった
監督
ガルシア 6.5
攻撃的なメンバー構成で相手のプレッシングサッカーを打ち破って決勝進出に王手
▽ザルツブルク採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK33 ヴァルケ 5.0
1失点目では飛び出しの判断を誤る。それ以外は無難にまとめた印象
DF
22 ライナー 5.5
カットインから際どいシュートを放つなど、攻守に積極的なプレーを披露
15 ラマーリョ 5.5
相手の細かいパスワークに苦戦も最後の場面ではきっちり身体を張った
5 カレタ=カル 5.0
サイドにつり出される場面が散見。相手の中への枚数が少なかったことで大ケガにはならず
17 ウルマー 5.5
マッチアップしたトヴァンに押し込まれ続けるも高精度の左足のキックでチャンスも作った
MF
4 ハイダラ 5.5
高い身体能力を生かして相手ボールホルダーにプレッシャーをかけ続けた。攻撃面での貢献がもう少し欲しかった
(→ヤボ -)
8 サマッセコウ 5.5
中盤の底でスペースを埋めていたが、流動的な相手の攻撃をなかなか捕まえ切れず
13 ヴォルフ 5.5
守備の局面でハードな対応を続け、プレッシングのスイッチ役を担った。ただ。攻撃面ではなかなか見せ場を作れなかった
(→シュラーガー 5.0)
積極的にボールに関与したが打開力に欠けた
14 バロン・ベリシャ 5.5
攻守に最低限の仕事はこなしたが、持ち味の正確なプレースキックを披露する場面はほとんどなかった
FW
9 ダブール 5.5
サイドに流れて起点を作るなど工夫は見られたが、決定的な仕事はできず
19 ファン・ヒチャン 4.5
大舞台で気後れしたか、消極的なプレーや不用意なロストが散見
(→グルブランドセン 5.5)
絶妙な抜け出しからほぼ完璧なボレーもポストに阻まれる
監督
ローズ 5.0
相手の急造最終ラインに対してやや無策だった
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
パイエ(マルセイユ)
▽持ち味のチャンスメーク力を遺憾なく発揮して全ゴールをアシスト。流れの中でも効果的なプレーが多くエースFWトヴァンと共にレ・ブルー復帰を後押しする声も上がっている。
マルセイユ 2-0 ザルツブルク
【マルセイユ】
トヴァン(前15)
エンジエ(後18)
マルセイユの関連記事
UEFAヨーロッパリーグの関連記事
|
マルセイユの人気記事ランキング
1
インテルがルイス・エンヒキと5年契約で個人間合意か、残すはマルセイユとの交渉に
インテルがマルセイユのブラジル人FWルイス・エンヒキ(23)の獲得に迫っているようだ。フランス『フット・メルカート』が報じている。 母国ブラジルのトレッス・パッソスでキャリアをスタートしたルイス・エンヒキ。レンタル先のボタフォゴFRで台頭し、バイエルンやユベントスの関心も集めたなか、2020年にマルセイユへ完全移籍した。 その新天地では左右のウイング、右ウイングバックを主戦場に準主力を担った一方、ボタフォゴへのレンタル移籍も経験。ローンバックした2023-24シーズン後半戦で定位置を掴むと、ロベルト・デ・ゼルビ新監督を迎えた今季は開幕から完全な主力を担い、ここまで公式戦30試合9ゴール7アシストを記録している。 そんなルイス・エンヒキには、今夏にウイングバックの強化に動いているインテルが注目。『フット・メルカート』によると、すでに選手個人とは2030年までの5年契約で合意に至ったとのこと。 また、クラブ間では2400万ユーロ+ボーナス400万ユーロの総額2800万ユーロ(約45億4000万円)のオファーを提示。しかし、3000万~3500万ユーロ(約48億6400万~56億7500万円)を要求するマルセイユ側との交渉はまだ続いているという。 なお、ルイス・エンヒキにはインテルのほかにも、バイエルンが関心を示していたが、選手がインテルへの移籍を希望したため破談に終わったと報じられていた。 2025.04.22 09:15 Tue2
ガスペリーニ監督直々のご指名…アタランタがアルゼンチン代表CBバレルディに関心
