浦和が“仙台キラー”興梠の一発で遂に今季初白星! 仙台は今季初黒星《J1》

2018.04.07 17:58 Sat
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▽7日に埼玉スタジアム2002で行われた明治安田生命J1リーグ第6節の浦和レッズvsベガルタ仙台は、ホームの浦和が1-0で勝利した。

▽大槻暫定監督就任後初のリーグ戦となる浦和は、38歳ベテランの平川を今シーズン初起用。対する仙台は、ミッドウィークのルヴァンカップでシーズン初先発の中野を引き続きスタートからピッチに送り込んだ。

▽試合は5分、浦和加入後5シーズンで対仙台戦13得点を記録する男の一発で動く。後方からのラフなスルーパスに反応した興梠が平岡を振り切ってボックス左へ。右足でボールを流し込み、ホームの浦和が先制した。
▽“仙台キラー”興梠の2戦連発となるシーズン2得点目で先取した浦和は、その後も攻撃の形を見いだせずにいる仙台を尻目に攻勢。阿部勇樹が積極的にミドルレンジからシュートを放つなど、攻撃の手を緩めない。

▽1点を追う仙台は、本来のボールを繋ぐサッカーを展開し始めた57分、左サイドの永戸がセンタリング。ゴール前の石原に届くが、トラップが乱れてシュートに持ち込むことができず、決定機を不意にする。
▽続く60分、仙台は敵陣右サイドで得たFKから途中出場の梁勇基がクロスを送ると、これがゴール前の混戦を抜けてゴールマウスへ。だが、惜しくも右ポストに嫌われてしまい、またしても好機を逃した。

▽後半を通じて浦和を押し込む仙台は、69分にも途中出場の阿部拓馬が最終ラインを抜け出してビッグチャンスを迎える。だが、中への折り返しを選択すると、これを槙野が決死のカバーリング。ゴールが遠い。

▽すると、今度は浦和にカウンターから追加点のチャンス。ドリブルで中央を駆け上がった柏木のスルーパスに最終ラインの背後で反応したアンドリュー・ナバウトが押し込むが、相手GKの鋭い飛び出しに遭う。

▽その後、85分からピッチに立った森脇の負傷交代を余儀なくされた浦和だが、仙台の執拗な攻めを耐え抜き、開幕6試合目にして待望のシーズン初白星。仙台は今シーズン初の黒星を喫している。

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