【J1ピックアッププレビュー】復調気配の青黒が太陽王を迎え撃つ…中盤の門番復帰か《G大阪vs柏》
2018.03.17 08:00 Sat
▽復調気配の青黒が太陽王を迎え撃つ。18日にパナソニック スタジアム 吹田で行われる明治安田生命J1リーグ第4節のガンバ大阪vs柏レイソルは、目を覚ました感を漂わせるチームと停滞ムードの払拭を狙うチームの一戦となる。
▽降格した2012年以来2度目の開幕3連敗スタートで18年ぶりの最下位に沈むG大阪。ただ、14日に行われたJリーグ YBCルヴァンカップのグループステージ第2節で浦和レッズに4-1の快勝を収めた。これで、昨年から続く公式戦17試合未勝利という長いトンネルを脱出。さらに、2012年のセホーン体制以来となる開幕公式戦5連敗という悪夢の再来も回避した。▽レヴィー・クルピ監督は浦和戦後も「まだチームとしてのバランスが悪い」との課題を挙げたが、プレ期間中のケガで出遅れる“中盤の要”MF今野泰幸が実践復帰。ブラジル人名伯楽の駒不足という悩みが解消されつつある。7日に加入したMFマテウス・ジェズスは登録上の問題で間に合わないものの、今野という最高のカンフル剤を手にし、“難敵”柏を迎え撃つ。
◆嫌なムード払拭なるか〜柏レイソル〜
▽フィジカル的により激しい戦いが顕著なAFCチャンピオンズリーグ(ACL)との並行日程を強いられる柏。14日に敵地で行われたACLグループステージ第4節の傑志(香港)戦を後半アディショナルタイムの失点で落とした。中3日おきの過密日程による選手の疲労もだが、ショッキングな敗戦による精神面が何より気がかりなところだ。
▽これにより、柏は公式戦2試合勝ちなし。選手もしかりだが、下平隆宏監督の采配や起用もいまひとつ冴えず、暗雲垂れ込めるチーム状況だ。ただ、今節の舞台は、過去2戦全勝の相性の良さを誇るパナソニック スタジアム 吹田。過密日程の最終戦ということもあるだけに、ここで嫌なムードを断ち切る1勝を掴んでおきたい。
▽リーグ初勝利を目指すG大阪だが、今節の相手は、直近10試合でわずか2勝しか挙げられていない苦手の柏。通算対戦成績でも、18勝2分け22敗と負け数が先行している。ただ、柏は、今シーズンのここまでアウェイ3戦全敗中。相性の悪いG大阪と、アウェイで低調な柏、どちらに勝利の女神が微笑むのだろうか。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆ガンバ大阪[4-2-3-1]
DF:オ・ジェソク、三浦弦太、ファビオ、藤春廣輝
MF:市丸瑞希、遠藤保仁、ファン・ウィジョ、アデミウソン、泉澤仁
FW:長沢駿
監督:レヴィー・クルピ
▽レヴィー・クルピ監督が発する「見極め」とのワードが先発メンバーを予想しづらくしている。今回において、浦和戦で好パフォーマンスを披露したMF泉澤仁やFWファン・ウィジョを筆頭に変わらない面々が並びそうだが、今野が実践に戻っており、先発起用される可能性も十分ある。
◆柏レイソル[4-2-3-1]
DF:小池龍太、パク・ジョンス、中山雄太、ユン・ソギュン
MF:細貝萌、小泉慶、伊東純也、江坂任、キム・ボギョン
FW:クリスティアーノ
監督:下平隆宏
