世界最高給の男テベス、上海申花に残るかも?
2017.11.29 11:30 Wed
▽上海申花に所属する元アルゼンチン代表FWカルロス・テベス(33)に中国残留の可能性が浮上した。イギリス『デイリー・メール』が報じた。
▽世界最高額の年俸4000万ユーロで上海申花に今シーズン加入したテベス。19日と26日に行われた上海申花との中国FA杯決勝の2試合でもメンバーから外れるなど、中国スーパーリーグ16試合4ゴールと期待を裏切る結果に終わった。
▽そのテベスは、すでにアルゼンチンに帰国。古巣のボカ・ジュニアース復帰が有力視され、上海申花退団の可能性が高まっている。しかし、上海申花で副会長を務めるシュー・チュン氏は次のように言及し、テベス残留の可能性を示唆した。
「AFCチャンピオンズリーグ予選の前、我々はテベスを買うことを決めた。その当時、クラブの大型契約を抑制する新たなルールはなかった」
「テベスは、ボカ・ジュニアースとユベントスで素晴らしいプレーをしていた。我々は競争に備えるためにも、評判が良く、魅力的な選手を求めた」
「来年、彼の契約を延長するかどうかは、相互の選択でなくてはならない。彼の未来は、両当事者間のさらなる交渉の結果次第だ」
▽世界最高額の年俸4000万ユーロで上海申花に今シーズン加入したテベス。19日と26日に行われた上海申花との中国FA杯決勝の2試合でもメンバーから外れるなど、中国スーパーリーグ16試合4ゴールと期待を裏切る結果に終わった。
▽そのテベスは、すでにアルゼンチンに帰国。古巣のボカ・ジュニアース復帰が有力視され、上海申花退団の可能性が高まっている。しかし、上海申花で副会長を務めるシュー・チュン氏は次のように言及し、テベス残留の可能性を示唆した。
「テベスは、ボカ・ジュニアースとユベントスで素晴らしいプレーをしていた。我々は競争に備えるためにも、評判が良く、魅力的な選手を求めた」
「もちろん、彼は我々の期待に応えられていないが、プレーするため、競争するため、一生懸命に働き続けてきた」
「来年、彼の契約を延長するかどうかは、相互の選択でなくてはならない。彼の未来は、両当事者間のさらなる交渉の結果次第だ」
カルロス・テベスの関連記事
上海申花の関連記事
|
カルロス・テベスの人気記事ランキング
1
マンチェスターの2クラブでプレーしたテベスが元チームメイトからベストイレブンを発表!7人がユナイテッドでプレー
ボカ・ジュニアーズに所属する元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、これまで一緒にプレーしてきた中でのベストイレブンを明かした。過去のインタビューをもとに、イギリス『サン』が伝えている。 かつてウェストハムやマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティ、ユベントスといった欧州クラブでも一時代を築いたテベス。中国でのプレーも経て、2018年に3度目のボカ復帰を果たしている。 そんなテベスが「もし僕が引退試合を行うなら、自分のチームはこうしたい」と言って選んだベストイレブンを明かした。 GKにはユベントスでともにプレーした元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン が入ったほか、DFラインにはユナイテッド時代の同僚である元フランス代表のパトリス・エブラ氏と元イングランド代表DFのリオ・ファーディナンド氏を選んでいる。 また、元アルゼンチン代表DFのガブリエル・エインセ氏もユナイテッドでのプレー経験はあるが、テベスとは時期が被っておらず、アルゼンチン代表でプレーしたのみ。ウーゴ・イバーラ氏はボカ・ジュニアーズの右サイドバックを長年務めた名手で、アルゼンチン代表歴もある選手だ。 中盤はユベントス時代の同僚、フランス代表MFポール・ポグバと元イタリア代表MFアンドレア・ピルロ氏に加え、ユナイテッド時代の同僚である元イングランド代表MFポール・スコールズ氏の名を挙げている。 さらに前線にも、ユナイテッドでコンビを組んだ元イングランド代表FWウェイン・ルーニーとポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを選びながら、最前線にはアルゼンチン代表のFWリオネル・メッシを選んでいる。 結果的に、時期が被っていないエインセ氏とポグバも加えると、11人中7人がユナイテッドに在籍経験がある選手となった。 また、テベスはこのベストイレブンを選ぶ際に、自身は「ベンチだよ」と付け加えている。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/fomtevez_pc.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;"><hr></div> ◆テベスが考えるベストイレブン[4-3-3] GK ジャンルイジ・ブッフォン DF パトリス・エブラ ガブリエル・エインセ リオ・ファーディナンド ウーゴ・イバーラ MF ポール・ポグバ アンドレア・ピルロ ポール・スコールズ FW ウェイン・ルーニー リオネル・メッシ クリスティアーノ・ロナウド 2020.11.14 13:00 Sat2
