イングランドの古豪がカシージャス獲得に動き

2018.03.08 15:41 Thu
Getty Images
ニューカッスルが、ポルトの元スペイン代表GKイケル・カシージャス(36)獲得に熱心な動きを見せているという。イギリス『クロニクル・ライブ』が報じている。

▽今シーズン限りでポルトとの契約が満了を迎えるカシージャス。今後の去就に注目が集まるところだが、ラファエル・ベニテス監督率いるニューカッスルがスペインのレジェンドGKに興味を持っているという。
▽ベニテス監督は以前からGKの獲得に動いており、昨夏、そして今冬の移籍市場でもカシージャスの動向に注意を払っていた模様。代わりのGKを補強したニューカッスルだが、依然として今夏にもGKの獲得に動くとみられている。

▽そんな中、オンラインベッティングサービスを運用する『BetStars』のイアン・マルミオン氏が、カシージャスのニューカッスル移籍を予想。「イケル・カシージャスは今夏ポルトを去ることが濃厚だ。プレミアリーグのクラブに注目しているようだ」として以下のように続けている。

「ニューカッスルは1月の移籍市場でスペインのショットストッパーに強い関心を示していたが、今でもそれは明らかだ。確率的には最も高い。次点でリバプールだ」
「一方で、スペインに戻る場合も考えてみると、バレンシアがその可能性が一番高い。古巣のレアル・マドリーに戻る可能性も捨てきれないね」

▽いずれにせよ、カシージャスが今夏でポルトを離れることは決定的となっているようだ。チャンピオンズリーグやワールドカップなどすべてを手にしてきたGKはどのような選択を下すのだろうか。

イケル・カシージャスの関連記事

アザールがキングス・ワールドカップに参戦! ベルギーのストリーマー運営のチーム一員に

元ベルギー代表FWエデン・アザールが「キングス・ワールドカップ」に参戦することが決定した。 「キングス・ワールドカップ」は、「キングス・リーグ」が初めて行う世界大会5月から6月にかけてメキシコで行われる予定だ。 その「キングス・リーグ」は、元スペイン代表DFジェラール・ピケ氏がチェアマンを務める7人制サッカーの大会。様々な大会独自のルールが設けられており、その独自性とエンターテインメント性で大きな人気を誇るコンテンツだ。 昨年に現役を引退したアザールは、ベルギーのストリーマー、セリーヌ・デプトが運営するチーム、デプトストラFCの選手として同大会に参加することに同意した。 また、先日に元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ氏が会長に就任した「キングス・ワールドカップ」には、元アルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ氏や元スペイン代表GKイケル・カシージャス氏、元イングランド代表DFリオ・ファーディナンド氏らが保有クラブの会長として参戦。 さらに、ブラジル代表FWネイマールや元ドイツ代表MFマリオ・ゲッツェら現役選手も共同オーナーや監督として参画している。 2024.03.26 22:34 Tue

ローマ新守護神スヴィラール、条件面改善の新たな長期契約へ

新生ローマで守護神の座を掴んだセルビア代表GKミル・スヴィラール(24)が、クラブと長期契約を結ぶことになりそうだ。 2022年夏のローマ加入以降、ポルトガル代表GKルイ・パトリシオのバックアッパーに甘んじてきたスヴィラール。 しかし、その正GKと同胞であるジョゼ・モウリーニョ前監督が解任にされ、ダニエレ・デ・ロッシ監督が就任すると、新体制で初黒星を喫したインテル戦後から公式戦全試合に出場。 安定したシュートストップに加え、ポルトガル代表GKにはない守備範囲の広さ、ビルドアップ能力で好アピールをみせ、守護神の座を獲得し、ヨーロッパリーグのフェイエノールト戦ではPK戦でチームをベスト16進出に導き、セリエAのフェイエノールト戦でも見事なPKストップで勝ち点1獲得に貢献した。 イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、ローマとの現行契約が2027年まで残っている24歳GKだが、新体制での目覚ましい活躍を受けて、選手とクラブ双方が契約の巻き直しを検討しているという。 すでに国外から関心を集めるスヴィラールだが、今後もローマでのプレーを希望しているという。一方、ローマもパトリシオの今季限りでの退団が決定している中、スヴィラールに正GKを託す意向で条件面を改善した新契約を準備しているようだ。 アンデルレヒトの下部組織出身のスヴィラールは、2017年8月にベンフィカへ加入。マンチェスター・シティへ移籍したブラジル代表GKエデルソンが背負っていた背番号1を引き継ぎ、すぐさまファーストチームデビュー。 さらに、同年10月に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のマンチェスター・ユナイテッド戦では、18歳と52日でCLデビューを果たし、元スペイン代表GKイケル・カシージャスがレアル・マドリー時代に打ち立てた18歳と118日のGK最年少出場記録を更新した。ただ、以降はチーム内でのポジション争いで苦戦を強いられ、ベンフィカでの通算出場試合は23試合に留まった。 2024.03.22 08:00 Fri