▽FWクリスティアーノや、MFキム・ボギョン、MF伊東純也といった傑志戦の先発から外れた主力の面々が、少しばかりの休養を経てスターターに戻る見通しだ。中盤においては、MF細貝萌とMF小泉慶のセットか。DF鎌田次郎を除いてケガ人も少なく、総力戦も可能な状況だ。
【注目選手】
◆FWアデミウソン(ガンバ大阪)
◆FW伊東純也(柏レイソル)
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◆復調ぶりは本物か〜ガンバ大阪〜▽降格した2012年以来2度目の開幕3連敗スタートで18年ぶりの最下位に沈むG大阪。ただ、14日に行われたJリーグ YBCルヴァンカップのグループステージ第2節で浦和レッズに4-1の快勝を収めた。これで、昨年から続く公式戦17試合未勝利という長いトンネルを脱出。さらに、2012年のセホーン体制以来となる開幕公式戦5連敗という悪夢の再来も回避した。▽レヴィー・クルピ監督は浦和戦後も「まだチームとしてのバランスが悪い」との課題を挙げたが、プレ期間中のケガで出遅れる“中盤の要”MF今野泰幸が実践復帰。ブラジル人名伯楽の駒不足という悩みが解消されつつある。7日に加入したMFマテウス・ジェズスは登録上の問題で間に合わないものの、今野という最高のカンフル剤を手にし、“難敵”柏を迎え撃つ。
▽フィジカル的により激しい戦いが顕著なAFCチャンピオンズリーグ(ACL)との並行日程を強いられる柏。14日に敵地で行われたACLグループステージ第4節の傑志(香港)戦を後半アディショナルタイムの失点で落とした。中3日おきの過密日程による選手の疲労もだが、ショッキングな敗戦による精神面が何より気がかりなところだ。
▽これにより、柏は公式戦2試合勝ちなし。選手もしかりだが、下平隆宏監督の采配や起用もいまひとつ冴えず、暗雲垂れ込めるチーム状況だ。ただ、今節の舞台は、過去2戦全勝の相性の良さを誇るパナソニック スタジアム 吹田。過密日程の最終戦ということもあるだけに、ここで嫌なムードを断ち切る1勝を掴んでおきたい。
◆柏はG大阪の天敵! ただ、今季アウェイ戦績は…
▽リーグ初勝利を目指すG大阪だが、今節の相手は、直近10試合でわずか2勝しか挙げられていない苦手の柏。通算対戦成績でも、18勝2分け22敗と負け数が先行している。ただ、柏は、今シーズンのここまでアウェイ3戦全敗中。相性の悪いG大阪と、アウェイで低調な柏、どちらに勝利の女神が微笑むのだろうか。
【予想スタメン&フォーメーション】
◆ガンバ大阪[4-2-3-1]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:東口順昭DF:オ・ジェソク、三浦弦太、ファビオ、藤春廣輝
MF:市丸瑞希、遠藤保仁、ファン・ウィジョ、アデミウソン、泉澤仁
FW:長沢駿
監督:レヴィー・クルピ
▽レヴィー・クルピ監督が発する「見極め」とのワードが先発メンバーを予想しづらくしている。今回において、浦和戦で好パフォーマンスを披露したMF泉澤仁やFWファン・ウィジョを筆頭に変わらない面々が並びそうだが、今野が実践に戻っており、先発起用される可能性も十分ある。
◆柏レイソル[4-2-3-1]
(C)CWS Brains,LTD.
