酒井宏フル出場のマルセイユがリヨンとの上位対決で敗戦… リーグ13戦ぶりの黒星で4位に後退《リーグ・アン》
2017.12.18 06:55 Mon
▽日本代表DF酒井宏樹の所属するマルセイユは17日、リーグ・アン第18節でリヨンとの上位対決を行い、0-2で敗戦した。DF酒井宏はフル出場を果たした。
▽リーグ戦12試合無敗中の3位マルセイユ(勝ち点35)が、同勝ち点で並ぶ2位リヨンの本拠地パルク・オリンピック・リヨンに乗り込んだ一戦。ミッドウィークに行われたクープ・ドゥ・ラ・リーグ4回戦のレンヌ戦をPK戦の末に敗れたマルセイユは、酒井宏やトヴァン、パイエなど主力を先発で起用。1トップにはジェルマンを配置した。
▽一方、こちらもミッドウィークに行われたクープ・ドゥ・ラ・リーグ4回戦のモンペリエ戦を1-4の完敗に終わったリヨンは、最前線にマリアーノ・ディアスを配置した[4-2-3-1]で試合に臨んだ。
▽試合は開始早々にリヨンがスコアを動かす。6分、バイタルエリア手前中央でFKを獲得すると、フェキルの直接FKがGKマンダンダのキャッチミスによりゴール左隅に吸い込まれた。
▽先制を許したマルセイユの反撃は14分、パイエの左CKをボックス中央のラミがドンピシャのヘディングシュートを放ったが、これはGKアントニー・ロペスのファインセーブに阻まれた。さらに32分には、ボックス右手前で獲得FKからパイエがクロスを供給すると、ゴール前に走り込んだロランドが頭で合わせたが、これは枠を外した。
▽チャンスを逃したリヨンだったが51分、左CKをボックス中央で受けたマリアーノ・ディアスがワントラップからシュート。これはGKマンダンダが好セーブで弾くもこぼれ球をボックス右深くで拾ったM・コルネがクロスを供給。これを、再びゴール前に走り込んだマリアーノ・ディアスが頭で流し込んだ。
▽2点を追うマルセイユは、59分にオカンポスを下げてミトログルを投入。さらに62分にアンギッサを下げてマキシム・ロペス、69分にジェルマンを下げてサンソンをピッチに送り込むなど、20分以上を残して3枚の交代カードを使い切った。
▽すると73分、酒井宏の右クロスのセカンドボールをペナルティアーク手前のサンソンが拾うとミドルシュートでゴールを脅かすも、これは左ポストを直撃。
▽結局、最後までリヨンの牙城を崩すことはできず、試合は0-2で終了。13試合ぶりの黒星を喫したマルセイユは、4位に後退した。
▽リーグ戦12試合無敗中の3位マルセイユ(勝ち点35)が、同勝ち点で並ぶ2位リヨンの本拠地パルク・オリンピック・リヨンに乗り込んだ一戦。ミッドウィークに行われたクープ・ドゥ・ラ・リーグ4回戦のレンヌ戦をPK戦の末に敗れたマルセイユは、酒井宏やトヴァン、パイエなど主力を先発で起用。1トップにはジェルマンを配置した。
▽一方、こちらもミッドウィークに行われたクープ・ドゥ・ラ・リーグ4回戦のモンペリエ戦を1-4の完敗に終わったリヨンは、最前線にマリアーノ・ディアスを配置した[4-2-3-1]で試合に臨んだ。
▽先制を許したマルセイユの反撃は14分、パイエの左CKをボックス中央のラミがドンピシャのヘディングシュートを放ったが、これはGKアントニー・ロペスのファインセーブに阻まれた。さらに32分には、ボックス右手前で獲得FKからパイエがクロスを供給すると、ゴール前に走り込んだロランドが頭で合わせたが、これは枠を外した。