ノイアーがCLで57度目のクリーンシート達成、カシージャス氏の記録に並ぶ

バイエルンのドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(37)がチャンピオンズリーグ(CL)で57度目の無失点試合を演じ、元スペイン代表GKイケル・カシージャス氏の持つ記録に並んだ。 ノイアーは5日に行われたCLラウンド16・2ndレグのラツィオ戦に先発。枠内シュート0と仕事はなかったが、チームは3-0で快勝していた。 ノイアーはこれまでCL136試合に出場。約2.4試合に1度のペースで無失点試合を演じてきたことになる。なお、カシージャス氏は177試合目の出場でこの記録を樹立していた。 5季連続ベスト8に進出したバイエルン。準々決勝でノイアーが新記録を樹立することになるかにも注目だ。 2024.03.06 22:30 Wed

カシージャス氏が古巣マドリーの後輩を称賛! ベリンガムは「フェノメノ」、クルトワは「重傷を負っていても最高のGK」

元スペイン代表GKイケル・カシージャス氏が古巣レアル・マドリーの選手たちについて言及した。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えた。 今夏、元フランス代表FWカリム・ベンゼマやスペイン代表FWマルコ・アセンシオといった選手たちがチームを去った一方、ドルトムントからイングランド代表MFジュード・ベリンガムを獲得したレアル・マドリー。そのベリンガムはここまでの公式戦10試合で13ゴール3アシストを記録し、ラ・リーガ首位につけるチームの原動力となっている。 2015年夏に退団するまで通算725試合にわたりマドリーのゴールマウスを守り続けたレジェンド守護神のカシージャス氏は、イタリア・トレントで開催されたイベント内で今シーズンのレアル・マドリーについて言及。すぐさまチームの中心となったベリンガムのことを「フェノメノ」と表現した。 「さまざまなシーズンで重要な変化がある中、現在と未来を保証してくれる非常に強力な若者がやってきた。いくつかの変化があるにもかかわらず、今のレアル・マドリーは強い。ジュード・ベリンガムはわずかな期間でレアルと選手たちにとっての基準となった。20歳にして彼はフェノメノ(怪物)だ」 また、自身の憧れの選手が元デンマーク代表GKピーター・シュマイケル氏だったことを明かし、同世代の元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン氏を「これまで見てきた中で最高のGK」と評したカシージャス氏は、現マドリーの守護神についてもコメント。長期離脱中のベルギー代表GKティボー・クルトワや、その穴を埋めるべくチェルシーからレンタルで加入したスペイン代表GKケパ・アリサバラガの能力の高さを称賛した。 「今、最高のGKはクルトワだ。たとえ重傷を負っているとしてもね」 「どうしてもベルギー人(クルトワ)と比較されるが、私はケパが本当に好きだ。彼は多くの批判を受けているが、私としては彼はよくやっていると思うし、クルトワの代わりを非常にうまく務めている。クルトワの代役としてレアル・マドリーのGKになるのは簡単なことではない」 2023.10.13 16:34 Fri

