アトレティコが連勝でラウンド16進出! ラツィオ&ゼニトが逆転突破!《EL》

2018.02.23 05:19 Fri
Getty Images
▽ヨーロッパリーグ(EL)・ラウンド32の2ndレグが22日に各地で行われた。

アトレティコ・マドリーvsコペンハーゲンは、ホームのアトレティコが1-0で勝利した。この結果、2戦合計5-1としたアトレティコがラウンド16進出を決めた。

▽今大会出場チーム最多の2度の優勝を誇るアトレティコは、敵地で行われた初戦を4-1で快勝。今週末に行われるリーガエスパニョーラでセビージャとの上位対決を控えるチームは、グリーズマンやサウールら主力数名を温存。2トップにはガメイロとトーレスが起用された。
▽試合は開始早々にアトレティコが動かす。7分、ボックス手前でコレアからパスを受けたガメイロがペナルティアーク付近で左足を一閃。強烈なミドルシュートがゴールネットを揺らした。その後もコレアとビトロの両翼の個人技を軸に、トーレスやガメイロが積極的に相手の背後を狙って行く中、トーレスに幾度か決定機があったものの、試合は1-0のまま前半を終了した。

▽迎えた後半、週末のセビージャ戦を睨んでコケ、コレアを早い時間帯に下げてサウール、ガイタンをピッチに送り込んで試合を締めにかかるアトレティコ。すると、指揮官の堅実な采配によって後半はなかなか決定的な場面を作り出せない。それでも、守護神オブラクとDFゴディンを中心に相手に決定機を作らせず、試合はこのままタイムアップ。地力の差を見せつけたアトレティコが順当にラウンド16へ駒を進めた。
▽また、同時刻に行われたその他の試合では、敵地での1stレグを0-1で落としたラツィオがエースFWインモービレのハットトリックの活躍などで5-1の大勝を収め、2戦合計5-2のスコアで逆転突破を決めた。

▽チャンピオンズリーグ(CL)やELの常連対決となったビジャレアルvsリヨン、ゼニトvsセルティックの2カードは、リヨンとゼニトが強豪対決を制した。ホームでの初戦を3-1で先勝したリヨンはやや守備的に試合に入って0-0のスコアで時間を進めていく。しかし、試合終盤に相手に退場者が出ると、85分にバートランド・トラオレのゴールで先制に成功し、敵地で1-0の勝利。2戦合計4-1で突破を決めた。また、敵地での初戦を0-1で落としたゼニトはイバノビッチの早々のゴールで2戦合計タイに戻すと、その後クジャイェフ、ココリンの2ゴールで突き放して3-0で快勝。2戦合計3-1として逆転での突破を決めた。

▽22日の日本時間25時開催および27時開催となったELラウンド32・2ndレグの結果は以下のとおり。

◆ラウンド32・2ndレグ結果(日本時間25時・27時開催試合)
▽2/22(木)
ロコモティフ・モスクワ 1-0(AGG:4-2) ニース
アトレティコ・マドリー 1-0(AGG:5-1) コペンハーゲン
※ディナモ・キエフ 0-0(AGG:1-1) AEKアテネ

ラツィオ 5-1(AGG:5-2) ステアウア・ブカレスト
※RBライプツィヒ 3-3(AGG:3-3) ナポリ
スポルティング・リスボン 3-3(AGG:6-4) アスタナ

ビクトリア・プルゼニ 2-0(AGG:3-1) パルチザン
ビジャレアル 0-1(AGG:1-4) リヨン
ゼニト 3-0(AGG:3-1) セルティック

※アウェイゴール数で上回り突破

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