ルヴァンカップの再現でシーズン好スタートを切った尹晶煥監督「全ての選手たちがしっかりと集中力を持ってやってくれた」《FUJI XEROX SUPER CUP 2018》

▽FUJI XEROX SUPER CUP 2018の川崎フロンターレvsセレッソ大阪が10日に埼玉スタジアム2002で行われ、3-2で勝利したC大阪が初載冠に輝いた。

▽C大阪を率いる尹晶煥監督が試合後、会見に出席。良いシーズンのスタートを切ったと共に、来週開幕するAFCチャンピオンズリーグに向けてコメントした。

◆尹晶煥監督(セレッソ大阪)「初の公式戦を勝利で締めくくれて本当に嬉しく思います。休みも多くなく、練習期間も長くなかったですが、全ての選手たちがしっかりと集中力を持ってやってくれました。今年一年通してやっていかなければいけない部分を選手がやってくれました」
「今年一年どうなっていくかわかりませんが、出発点としては間違いなく良かったです。たくさんのお客さんが集まってくれましたが、たくさんの応援をいただきながら試合をできました」

「これからも良い姿を見せられるように努力していきたいです。今日先発した11人だけでなく、全ての選手を起用し、勝利に繋がっていくという試合をしていきたいです」「すぐにACLが控えています。早く回復して、しっかりと準備をしていかなければいけないと思います」

──今日の試合から見えた収穫と課題は
「去年やってきた部分、そして自信を持ちながら試合ができました。それを継続し、勝利で示せたことは大きいと思っています。交代で入った選手もチームに馴染んで(試合に)入ってくれたと思っています」

「全ての選手、誰が抜けて誰が入っても、しっかりとした試合ができるという自信がついていると思う」

「ACLというのは日本のチームではなく、韓国や中国のチームと戦いますし、スタイルも異なってきます。そこにしっかりと合わせていく必要があると考えています」

──昨シーズンからボールを握って相手の陣地でサッカーをするというものがあったが、今日の試合はどう評価しているか
「フロンターレもコンディションが万全ではなかったと思う。逆に我々の選手が去年とは違う姿を見せていた。相手としては、我々とやるのはやりにくかったと思う」

「去年の土台を継続しながら、今年は質を高めていこうという話をしています。今日の1試合だけで見るならば、良くできたと言える。これが90分間継続できればいいですが、まだその段階には行っていません。改善しなくてはいけない部分もありますし、成長しなくてはいけない部分も間違いなくあります」

──新戦力であるヤン・ドンヒョン選手についての評価は
「非常に良い選手だと思います。早くチームに馴染むことが大事です。そうしていければ、自分の長所が出せていけると思います。チームとしてもオプションが増えます。ヤン・ドンヒョン選手だけでなく、他の選手も同じです。早い段階でチームに馴染んでいる印象です」