GK:中村航輔DF:小池龍太、パク・ジョンス、中山雄太、ユン・ソギュン
MF:細貝萌、小泉慶、伊東純也、江坂任、キム・ボギョン
FW:クリスティアーノ
監督:下平隆宏
▽FWクリスティアーノや、MFキム・ボギョン、MF伊東純也といった傑志戦の先発から外れた主力の面々が、少しばかりの休養を経てスターターに戻る見通しだ。中盤においては、MF細貝萌とMF小泉慶のセットか。DF鎌田次郎を除いてケガ人も少なく、総力戦も可能な状況だ。
【注目選手】
◆FWアデミウソン(ガンバ大阪)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
▽G大阪のキープレーヤーは、FWアデミウソンだ。昨年から続くグロインペイン症候群で出遅れたブラジル人テクニシャンだが、ルヴァンカップのサンフレッチェ広島戦でカムバック。復帰3戦目の浦和戦でファン・ウィジョと泉澤を繋ぐ役周りとしてゴールに絡む活躍を見せており、徐々にフォームを取り戻し始めている。再び輝きを放ちつつある規格外のテクニックでチームをJ1初勝利に導きたい。◆FW伊東純也(柏レイソル)
(c)J.LEAGUE PHOTOS
▽柏の注目選手は、伊東だ。プレシーズンこそ得点を量産して抜群の仕上がりを見せたが、ここまで公式戦1ゴールのみ。ただ、動き自体は悪くない。先のセレッソ大阪戦でも爆発的な快速を生かした仕掛けや、ゴールに向かう積極性を随所で披露しており、相手にとって脅威な存在であることに変わりはない。チーム状況が芳しくないときこそ個の力が生きてくる。圧倒的な攻撃センスでチームに勝利をもたらしたい。PR
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G大阪が交通事故を報告…MFウェルトンと通訳の乗車した車が追突される被害に
ガンバ大阪は20日、MFウェルトンと通訳の木村正樹氏が交通事故に遭ったと報告した。 事故は11月20日(水)の14時頃に発生。ウェルトンと木村氏が大阪府吹田市内にて同乗していた自動車が、赤信号で停止中に後方から追突されたという。双方とも、大きなケガはないとのことだ。 事故発生後、警察や関係各所へは速やかに連絡・対応した模様。クラブは「事故再発防止に向け、あらためて選手・スタッフへの注意喚起を行うとともに、交通安全を徹底してまいります」と声明を発表している。 2024.11.20 18:25 Wed2
磐田が残留へ痛恨の連敗…G大阪は乱打戦制して4位浮上、坂本一彩が直近3戦4ゴール【明治安田J1第36節】
明治安田J1リーグ第36節の1試合が9日にヤマハスタジアムで行われ、アウェイのガンバ大阪が4-3でジュビロ磐田を下した。 今節から逆転残留へ勝負のホーム3連戦となる18位磐田がその一発目として天皇杯決勝に進み、J1でもACLE圏滑り込みを目指す5位G大阪を迎え撃った。磐田は今節もハッサン・ヒル、伊藤槙人、リカルド・グラッサの3バックで挑み、G大阪は公式戦2戦連発で3ゴールと好調の坂本一彩と宇佐美貴史の前線コンビでスタートした。 立ち上がりからうまく相手のプレスをかいくぐり、さっそくリズムを掴むG大阪は2分に倉田秋のコントロールショットがゴール右角に嫌われてしまったが、6分の左CKから大外のダワンが右足ダイレクトでネットを揺らす。だが、VARチェックにひっかかり、OFRの末にコースにいた倉田の関与が咎められ、取り消されてしまう。 救われた磐田は13分に混戦のなかで松本昌也の押し込みにかかったボールが半田陸の右腕に当たり、VARチェックに。OFRでの判断にまで持ち込まれるが、PKジャッジとはならず。それでも、23分にジョルディ・クルークスが右サイドからのクロスを送ると、渡邉りょうが右足ボレーで叩き込み、磐田が先制に成功してみせる。 だが、悪くない戦いをするG大阪は27分に左CKのチャンスを掴むと、鈴木徳真のキックにニアの半田陸がヘッドで合わせ、失点からわずか4分後に同点。さらに45+9分に左サイドの宇佐美がヒールで流すと、黒川圭介が左足でクロスを上げ、最後は大外の山下諒也がダイビングヘッドで合わせる。この豪快な一撃で前半のうちに逆転する。 