▽迎えた後半、先に決定機を迎えたのはリードするリヨンだった。48分、フェキルの左クロスをゴール前のマリアーノ・ディアスがヘディングシュート。GKマンダンダの弾いたボールをテテが押し込んだが、これはオフサイドの判定でノーゴールとなった。
▽チャンスを逃したリヨンだったが51分、左CKをボックス中央で受けたマリアーノ・ディアスがワントラップからシュート。これはGKマンダンダが好セーブで弾くもこぼれ球をボックス右深くで拾ったM・コルネがクロスを供給。これを、再びゴール前に走り込んだマリアーノ・ディアスが頭で流し込んだ。
▽2点を追うマルセイユは、59分にオカンポスを下げてミトログルを投入。さらに62分にアンギッサを下げてマキシム・ロペス、69分にジェルマンを下げてサンソンをピッチに送り込むなど、20分以上を残して3枚の交代カードを使い切った。
▽すると73分、酒井宏の右クロスのセカンドボールをペナルティアーク手前のサンソンが拾うとミドルシュートでゴールを脅かすも、これは左ポストを直撃。
▽結局、最後までリヨンの牙城を崩すことはできず、試合は0-2で終了。13試合ぶりの黒星を喫したマルセイユは、4位に後退した。
マルセイユの関連記事
リーグ・アンの関連記事
|
マルセイユの人気記事ランキング
1
現役復帰もいける?マルセイユ時代のジブリル・シセが突き刺した豪快ミドル【インクレディブル・ゴールズ】
サッカーファンなら誰もが一度は見たことがあるであろう歴史に残るスーパーゴール。今回の企画『Incredible Goals』(信じられないゴール)では、これまでに生まれた驚愕のゴールを紹介していく。 今回は元フランス代表FWジブリル・シセ氏がマルセイユ時代に決めたゴールだ。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJIWWIzQXcwTyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> これまでオセールやマルセイユ、リバプール、QPRなどで活躍したシセ氏は、2015年に現役を引退した。その後、2017年にスイス3部リーグのイヴェルドン・スポールで現役復帰を果たすと、2018年夏には当時新設されたばかりのイタリアクラブ、ACヴィンチェンツィア1902へ加入。そして、昨年夏には2度目の引退を決断し、現在はコンサートDJとしてアメリカの大物歌手マライア・キャリーとも共演を果たすなどセカンドキャリアを謳歌している。 選手としても、クラブキャリア通算で271ゴールを決めたストライカーであったシセ氏は、マルセイユ時代に見事なゴールを決めている。 2006-07シーズンのリーグ・アン第37節サンテチェンヌ戦。0-0で迎えた54分、ボックス外左でMFサミル・ナスリからパスを受けると、ゴールから少し逃げるような角度で中央にカットインする。 すると、そのまま体をひねりミドルシュート。その体勢からは考えられない弾丸シュートがゴール右上に突き刺さった。 シセ氏は先月、自身のキャリアでリーグ・アン100ゴールを達成できなかったことを悔やみ、現役復帰を希望していることを明言していたが、現在38歳の彼にオファーを出すクラブは出てくるだろうか。 2020.06.17 21:30 Wed2
飛んできたのは“豚の頭”、19年前のエル・クラシコを覚えているか?
