サウジアラビア代表、前チリ代表指揮官のピッツィ氏を新監督に招へい

2017.11.28 23:14 Tue
Getty Images
▽サウジアラビアサッカー連盟(SAFF)は28日、前チリ代表指揮官のフアン・アントニオ・ピッツィ氏(49)を新指揮官に招へいしたことを発表した。なお、契約期間に関しての詳細は明かされていないものの、『ESPN』は2019年1月のアジアカップまでと伝えている。
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サウジアラビア代表は、ロベルト・ファン・マルバイク監督によってロシアW杯アジア予選を勝ち抜いたものの、SAFFとの対立により解任。そして、ファン・マルバイク監督の後任に指名されたエドガルド・バウサ監督(59)も、先日に就任からわずか2カ月で解任と、内部でのゴタゴタが続いている。▽SAFFはその後任にユベントスやミラン、チェルシー、パリ・サンジェルマン、レアル・マドリーなどを指揮し、今年9月にバイエルンの監督を解任されたカルロ・アンチェロッティ氏(58)をリストアップしたものの、交渉はうまくいかず。そして、新たな指揮官に指名されたのが、ピッツィ氏だった。
▽2016年1月にホルヘ・サンパオリ前監督の辞任に伴い、チリ代表の新指揮官に就任したピッツィ氏は、同年行われたコパ・アメリカ・センテナリオでコパ・アメリカ連覇に導く手腕を発揮。さらに、今年7月に行われた 2017 FIFAコンフェデレーションズカップでは、決勝でドイツ代表に敗れたものの準優勝に輝いていた。

▽しかし、ロシア・ワールドカップ(W杯)南米予選では10日に行われた最終節のブラジル代表戦で0-3の敗戦を喫した結果、3位から出場圏外の6位に転落し、3大会連続での本大会行きを逃した。そして、W杯予選敗退を受けて、辞任を発表していた。
▽なお、ピッツィ氏は来月1日にロシアで行われるロシアW杯組み合わせ抽選会にてサウジアラビア代表監督としての職務をスタートする予定だ。

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