後半から植村洋斗を送り込み、反撃ムードを打ち出した磐田だが、59分にG大阪が押し返す形を作ると、半田が放ったミドルのこぼれ球を倒れ込みながら対応したリカルド・グラッサのハンドを誘い、PKチャンスを奪取。キッカーに今季12ゴール目となる宇佐美が名乗りを上げると、GK川島永嗣の逆を突き、ダメ押しゴールを決める。 67分にも快速を飛ばして裏抜けの山下がネットを揺らしたG大阪だが、再びのVARでノーゴールに。またもVARを味方につけた磐田はマテウス・ペイショット、高畑奎汰の投入とともにシステムも4バックに変更するが、1最少タイの失点数を誇るG大阪の守りをこじ開け切れず。81分にはハッサン・ヒルの担架退場にも見舞われる。 その磐田だが、ジョルディ・クルークスが右サイドからクロスを送った87分にマテウス・ペイショットの落としを上原力也が右足で蹴り込み、1点差に。さらに攻め立てると、90+1分にまたもジョルディ・クルークスのクロスをファーのリカルド・グラッサが頭で落とし、ハッサン・ヒルとの交代で入った鈴木海音が同点弾を決める。 嫌なムードが漂うG大阪だが、90+3分に美藤倫がボールを持ち運び、ボックス左のイッサム・ジェバリに展開。ダイレクトでの折り返しを坂本が左足で叩き込み、G大阪が突き放す。前節、天皇杯、そして今節と打ち合いを制したG大阪は公式戦3連勝&4位浮上に成功。磐田は残留へ痛恨の連敗を喫した。 ジュビロ磐田 3-4 ガンバ大阪 【磐田】 渡邉りょう(前23) 上原力也(後42) 鈴木海音(後45+1) 【G大阪】 半田陸(前27) 山下諒也(前45+9) 宇佐美貴史(後17) 坂本一彩(後45+3) <span class="paragraph-title">【動画】坂本一彩が直近3戦4ゴールと好調! 天皇杯に続く劇的決勝弾</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">坂本 一彩(G大阪)<a href="https://twitter.com/hashtag/%EF%BC%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#Jリーグ</a> <a href="https://t.co/QvdM3aVLmr">pic.twitter.com/QvdM3aVLmr</a></p>— Jリーグ(日本プロサッカーリーグ) (@J_League) <a href="https://twitter.com/J_League/status/1855164299427430679?ref_src=twsrc%5Etfw">November 9, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.09 17:28 Sat3
G大阪が降格圏の磐田に劇的勝利、前半戦苦しんだ13位湘南や14位京都など6クラブのJ1残留が確定!
9日、明治安田J1リーグ第36節の8試合が行われた。 首位のヴィッセル神戸、2位のサンフレッチェ広島は10日に試合が控える中、3位のFC町田ゼルビアは今まで勝ったことがない国立競技場でFC東京との“新東京ダービー”を戦い、3-0で快勝。国立で初めて勝利したとともに、逆転優勝への望みを繋いだ。 熾烈な優勝争いとは真逆の残留争いも今シーズンは白熱。残留ラインの17位・柏レイソルと16位・アルビレックス新潟の直接対決は柏が勝利目前でまたしても失点。新潟はルヴァンカップ決勝同様に粘りを見せ、1-1のドローに終わった。 そんな中、降格圏の18位に位置するジュビロ磐田(勝ち点35)と5位のガンバ大阪(勝ち点60)の対戦は激闘に。試合は23分に磐田が渡邉りょうのゴールデ先制するも27分に半田陸のゴールでG大阪が同点に。前半アディショナルタイム9分には山下諒也がゴールを決めて逆転に成功する。 さらに62分には宇佐美貴史がネットを揺らして追加点。しかし、残留するためには負けられない磐田は87分に上原力也、そして91分に鈴木海音がゴールを奪い、土壇場で同点に追いつく。 残留に向けて貴重な勝ち点1を手にできるかと思われたが、G大阪は93分にパスを繋いで崩すと最後は坂本一彩が落ち着いて決めて勝ち越しに成功。