先発機会減少中のミュラー、チームファーストの持論を展開 「良い選手がたくさんいる」「チーム全体が機能することも重要」

バイエルンのドイツ代表MFトーマス・ミュラーがベンチスタートに対する考えを述べた。ドイツ『ビルト』が伝えている。 2008年にファーストチームデビューを飾って以降、バイエルンで通算671試合に出場している34歳のミュラー。20日に行われた直近のチャンピオンズリーグ(CL)グループA第1節マンチェスター・ユナイテッド戦では、87分から途中出場していた。 結果的にバイエルンはこの試合を4-3で制し、ミュラーにとってはこれがCLでの通算100勝目となっている。これはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの95勝を上回る数字であり、ミュラーの上には元スペイン代表GKイケル・カシージャス氏の101勝、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの115勝が立ちはだかる。 そんな記念すべき勝利の後、取材に対応したミュラーは、先発から外れることが多くなっている現状についてコメント。スタメンに入れなくてもチームに貢献する姿勢を崩さないチームファーストの見解を述べた。 「攻撃的な選手にはたくさんの選択肢がある。コーチングスタッフは自分たちの知識と良心を最大限に生かして決断する。僕たち選手はいつだって自分がスタメンに選ばれるよう状態を整えなければならない。そうでないなら、チームメイトをサポートする。バラ色の不思議な世界の話のように聞こえるかもしれないが、今の僕たちは本当にこんな感じなんだ」 「チームには良い選手がたくさんいるし、自分たちがエネルギーに満ち溢れているのを何度も何度も見てきた。チーム全体が機能することも重要だ」 トーマス・トゥヘル監督率いる今シーズンのバイエルンは、DFLスーパーカップでこそRBライプツィヒに勝利を譲ったものの、その後はリーグ戦とCLで無敗を継続中。その間、ミュラーは2試合で先発起用され、3試合はベンチスタートとなっている。 2023.09.22 19:01 Fri

ニューカッスルの関連記事

ニューカッスルが早くも即戦力確保へ、フリーのロイド・ケリー加入で口頭合意か

ニューカッスルがボーンマスを退団したイングランド人DFロイド・ケリー(25)の加入について合意に至ったとのことだ。 190cmの高さを備えたセンターバック兼左サイドバックとして、ボーンマスでプレーしていたケリー。今季は度重なるケガに苦しみながらも、プレミアリーグで23試合に出場してクラブに貢献した。 一方で、ケリーとボーンマスの契約は今季までとなっており、5日にはクラブが退団を発表。かねてより獲得に関心を示していたニューカッスルが接触しており、交渉の行方が注目されていた。 そんな中で、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ニューカッスルとケリーは口頭合意に至ったとのこと。契約は2028年6月までの4年契約になる模様だ。 ニューカッスルはフルアムを退団して同じくフリーとなっていたイングランド人DFトシン・アダラバイヨ(26)こそチェルシーに奪われる形となったが、早い段階で即戦力の確保に成功している。 2024.06.11 18:20 Tue

スパーズら関心のアンドレアス・ペレイラが移籍も? 「代理人と話し合って決める」

フルアムのブラジル代表MFアンドレアス・ペレイラ(28)が将来を巡り、代理人との協議予定を明らかにした。 マンチェスター・ユナイテッドでは燻り続け、母国強豪のフラメンゴにローン移籍をした時期もあったが、2022年夏からフルアムに完全移籍のA・ペレイラ。その1年目からマルコ・シウバ監督のもと、攻撃的MFとして輝く。 2年目の今季も公式戦44試合の出場数とともに、ゴール関与も3得点9アシストをマーク。フルアムとの契約はあと2年残るが、最近ではトッテナム、ニューカッスル・ユナイテッド、アストン・ビラの関心が取り沙汰される。 フルアムでの活躍ぶりから、今年3月に2018年9月以来の返り咲きを果たした代表でも来るコパ・アメリカ2024のメンバーに含まれ、右肩上がりのキャリアを過ごすが、ブラジル『UOL』でひと段落後に代理人と検討するようだ。 「今は代表チームに完全に集中しているし、自分の将来を話すのは難しい。タイトルを手にしてから、神のご加護があれば、クラブでの将来を考えていくつもり。代理人と話し合って将来を決める」 ウィリアンを失う可能性があるフルアムからすれば、A・ペレイラも移籍となれば痛手。その一方で、クラブにはエミール・スミス・ロウの獲得に熱心との報道もあるが、年齢的にも脂の乗るA・ペレイラの去就やいかに。 2024.06.06 14:00 Thu