アグエロが憧れの5人を選出! 同胞3人と2人の快速FWの名前…
マンチェスター・シティに所属するアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが自身の尊敬する5人のプレーヤーの名前を挙げた。イギリス『ミラー』が伝えている。 母国のインデペンディエンテでキャリアをスタートしたアグエロはアトレティコ・マドリーを経て2011年にシティへ加入した。そして、ここまでプレミアリーグ通算261試合180ゴールを記録。同リーグの外国人最多得点記録や、最多ハットトリック記録など多くの偉業を成し遂げている。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; "><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJCSW13TDZlQSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> その百戦錬磨のストライカーは、クラブスポンサーのUAE『Etisalat』のインタビューで、自身が尊敬する5人のプレーヤーを選出した。 やはり南米出身ということもあり、同選手はアルゼンチンの同胞3人と、世代的に全盛期のプレーを見てきたライバル国ブラジルの偉大なストライカーの名前を挙げている。 「僕がまだ小さかった頃は(ハビエル・)サビオラに憧れていたんだ。当時、彼はリーベル・プレートでプレーしていたからね」 「その後は(カルロス・)テベスと(フアン・ロマン・)リケルメ。あとはブラジルのロナウドを追いかけていたね」 シティとアルゼンチン代表でコンビを組んだテベスらを筆頭に、ここまでの4人はある程度想定できる面々だったが、最後の5人目にはリバプールやレアル・マドリーで活躍した元イングランド代表FWのマイケル・オーウェン氏という意外な名前を挙げている。 「他ではマイケル・オーウェンも好きだったよ。自分が若い頃は特にそうだったけど、個人的には自分が好きなプレーヤーや参考にしたいプレーヤーを追っていたんだ」 オーウェンとアグエロにはほとんど接点はないが、前述の説明を聞けば、爆発的なスピードや果敢に勝負を仕掛ける姿勢など、プレーヤーとしての共通点は多く納得の選出といったところだろう。 2020.04.06 14:40 Mon3
ブリッジは“不倫男”テリーを未だに許さず? 自身の近くに引っ越し発覚後、自宅を売却に出す
元イングランド代表DFのウェイン・ブリッジ氏は、チェルシー時代に自身の元恋人と不倫関係にあった元イングランド代表DFのジョン・テリー氏を未だに許してないのかもしれない。イギリス『サン』が報じている。 ブリッジ氏とテリー氏は、同じ39歳でチェルシーとイングランド代表で共闘してきた親友だった。しかし、2010年1月にブリッジ氏が当時交際し、1人の息子をもうけていたヴァネッサ・プロンセルと、既婚のテリー氏に不倫疑惑が持ち上がり、両者の関係は完全に破綻。 この騒動がキッカケでテリー氏はイングランド代表キャプテンをはく奪され、ブリッジ氏も“不倫男”との共闘を望まず、代表辞退という重い決断を下していた。 さらに、不倫問題発覚後、初の直接対決となった試合では当時マンチェスター・シティに在籍していたブリッジ氏が、試合前の握手を拒否。さらに、シティのチームメイトだった元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、得点直後にテリー氏の前に立ちはだかってブリッジ氏を指さすパフォーマンスを見せるなど、大きな話題をさらっていた。 その後、ブリッジ氏は2013年に現在の妻であるイギリス人歌手のフランキーサンド・フォードさんと結婚し、2人の息子を授かっている。 その事件から10年が経った今年に入って両氏は、再びメディアの話題に挙がることに。 『サン』が伝えるところによれば、テリー氏は今年4月にロンドン近郊のサリーに430万ポンド(約6億円)の邸宅を購入し、すでに引っ越しも済ませているという。 そして、その新居から数分の距離にはブリッジ氏と家族が住む550万ポンド(約7億6000万円)の邸宅があった。 しかし、同メディアによると、ブリッジ夫妻はテリー氏の引っ越しが原因かは不明なものの、現在その自宅を売りに出しているという。 この動きに関してある関係者は、「ウェインとジョンは明らかに最高の友人とは言えない。今は不動産市場に不確実性があるが、ウェインとフランキーは新たなスタートを求めている。そして、現在の場所から少し離れた場所に引っ越しをすることを決めた」と、説明している。 今回の引っ越しは単なる偶然の可能性が高そうだが、ブリッジはやはり“不倫男”を許していないのか…。 2020.08.05 15:02 Wed4