G大阪が粘りを見せて勝利を収めた。 これにより、降格圏の18位・磐田は勝ち点35のまま。消化が1試合少ないものの、3試合で最大勝ち点「9」しか積み上げられないため、「44」までに。これにより、残留が確定していなかった多くのチームの残留が確定した。 磐田の敗戦により、勝ち点47の9位・名古屋グランパス、10位・アビスパ福岡、勝ち点46に伸ばした11位・横浜F・マリノス、勝ち点45の12位・川崎フロンターレ、13位・湘南ベルマーレ、14位・京都サンガF.C.までが残留決定となった。 15位の浦和レッズは10日に広島と対戦し、勝利すれば残留が確定する。 <h3>◆明治安田J1リーグ順位表(11/9時点)</h3> 1位:ヴィッセル神戸|勝ち点67/35試合/20 2位:サンフレッチェ広島|勝ち点65/35試合/30 ーーーーーACLE出場 3位:FC町田ゼルビア|勝ち点63/36試合/19 4位:ガンバ大阪|勝ち点60/36試合/10 5位:鹿島アントラーズ|勝ち点58/35試合/13 6位:東京ヴェルディ|勝ち点54/35試合/1 7位:セレッソ大阪|勝ち点52/36試合/-1 8位:FC東京|勝ち点51/36試合/5 9位:名古屋グランパス|勝ち点47/36試合/-2 10位:アビスパ福岡|勝ち点47/36試合/-4 11位:横浜F・マリノス|勝ち点46/35試合/-2 12位:川崎フロンターレ|勝ち点45/35試合/8 13位:湘南ベルマーレ|勝ち点45/36試合/-3 14位:京都サンガF.C.|勝ち点45/35試合/-12 ーーーーー残留決定 15位:浦和レッズ|勝ち点43/34試合/2 16位:アルビレックス新潟|勝ち点41/36試合/-14 17位:柏レイソル|勝ち点40/36試合/-10 ーーーーー残留ライン 18位:ジュビロ磐田|勝ち点35/35試合/-15 19位:北海道コンサドーレ札幌|勝ち点34/36試合/-20 20位:サガン鳥栖|勝ち点29/36試合/-26 ※降格決定 2024.11.09 17:59 Sat4
「ガンバの千両役者」FW宇佐美貴史が今季2度目のJ1月間MVPに選出! J2は長崎MFマテウス・ジェズス、J3は岐阜FW藤岡浩介が受賞
Jリーグは12日、10月度の「明治安田Jリーグ KONAMI 月間MVP」を発表した。 各月の明治安田Jリーグにおいて、最も活躍した選手を表彰する「明治Jリーグ KONAMI 月間MVP」。明治安田J1リーグはFW宇佐美貴史(ガンバ大阪)、明治安田J2リーグはMFマテウス・ジェズス(V・ファーレン長崎)、明治安田J3リーグはFW藤岡浩介(FC岐阜)が受賞した。宇佐美と藤岡は今季2度目、マテウス・ジェズスは今回が初受賞となる。 宇佐美は10月に出場した4試合で、2ゴール1アシストの活躍。北海道コンサドーレ札幌戦ではアディショナルタイムでの劇的な2ゴールによって、文字通りチームに勝利をもたらしていた。また、ラストパスやスルーパス、キープ成功率においても高い数字を誇っている。 選考委員会の総評と宇佐美のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「年間を通して評価できる。G大阪は彼の活躍により復活してきた」 JFA技術委員 「札幌戦であげたゴールは、技術だけでなく、バックストーリーやサポーターの思いなどを背負って成り立っているのが印象的」 槙野智章委員 「残留がかかった札幌もすごくいいゲームをしていた中、最後のPKやドリブルからのゴールは劇的だった。『サッカー人生で初めて試合後寝られなかった』と言うほど興奮したプレーであり、そういったシチュエーションでゴールを決めた」 北條聡委員 「抜群のインパクトを放ったガンバの千両役者。逆転勝利へ導いた札幌戦の2発、名古屋戦の決勝アシストと絶対的エースにふさわしい活躍」 GAKU-MC特任委員 「チームの最多得点数となる99点目(J1、J2計)というメモリアルゴールをあげたことも評価のひとつ」 ◆FW宇佐美貴史(ガンバ大阪) 「月間MVPにも選出いただき、ありがとうございます。自分でいいのかなというところが率直にはあるのですが、札幌戦の印象が大きかったのかなと思います。