ピッチに投げ入れられた最も衝撃的なものはなんだろうか。 21日に行われたリーグ・アン第14節のリヨンvsマルセイユでは、スタンドから中身が入った状態のペットボトルが投げ入れられた。これがMFディミトリ・パイエの左耳付近を直撃し、パイエは頭を押さえながら倒れ込んでしまう。試合は一時中断を経て、中止にまで追いやられる事態となっていた。 19年前のエル・クラシコ、2002年11月23日に行われたカンプ・ノウでのバルセロナvsレアル・マドリーの一戦では、豚の頭がピッチに投げ入れられたのを覚えているだろうか。 元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴは2000年夏にバルセロナからレアル・マドリーへという禁断の移籍を決行。バルセロナのファンからは猛烈な反感を買っていた。前述のクラシコで、マドリーの一員としてカンプ・ノウに足を踏み入れたフィーゴに対してはブーイングの嵐。ライターやコインなども投げ入れられた。 その中でも異色だったのが豚の頭だ。CKでボールをセットした際に、あるバルセロナのファンがフィーゴに向かってそれを投擲。当たりはしなかったものの、様々な意味で衝撃を与えたことは間違いなかった。 当時のクラシコは一時中断こそしたものの、試合は継続。ゴールレスに終わっている。何事もなかったために、笑い話として語れるものの、ケガにつながっていれば大きな問題に発展していたことは間違いないだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】ピッチに投げ入れられた豚の頭</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">On this day in 2002, Barcelona fans threw a pig's head at Luis Figo before he took his corner at the Camp Nou <br><br>Figo left Barca for Real Madrid two years earlier. <a href="https://t.co/j3ZgOQ85dW">pic.twitter.com/j3ZgOQ85dW</a></p>— B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1463119883055599616?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.11.24 22:10 Wed3
マルセイユがベナティア氏をスポーツ・ディレクターに昇格
マルセイユは8日、メディ・ベナティア氏(37)をスポーツ・ディレクターに昇格したことを発表した。 現役時代にモロッコ代表、ウディネーゼ、ユベントス、ローマ、バイエルン、アル・ドゥハイルなどでセンターバックとして活躍したベナティア氏。 2021年11月に現役引退後、代理人を経験した後の昨年11月30日にユース時代、プロキャリアをスタートさせたマルセイユのスポーツアドバイザーに就任していた。 今後はユース部門からトップチームに至るクラブ全体を統括する立場となる。 2025.01.09 13:30 Thu4
チャレタ=ツァルが今冬のリバプールからのオファー認める 「本当に光栄なこと」
マルセイユに所属するクロアチア代表DFドゥイエ・チャレタ=ツァル(24)が今冬にリバプールからオファーを受け取っていたことを明かした。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。 センターバックに負傷者が続出しているリバプールは今冬の移籍市場で同ポジションの補強に動き、最終的にトルコ代表DFオザン・カバク、イングランド人DFベン・デイビスの2選手を獲得した。 しかし、当初有力な候補に挙がっていたのは、マルセイユで活躍するクロアチア代表DFだった。 ただ、マルセイユの後釜確保の失敗など、諸々の事情で交渉が破談に終わったことが、今月初めにイングランド、フランスの両国メディアによって報じられていた。 そして、渦中のチャレタ=ツァルは16日、翌日に控えるリーグ・アン第11節延期分のニース戦に向けた公式会見の場で、昨季プレミアリーグ王者からオファーを受け取っていたことを明かした。 「今日はチャンピオンズリーグがあるね。僕は2試合(ライプツィヒvsリバプール、バルセロナvsPSG)を観戦する予定だよ」 「確かに僕はリバプールからオファーを受けた。そのようなクラブが自分を欲しがっていることを知ったのは、本当に光栄なことだったよ」 「だけど、僕はクラブと共にここに残ることを決めたんだ。マルセイユはリバプールと同様に素晴らしいクラブだし、僕自身ここで多くのものを改善しなければならないんだ」 母国のシベニクでプロキャリアをスタートしたチャレタ=ツァルは、オーストリアのパッシングを経て2014年にレッドブル・ザルツブルクに加入。その後、リザーブチームにあたるリーフェリングへの武者修行を経て2015-16シーズンからザルツブルクのトップチームに定着すると、192cmの長身と高い身体能力を生かしたソリッドな守備で若きディフェンスリーダーとして活躍した。 その後、2018年にマルセイユへステップアップを図ると、ここまで公式戦78試合に出場している。 今回、リバプール行きの可能性は経たれたチャレタ=ツァルだが、今後の活躍次第では再びクラブが獲得に動く可能性は十分にあるはずだ。 2021.02.16 23:35 Tue5