「ウェイン・ルーニー」こそキャリア最高の相方! テベスが回想
▽ボカ・ジュニアーズに所属する元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスが自身のフットボールキャリアにおける最高のパートナーを明かした。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。 ▽そのパートナーとは、マンチェスター・ユナイテッドで同僚だった元イングランド代表FWウェイン・ルーニー(現エバートン)だ。テベスとルーニーは、2007-08シーズンから2シーズンにわたって共闘。彼らにポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(現レアル・マドリー)を加えた攻撃陣は、抜群の破壊力で人気を博した。 ▽これまでユナイテッドだけでなく、マンチェスター・シティやユベントス、アルゼンチン代表で数々の名選手と共演してきたテベス。最高の相方としてルーニーの名前を上げた理由について、次のように説明している。 「怪物だよ。僕がユナイテッドに入ったとき、助けてくれた1人が彼だ。彼は僕にとても良くしてくれた。フットボール界にいる数少ない友達の1人さ」 「ウェストハムからユナイテッドにやってきたとき、彼が受け入れてくれた。彼のクラブへの案内や歓迎は、僕にとってすごく素敵な振る舞いだった」 2018.01.29 17:55 Mon5
ベルバトフが語る理想の相棒は? ルーニーでもキーンでもなく元Jリーガー
元ブルガリア代表FWディミタール・ベルバトフ氏が自身にとって理想のパートナーを明らかにした。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 ブルガリア代表として78試合に出場し48ゴールを記録したベルバトフ氏は、2001年1月にレバークーゼンへと移籍。そこでの活躍が認められ、2006年7月にトッテナムへと加入した。プレミアリーグでも結果を残し、2008年9月から在籍したマンチェスター・ユナイテッドでは、公式戦198試合に出場して92ゴールを挙げ、2度のプレミアリーグ制覇を経験した。 トッテナム時代には元アイルランド代表FWロビー・キーン氏や、ユナイテッド時代には元イングランド代表FWウェイン・ルーニーや元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスとも2トップのパートナーを組んだベルバトフ氏だが、最も相性の良かったパートナーは意外にも元ブラジル代表FWフランサだと明かした。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJ3YjdtZVVYYSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> 「ルーニーとキーンのように、私たちは互いを補完しあった。それはピッチの外であまり話すことがなくてもだ」 「レバークーゼンで、私はフランサと呼ばれる男と素晴らしいパートナーシップを築いた。2人でとても多くのゴールを決めた。2004-05シーズンにはバイエルンを4-1で破った」 「ピッチを足を踏み入れた時、私たちは一緒に寝ているようだった。彼とのプレーを楽しんでいた。信じられないほどに利己的じゃなかった。私が良いポジションにいると、彼はボールをくれた。彼にボールを与えると彼は得点を決めていた」 「それはアンディ・コールとドワイト・ヨークのようだった。私たちが一緒にプレーしたことは信じられませんでした。彼と一緒にプレーしたことは私の成長を支えた。自分のレベルやより良いレベルにいる選手とともにプレーすると、常に何かを学ぶことができる」 フランサは2002年にサンパウロからレバークーゼンに加入し、そこから3シーズンに渡ってベルバトフとコンビを組んだ。特に、2003-04シーズンは抜群の連携を見せ、ベルバトフが公式戦36試合16ゴール9アシスト、フランサが公式戦35試合14ゴール13アシストと見事な結果を残した。 レバークーゼン退団後は柏レイソルに加入し5シーズンプレー。一度は引退するも、横浜FCで復帰していた。J1では通算70試合22ゴール6アシスト、J2では41試合8ゴール1アシストを記録。“魔術師”とも呼ばれ、多くの人を魅了していた。 2020.04.08 12:10 Wed上海申花の人気記事ランキング
1
上海申花がチェ・ガンヒ氏を新監督に招へい…大連一方の監督退任から4日
