5連勝バレンシア撃破のバルサがCL敗退ショックを払拭! リーガ新記録の39戦連続無敗!《リーガエスパニョーラ》

2018.04.15 01:12 Sun
Getty Images
▽リーガエスパニョーラ第32節、バルセロナvsバレンシアが14日にカンプ・ノウで行われ、ホームのバルセロナが2-1で勝利した。
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▽前節、レガネス相手にエースFWメッシのハットトリックの活躍で3-1の快勝を収めたバルセロナ(勝ち点79)はレアル・ソシエダに並ぶリーガ連続無敗記録(38試合)を達成。しかし、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのローマ戦では0-3でまさかの大敗。カンプ・ノウでの1stレグを4-1で勝利しながら、3点差をひっくり返されるクラブ史上初の失態を演じてベスト8での敗退を強いられた。痛すぎる敗戦からのバウンスバックとリーガ連続無敗記録更新が懸かるこの一戦に向けてはローマ戦から先発2人を変更。ネウソン・セメドに代わってコウチーニョ、右手骨折でベンチ外のラキティッチに代わってパウリーニョが起用された。
▽一方、前節のエスパニョール戦をFWロドリゴ・モレノの5試合連続ゴールで1-0の勝利を収めた3位のバレンシア(勝ち点65)は5連勝中で直近8勝1分けと絶好調だ。傷心の首位チーム相手に6連勝を目指すチームはエスパニョール戦からモントーヤ、ザザに代えてヴェゾ、サンティ・ミナを起用した。

▽ローマ戦の大敗を受けて重苦しい空気が漂う中でスタートしたカンプ・ノウでの上位対決。立ち上がりからコンディションの良さを窺わせるアウェイのバレンシアは4分、ボックス手前左でガヤからパスを受けたゴンサロ・ゲデスが強烈な右足のシュートを放つが、ここはGKテア・シュテーゲンがファインセーブで凌ぐ。

▽すると、直後の5分にはバルセロナに決定機。左サイド深くでジョルディ・アルバとパス交換したイニエスタがそのままボックス左ライン際まで持ち込んでマイナスにパス。これにスアレスが反応するがうまくボールをミートできない。続く13分にはスアレスのスルーパスに抜け出したジョルディ・アルバがボックス内でGKと一対一になるが、コースを消された中で放ったシュートはGKネトに防がれる。
▽それでも、徐々に良い流れを作り始めたバルセロナは15分、元リバプールのホットラインが開通する。右サイドのセルジ・ロベルトにサイドチェンジが通ると、セルジ・ロベルトはボックス手前のコウチーニョにマイナスのパス。これを受けたブラジル代表MFは中央からニアのスペースへ絶妙な飛び出しを見せたスアレスに丁寧なラストパスを通すと、スアレスは右足の素早い振り抜きでニアを破った。

▽相手の流れの中で我慢できなかったバレンシアだがすぐさま反撃を開始。20分、ボックス内でルーズボールに反応したゲデスが再び右足を振り抜くが、このシュートはわずかに枠の左に外れた。さらに24分にはGKテア・シュテーゲンのビルドアップのミスを奪ったソレールからゴール前でパスを受けたロドリゴに絶好の同点機。だが、至近距離から放った右足のシュートはテア・シュテーゲンに驚異的な反応で触られて惜しくもクロスバーを叩いた。

▽その後は互いにカウンターから決定機を作り合うオープンな展開が続く。この流れの中でバルセロナはゴール前に飛び込んだメッシが2度に渡ってヘディングシュートを試みるが、いずれも枠に飛ばすことができない。一方、バレンシアもゲデスのスピードを生かしたカウンターからフィニッシュまで持ち込むが、44分にロドリゴの放ったシュートが正面を突くなどややフィニッシュの甘さが目立った。

▽バルセロナの1点リードで迎えた後半もオープンな展開が続く。50分には自陣左サイドで足を滑らせたDFユムティティからボールを奪ったサンティ・ミナが2対1のショートカウンターからロドリゴにラストパス。ボックス左に持ち込んだロドリゴがGKをつり出してシュートを狙うが、これはゴールカバーに入っていたDFピケにクリアされる。

▽すると、ピンチを凌いだバルセロナは直後に先ほどミスを犯したユムティティが汚名返上の一発を決める。51分、右CKの場面でキッカーのコウチーニョがアウトスウィングのクロスを入れると、ニアでDFガブリエウに競り勝ったユムティティのヘディングシュートがGKネトの手を弾いてゴールネットに吸い込まれた。

▽前半に続いて効率よい攻めで追加点を手にしたバルセロナは気落ちするバレンシア相手に畳みかける攻めを見せる。59分にはスアレスとの連係からボックス付近でパスを受けたコウチーニョが惜しいシュートを放つと、65分にはブスケッツの左クロスをメッシが見事な左足ダイレクトボレー。70分にはメッシとのパス交換からボックス右でフリーのイニエスタが再びダイレクトボレーを放つが、いずれのファインフィニッシュも3点目とはならず。

▽一方、ロドリゴの立ち上がりのビッグチャンス以降、流れの中でチャンスを作れないバレンシアは67分にパレホの直接FKで相手ゴールを脅かすも、このシュートはわずかにクロスバーの上を越える。流れを変えたいマルセリーノ監督はゲデス、サンティ・ミナを下げてアンドレアス・ペレイラ、ビエットを続けて投入。だが、この交代策もうまく機能しない。