アタランタがマルセイユのアルゼンチン代表DFレオナルド・バレルディ(25)に関心を寄せ始めたようだ。 バレルディは最新のアルゼンチン代表メンバーに名を連ねるセンターバック。19歳で加入したドルトムントには定着できず、20-21シーズンからマルセイユへ移り、今季はヨーロッパリーグ(EL)準決勝・アタランタ戦に出場した。 左右両足を遜色なく操るビルドアップ能力、対人能力、リーダーシップ等はいま欧州で高く評価されているようで、つい先日にはフランス国内で「バレルディにアトレティコ・マドリーから関心」との報道も。 イタリア『カルチョメルカート』によると、どうやらアタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督は、自らの目で確かめた上でバレルディを気に入った様子。具体的な情報はないが、大変大きな感銘を受けた様子と伝えられる。 イタリア系でパスポートも保有するバレルディの市場価値は推定2000万ユーロ(約33.9億円)、マルセイユとの契約は2026年6月までとなっている。 2024.06.13 13:55 Thu3
マルセイユがラポルテ獲得に再挑戦へ? 必須条件は来季CLストレートイン
マルセイユがアル・ナスルのスペイン代表DFアイメリク・ラポルテ(30)の獲得に動くようだ。フランス『La Provence』が報じている。 アスレティック・ビルバオで台頭し、マンチェスター・シティでもセンターバックや左サイドバックの準主力として活躍したラポルテ。ただ、2023年8月にはシティで出場機会を失っていたなか、高額なサラリーに惹かれてポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを擁するサウジアラビアの強豪へ新天地を求めた。 先日のAFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)の準決勝では川崎フロンターレ相手に失点に関与する失態もあったベテランDFだが、依然としてヨーロッパの強豪クラブからの引きはあり、選手自身もヨーロッパ帰還を希望するなかで今夏の去就に注目が集まっている。 そんななか、ラポルテに対しては今年1月にも関心を示していたマルセイユが再び獲得に向けた動きを見せているという。 『La Provence』によれば、ロベルト・デ・ゼルビ監督とスポーツディレクターのメディ・ベナティア氏は、ディフェンスラインに経験とリーダーシップに優れる選手の獲得を目指しており、現時点でラポルテが有力な候補の一人となっているとのことだ。 年俸面の交渉に加えて、獲得条件として重要なのは来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)ストレートイン。マルセイユは残り2試合となった今シーズンのリーグ・アンで2位に位置するが、6位のストラスブールまで勝ち点2差の中にリール、ニース、モナコと4チームがおり、CLリーグフェーズストレートインが可能な3位フィニッシュへ気が抜けない状況にある。 ただ、仮にこの問題をクリアできれば、ラポルテは2026年まで残すアル・ナスルとの契約を解除し、今夏のマルセイユ加入を選択する可能性は十分にあるようだ。 2025.05.07 19:00 Wed4
ラビオが古巣PSGから卑劣チャント「亡くなった父親を侮辱するなんて…」、マルセイユは訴訟へ
マルセイユのフランス代表MFアドリアン・ラビオが古巣パリ・サンジェルマン(PSG)のサポーターから侮辱を受け、自身のSNSでPSGを非難した。 ラビオは16日にパルク・デ・プランスで行われたリーグ・アン第26節PSG戦に先発。フル出場していたが、PSGサポーターが陣取るスタンドで自身と家族に対する侮辱を示す横断幕が掲げられていた。 パリ出身で2012年から2019年までPSGに在籍して活躍した中、ユベントスを経てライバルクラブのマルセイユに移籍したことに腹を立てた一部サポーターによる暴挙だったが、ラビオはSNSで次のようにコメントした。 「母親と亡くなった父親を侮辱するなんて…。いつかは全てを償わなければならない。天国に持っていくことはできない。ナセル(PSG会長)、世界中のお金、それ以上を持っていたとしても品格は買えない」 また、マルセイユも今回の件を受け「PSGとの試合で観客席に掲げられた横断幕や侮辱的、人種差別的チャントを可能な限り強い言葉で非難する。そしてラビオの家族を標的とした個人攻撃は卑劣で容認できない。ラビオの家族に対する全面的なサポートと最大限の連帯を提供したい。彼らがXに対して起こした訴訟に加わることを発表する」と声明を出し、PSGのウルトラスを痛烈に非難した。 2025.03.18 12:00 Tue5