上海申花は5日、新監督にチェ・ガンヒ氏(60)を招へいしたことを発表した。 チェ・ガンヒ監督は、2005年に全北現代で指導者キャリアをスタート。2006年にはAFCチャンピオンズリーグ優勝、2009年と2011年にはKリーグで優勝を達成。その後、2011年12月に韓国代表監督に就任すると、ブラジル・ワールドカップ出場を決めた翌日の2013年6月19日に退任。退任後は全北現代や天津権健(現天津天海)で監督を務め、2019年2月にベルント・シュスター前監督の後任として大連一方の新指揮官に就任した。 しかし、今シーズンはベルギー代表MFヤニク・フェレイラ=カラスコやスロバキア代表MFマレク・ハムシクらを擁しながらもリーグ戦15試合終了時点で4勝5分け6敗の10位に位置し、1日に成績不振で退任していた。 上海申花は、3日にキケ・フローレス監督(54)が個人的な理由で辞任していた。 なお、上海申花はイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィ(26)の加入が迫っていると報じられている。 2019.07.07 21:37 Sun2
中国でプレーするイタリア代表FWエル・シャーラウィ「イタリアが恋しい」…中国国内の現況ついても語る
上海申花のイタリア代表FWステファン・エル・シャーラウィ(27)がイタリアへの想いと中国国内の現状について語った。 エル・シャーラウィは、ミランやローマなどのクラブで活躍し、セリエA通算195試合で55ゴールを記録。しかし、2019年夏にローマから移籍金1600万ユーロ(約19億円)で上海申花へ移籍し、2022年6月までとなる大型契約を結んでいた。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJHWGs0MWtIOCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> 自身にとって2シーズン目の中国挑戦となるはずだったが、2020年2月に武漢を発生源として新型コロナウイルス(COVID-19)が蔓延。中国スーパーリーグも開幕が延期となっている状況だ。 そんなエル・シャーラウィは、イタリア『スカイ・スポーツ』に対して中国との文化の違いを実感したことなどを語り、イタリアを恋しがっていると明かした。 「僕は、フットボールに関することだけじゃなく、ローマに多くのものを残してきた。(ローマにいたときは)自分が家族の一部のように感じた。イタリアが恋しいよ。全てが恋しい、両親さえも恋しいよ」 「自分の知っているものとは、全く異なる世界に放り込まれたとき、人は多くのものを恋しいと思うものさ」 「幸運なことに、イタリア代表のおかげで僕はイタリアに戻る機会が多くあった。だから連絡は取り続けているよ」 また、中国国内の新型コロナウイルスの状況については、「改善している」とし、回復しつつある中国の状況は「全世界にとって希望のメッセージ」であると主張した。 「状況はかなり良くなっている。(上海は)息を吹き返している都市だし、国全体についてもそうだ。僕たちは上手くやっている。(中国での状況が改善していることは)全世界への希望のメッセージだ」 「今では僕の家からたくさんの人通りを見ることができるし、人々も外出し始めている。これは良い兆候だと思う。一番酷いときには地域が丸ごと閉鎖されていたからね」 「今ではレストランやバーに行くことができるようになっている。これは大きな勝利だと思う」 しかし、リーグの中断については、自身のイタリア代表招集への影響を危惧しているようで、ユーロ2020の来年への延期が決まった今でも、セリエA復帰への意思があることを示唆した。 「状況を加味して、クラブと一緒に解決策を見つけようとしたんだ。1月にリーグの延期が決まったとき、延期がいつまで続くかも分からなかった」 「3月の代表戦もあったし、じっとしていられなかったんだ。チームにとって解決策を探すようにクラブにお願いしたんだ。ユーロへの出場を優先していたからね。僕はプレーしたかったし、中止することは生産的でなかった」 「今僕は上海申花の選手だ。だからチームのために結果を出すことを考えなければならない。(移籍については)今は話せないよ」 2020.03.27 16:15 Fri3
38歳テベスが現役引退を表明…昨年の父の死が大きな理由に「最大のファンを失った」