大阪ダービーで負けて、どん底に突き落とされた中、次戦の札幌戦、何とかチームを立ち上がらせないといけないという強い思いが自分のところにチャンスを引き寄せてくれた一つの大きな要因だったのかなと思います。そこを決め切ったことでチームの状態も上向いたので、あの試合で勝つことができて良かったです」 「今、チームはいい状態、メンタル的に燃えているような状態だと思うので、それを絶やさないようにシーズン終わりまで走っていきたいですし、リーグは出来る限り上の順位で、また天皇杯のタイトルのチャンスもあるので、必ず、全員で獲れるように頑張っていきたいです」 マテウス・ジェズスは10月の3試合で4ゴール1アシストと大暴れ。PEACE STADIUM Connected by SoftBankでの記念すべき初ゴールも記録しており、昇格争いを続けるチームの原動力となった。 選考委員会の総評とマテウス・ジェズスのコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 足立修委員長 「波に乗っている印象。シーズンを通してしっかりプレーしてきたが、最後に向けてギアを上げてきた」 JFA技術委員 「シーズン通して安定して活躍していて、今月は印象的なゴールもあった」 佐藤寿人委員 「今シーズン良いプレーが多かった。アイデアがあり、驚きのあるプレーも多く、どの試合でも得点を奪うことができる」 寺嶋朋也委員 「シーズン通した素晴らしいパフォーマンスが長崎をけん引している。中盤からポジションを最前線に上げて持ち前の攻撃力を存分に発揮。圧倒的存在感を放った」 丸山桂里奈特任委員 「4ゴール1アシストで、今月のチームの10ゴールの半分に絡んだ。新スタジアムの初ゴールというメモリアルゴールも記録」 植松隼人特任委員 「得点嗅覚が高く、ディフェンス時のポジショニングが参考になる。得点だけではなくアシストもありチームへの貢献度が高い」 ◆MFマテウス・ジェズス(V・ファーレン長崎) 「この賞はみんなの力があってこその賞だと思いますし、自分ひとりでは獲ることができなかったと思います。そして、僕たちはJ1昇格を何としても成し遂げたいです。その目標達成にむけてプレーオフ2試合も頑張っていきたいと思います!」 藤岡は10月度の4試合で6ゴール1アシストの好成績を記録。パス成功率やゴール関与パスにおいても高い数字を誇っており、攻撃面で絶大な存在感を示していた。 選考委員会の総評と藤岡のコメントは以下の通り。 ◆Jリーグ選考委員会による総評 平畠啓史委員 「1試合2ゴールが3試合で、10月6ゴール。ゴールへの嗅覚。ポジショニング。仕留める時の冷静さ。相手のミスも見逃さず、相手ディフェンスにとって常に危険なプレーヤーあり続けた」 橋本英郎委員 「岐阜は元々能力があるチームであり、今年はその結果が出ている中で、自分自身にフォーカスが充てられている選手。得点にはいつも藤岡選手が絡んでいて、チームで一番活躍していると言っても過言ではない。チームも個人としても良い流れ」 丸山桂里奈特任委員 「6ゴール1アシストと大当たりだった。チームをプレーオフ圏内に引き上げるために更に活躍を期待。得点ランクも1位に」 ◆FW藤岡浩介(FC岐阜) 「今シーズン二度目の明治安田J3リーグ月間MVPに選んで頂きありがとうございます。チームが見せてきたパフォーマンスが評価されたからこそ頂ける賞なので、自分のプレーを最大限に生かしてくれるチームメイトに感謝しています。残りのシーズン、FC岐阜の為に全力で戦います!」 <span class="paragraph-title">【動画】月間MVPを受賞した宇佐美貴史らのプレーはこちらでチェック!</span> <span data-other-div="movie"></span> <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/b-C5f4m_M9o?si=1p4nF9q-s_0_Iy1k" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe> 2024.11.12 16:50 Tue5