▽一方、3点目こそ奪えないものの余裕の試合運びを見せるバルセロナは79分にコウチーニョを下げてデンベレ、84分にイニエスタを下げてデニス・スアレスを投入して試合をクローズにかかる。だが、87分にはボックス内でクロスを上げたガヤをデンベレがアフターチャージで倒してしまい、痛恨のPK献上。キッカーのパレホが右を狙ったシュートはGKテア・シュテーゲンが完璧に読み切るもボールが脇の下を抜けてゴールネットに吸い込まれる。この失点で試合最終盤はバタバタした展開となるが、何とかリードを守り切って2-1の勝利。5連勝中の難敵バレンシアに競り勝ったバルセロナがCL敗退のショックを振り払い、リーガ新記録となる39試合連続無敗という偉大な記録を樹立した。

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退任発表のチャビ監督が一転してバルサで続投決定! 来季も指揮に意欲「プロジェクトはまだ終わっていない」、続投決断の理由も語る

バルセロナは25日、チャビ・エルナンデス監督(44)の続投を発表した。 25日にトレーニング施設のジョアン・ガンペールでジョアン・ラポルタ会長が会見を行い、発表した。 「チャビがファーストチームの監督として続けていくことを発表でき、とても嬉しく思う」 「常にバルサの利益を見ている。チャビが続投することはとても良いニュースだ」 また、チャビ監督も同席。「やる気と期待感に溢れており、フロント、スタッフ、そして選手たちからの信頼感がある。それがバルサのベンチで続投するためのカギとなった」と、続投する決断の理由を語った。 チャビ監督は2021年11月にバルセロナの監督に就任。就任2年目にラ・リーガのタイトルを獲得していた。 しかし、今シーズンは苦戦が続き、1月にはコパ・デル・レイ、スーペル・コパで敗退。タイトルを逃すと、ラ・リーガのビジャレアル戦で大敗を喫し、その後に今シーズン限りでの退任を電撃発表して話題となっていた。 その後、何度となく続投への意思を聞かれても否定してきたチャビ監督だったが、バルセロナのフロント陣は引き留めに尽力。最終的には説得に成功することとなった。 チャビ監督は「プロジェクトはまだ終わっていない。続けていかなければならない」と語り、「クラブの安定を維持し、勝てるチームづくりを続けることだ」と目標を語った。 また、クラブ幹部との会談についても語り「昨日、会長とミーティングをした際、僕の進退をクラブのことを考えて預けた。会長、全てのフロント、スポーツエリアのスタッフからの信頼を感じるし、その期待感と信頼は相互のものだ」とし、自身への信頼の厚さが翻意した理由だと語った。 自身が1月に退任を口にしたことについては「方向転換を図るにあたり、あの当時は決断が正しかった」とコメント。「ただ、現在は状況が異なっている」と、様々な状況が変わったとのこと。「来年は再び期待が高まり、大きな成功を手にすることが近付くだろう」と、期待を寄せている。 <span class="paragraph-title">【写真】チャビ監督、ラポルタ会長、デコSDが手を取り合う</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ca" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/JoanLaportaFCB?ref_src=twsrc%5Etfw">@JoanLaportaFCB</a> : “És un orgull que Xavi segueixi sent l’entrenador” <br><a href="https://t.co/FOhVHXytjb">https://t.co/FOhVHXytjb</a> <a href="https://t.co/ugoEOLvyQK">pic.twitter.com/ugoEOLvyQK</a></p>&mdash; FC Barcelona (@FCBarcelona_cat) <a href="https://twitter.com/FCBarcelona_cat/status/1783480480014225543?ref_src=twsrc%5Etfw">April 25, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.25 22:02 Thu

チャビ監督が来季続投を決断…バルセロナ副会長「チャビは残るだろう」

バルセロナのチャビ・エルナンデス監督(44)が、来シーズンの続投を決断した。 ラポルタ会長やスポーツ・ディレクター(SD)のデコ氏ら首脳陣とチャビ監督の間で行われた24日の会談で、両者は2025年までの契約を履行することで合意に至ったという。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、バルセロナのラファ・ユステ副会長は「チャビは残るだろう、彼は本当に幸せだ。我々は他の監督候補と交渉を開いたことがない。それに、デコはチャビを信頼している、それは保証だ」と、チャビ監督の続投を認めたとのことだ。 ラ・マシア出身で現役時代に輝かしいキャリアを残したチャビ監督は、ロナルド・クーマン前監督の解任に伴い2021年11月に指揮官として古巣に帰還。就任2年目にラ・リーガのタイトル奪還に成功し、今シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ突破に導いた。 しかし、今シーズンはラ・リーガでの苦戦に加え、今年1月にコパ・デル・レイ、スーペル・コパ・デ・エスパーニャでタイトルを逃すと、同月末に大敗したラ・リーガ第22節のビジャレアル戦後に今季限りでの退任を電撃発表。 その後、チームはチャンピオンズリーグ(CL)でベスト8敗退に、先日のエル・クラシコでの敗戦によってラ・リーガ連覇の可能性もほぼ潰えたが、チャビ監督の退任発表後はチームパフォーマンスの改善に、DFパウ・クバルシらカンテラーノの台頭など状況は好転しつつあった。 また、財政難のクラブにとって新指揮官招へいは財政面のリスクが大きく、噂される候補の招へいが難航していたこともあり、ジョアン・ラポルタ会長ら首脳陣は一時退任の意向を示していたチャビ監督の意思を尊重する意思を示したものの、ここ最近に入って改めて続投を要請。 これに対して徐々に態度を軟化した指揮官が最終的に当初の辞任から翻意し、続投を決断した形だ。 なお、クラブからの正式なアナウンスは25日にラポルタ会長によって発表される可能性が高いようだ。また、チャビ監督は29日に行われるバレンシア戦に向けた公式会見の場で、改めて自身の言葉で今回の決断を語ることになる。 2024.04.25 07:15 Thu
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