元アルゼンチン代表FWカルロス・テベス(38)が4日、現役引退を宣言した。各メディアが報じている。 突然の引退の理由は父親のセグンド・ライムンド・テベスさんの死。2020年末に新型コロナウイルスに感染すると、2021年に入って合併症により容態が悪化。同年2月に帰らぬ人となった。 大きなショックを受けたテベスは、その後も在籍していたボカ・ジュニアーズでのプレーを続けたが、昨年夏に退団。以降は無所属の状態が続いていた。 その中で昨年11月頃にはアルゼンチン『ESPN』の取材で「モチベーションの炎を探している」と、現役への熱を失いかけていることを告白していたテベス。そしてこの度、本人の口から引退の2文字が発せられることになった。 「俺は引退する。ここに宣言するよ」 「最大のファンを失ったんだ。たくさんのオファーを受けたけど、それは家族にとって非常に大きな変化だった」 「これからは人生や家族、そして自分のことを楽しむ。サッカーに費やした時間、無駄にした時間、色々あったがここで引退だ」 「選手としてはもう心のすべてを出しきった。冷静さを失ったわけではない。ある朝、代理人に『もうプレーしない』と電話で伝えた。その夜には、リケルメ(ボカ・ジュニアーズ副会長)に会見を開いてくれるよう頼んだんだ」 2002年に母国の名門ボカ・ジュニアーズでプロキャリアをスタートさせたテベスは、その初年度にコパ・リベルタドーレス決勝で1ゴール1アシストを記録し、その輝かしいキャリアの幕を切った。 コリンチャンス移籍を挟んだ2006年夏にウェストハムに加入し欧州上陸。翌年にはマンチェスター・ユナイテッドに2年レンタルで加入し、同シーズンのプレミアリーグとチャンピオンズリーグの二冠など、7個のタイトルを獲得した。 2009年夏にはマンチェスター・シティへ完全移籍。当時UAEの新オーナーが着任し莫大な資金力を手にしていた同クラブのビッグクラブ化計画において、プレミアリーグではゴールを量産し、その黎明期を支えた。また、2010-11シーズンにはキャプテンとしてFAカップ制覇に導き、クラブに35年ぶりのタイトルをもたらした。 その後はユベントス、ボカ・ジュニアーズ、2017年には上海申花に移籍するなど、徐々に第一線から離れていったテベス。それでも2018年に2度目の復帰を果たしたボカでは、キャプテンとして2度のリーグ制覇とカップ戦優勝を成し遂げた。 また、アルゼンチン代表ではユース年代から活躍。2004年のアテネ五輪ではハビエル・サビオラやハビエル・マスチェラーノ、ガブリエル・エインセらと共に金メダルを獲得した。A代表での通算成績は76試合13ゴールだった。 長かった歴史に終止符を打ったテベスはまた、今後のキャリアとして指導者になる夢を持っていることも明かしている。 2022.06.04 22:00 Sat4
川崎Fは中国超級首位の上海申花に0-2負け 数的不利下で中国代表MFに先制被弾、後半ATのPKで万事休す【ACLE2024-25】
23日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)・リーグステージ第3節の上海申花vs川崎フロンターレが行われ、川崎Fは0-2の敗戦に。これで1勝2敗となった。 敵地上海に乗り込んだ川崎Fは、開始3分でマルシーニョが相手選手へ足裏タックル。 VARが介入し、映像を見た主審は迷わずレッドカードを提示。いきなり数的不利となった川崎Fは、新旧の中国代表選手や外国籍アタッカーを多数擁する上海申花に押し込まれていく。 なかなか陣地を押し上げられぬ川崎F。上海申花の“必ず”外国籍選手を経由する攻撃は予測こそしやすいが、繰り返されるゴール前での守備が、ボディブローのごとく効いていく。 24分、上海申花は左サイドを突破し、ゴール前へ低いクロス。川崎Fの佐々木旭がクリアしきれず、ルーズボールを拾った中国代表MFワン・ハイシャンがミドルを放つと、コースへ入った佐々木に当たってネットを揺らされた。 34分、山本悠樹が決定機逸。素速いタテへタテへの攻撃からゴール前でスクランブルを生み出し、山本がフリーでヘディングシュートを放てる形に。しかし、上手く叩けず、クロスバー上へ。数少ない好機を活かせない。 川崎Fは後半の入りに失敗し、なおも押し込まれる展開。上海申花はセカンドボールへの意識が低く、安易にシュートで終わらせる傾向も強いが、プレーが切れるたびに攻撃を再開する。 それでも59分、川崎Fは佐々木が最終ラインからスピードを上げ、一気にボックス手前まで持ち運び。最後は思い切り左足を振るが、惜しくも左ポストを直撃して同点ならず。 75分、上海申花は37歳の元中国代表MFユー・ハンチャオが、ボックス左での切り返しから右足シュート。川崎FはGKチョン・ソンリョンのファインセーブで勝敗が決するのを防ぐ。 79分、鬼木達監督は最後の交代カードとして、長年信頼を寄せてきた37歳FW小林悠、そして遠野大弥をピッチへ。 しかし後半ATの90+1分、丸山祐市のファウルでPKを与え、これを決められて0-2に。川崎Fは結局最後まで1点が遠く、敵地上海で黒星…これでACLE1勝2敗となった。 上海申花は代表ウィーク明けに宿敵・上海海港から中国スーパーリーグ(超級)の首位を奪ったなか、勢いそのままに前半で1点を奪い、勝利まで持っていった格好だ。 上海申花 2-0 川崎フロンターレ 【上海申花】 ワン・ハイシャン(前24) アンドレ・ルイス(後45+3) 2024.10.23 22:54 Wed5