現役を引退した石川直宏選手がアディダスのスパイクとの思い出を語る「マニアなんですよ」

2017.12.16 13:00 Sat
©超ワールドサッカー
▽6日、東京都吉祥寺のB&D吉祥寺店がリニューアルオープンイベントを行い、先日、現役を引退した元日本代表MF石川直宏選手が登場。MCの鈴木ダイさんと共に行われたトークイベントでは、アディダスのスパイクとの出会いについて語った。

――アディダスとの出会いは幼少の頃でしたか?
「漠然とW杯をテレビで見ていて、コパムンディアルに憧れていましたが、高くて買えませんでした。もう少し安いコパSLXとか…。マニアなんですけどね(笑)。革がカンガルーで、いろいろな革の感じをサッカーショップで触っていましたね。欲しいけど買えないな。もっとお小遣いをためて買おうとか、そういう感じでしたね」
――やはりアディダスは憧れのブランドであり、憧れのスパイクでしたか?
「ずっと憧れてきました」

――アディダスのスパイクを最初に履いてボールを蹴った瞬間って覚えています?
「みんなサッカーをやっている人たちはわかると思いますけど、新しいスパイクを手にした瞬間から上手くなったような気がしたのを覚えています(笑)。選手モデルのものもありますが、そのスパイクを履いている選手の真似をしたり。僕らの時よりも、今の子たちの方がはっきりとしていると思います。憧れの中でスパイクを履ける喜びがありますね」

――石川選手がそうだったように、石川選手のプレーを見た子供たちが、そのスパイクを履いていく。このつながりはどうですか?
「ありがたいですし、うれしいです。僕のプレーを真似してくれる子たちもいるかもしれないですしね。僕はプロ18年間でアディダスを履き続けていて、そういう意味でも感慨深いですね」
(C)CWS Brains,LTD.
――今回、アディダスからプレデター18が新しく登場しましたが試されましたか?「練習場で履きましたね。フィット感が素晴らしいのと、表面上の加工が良い。皆さんにとっては昔のことなのでわからないかもしれませんが、98年のW杯でプレデターが出てきました。その時の感じ、懐かしさがありつつ、進化もある。その融合を感じられますね」
――サッカーファンやアディダスのファンは進化の度合いがわかるだけでたまらない。選手としても新しいスパイクを手にした時の感覚は少年と変わらないものですか?
「変わらないですね。スパイクは、進化する過程と自分が進化する過程を重ね合わせるのに必要な存在。ネガティブなものではなく、こういう時にケガしたなとか。ゴールした時は、こうやって一緒に喜んだなとかそういう物の思い入れ、仲間の感覚がありますね」
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