今季25発のイサク、今夏動かず…「ニューカッスルで本当に本当に幸せ」

ニューカッスル・ユナイテッドのスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサク(24)が今夏に動く気なしを強調した。 2022年8月にレアル・ソシエダからニューカッスル入りし、2シーズン連続で公式戦二桁達成のイサク。しかも、今季のプレミアリーグでは前年の10ゴールをはるかに上回る21ゴールと飛躍した。 最終的に今季を25ゴールで締めくくったニューカッスルの点取り屋だが、契約を2028年夏まで残すなか、今夏の去就を巡ってアーセナルの関心なども挙がり、注目どころとなっている。 また、ニューカッスルがプレミアリーグの収益と持続可能性に関する規則(PSR)を遵守するという部分から、主力の売却に動くのではとも報じられ、その1人に挙がるのがイサクだ。 移籍となれば、1億ポンドを上回る額が動くのではと注目されるイサクだが、イギリス『イブニング・スタンダード』によると、スウェーデン『Fotbollskanalen』で現状に満足感を示す。 「ニューカッスルで本当に、本当に幸せだ。(今季は)キャリア最高のシーズンを過ごしたし、過小評価してはいけない。でも、クラブや、ファン、街のすべてが大好きだし、移籍なんてまったくもって考えていないよ。すごく楽しい時間を過ごしているし、この人生にとても満足しているんだ」 2024.06.06 13:00 Thu

ニューカッスルがロイド・ケリーを移籍金ゼロで獲得へ 今週中に決着の見通し

ボーンマスのイングランド人DFロイド・ケリー(25)がニューカッスルへ移籍するようだ。 ケリーは身長190cmのセンターバック兼左サイドバック。ボーンマスには19-20シーズンから5年間所属し、今季ケガの繰り返しに悩まされながらも、プレミアリーグ23試合出場でクラブを早々の残留達成に導いた。 契約は今季までとなっており、退団ほぼ間違いなし。イギリス『フットボール・インサイダー』によると、ニューカッスルへの移籍が確実で、7日までに交渉がまとまる見通しに。 ニューカッスルはリーグの財務規定に悩むなか、移籍金ゼロで獲得できるディフェンダーとして、フルアムのイングランド人DFトシン・アダラバイヨ(26)に注力。ある時期まで獲得に疑いの余地がなかったという。 ところが、アダラバイヨはマンチェスター・シティ時代に師事したエンツォ・マレスカ氏を追いかける形で、チェルシー行きで決着。ニューカッスルはかねてより進めていたケリーとの協議を早め、今度こそ新戦力として確保に成功したとされる。 ケリーとニューカッスルは、早ければ7日に契約書を交わすとみられている。 2024.06.03 17:30 Mon

リバプールやバイエルンら関心? 2部降格バーンリーの21歳GKトラッフォード

バーンリーのイングランド代表GKジェームズ・トラッフォード(21)に対し、複数の強豪が関心を寄せているという。 トラッフォードはマンチェスター・シティの下部組織出身で、今季からプレミアリーグ昇格組のバーンリーへ完全移籍。ヴァンサン・コンパニ監督の下、第1節でのリーグ戦デビューから28試合でゴールマウスを守った。 チームは奮闘むなしく2部降格。イギリス『フットボール・インサイダー』によると、現在3クラブが今夏の獲得を視野にトラッフォードをリストアップ中。リバプール、ニューカッスル、バイエルンだ。 リバプールは退団希望を強めるアイルランド代表GKクィービーン・ケレハー(25)の後釜として「2番手GK」で、ニューカッスルも正守護神ニック・ポープに競争力を持たせる「2番手GK」としてトラッフォードに注目。 バイエルンはコンパニ監督就任に伴い関心を寄せ始めたようで、指揮官は世代交代も含めて「1番手GK」としてトラッフォードを見据えているという。ただ、3クラブとも現時点で関心はさほど具体化していない模様だ。 2部降格のバーンリーは2000万ポンド(約40億円)前後で売却に応じる可能性が高いとみられている。 2024.06.03 15:50 Mon

記事をさがす

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly