白熱のリーガ頂上決戦はドロー決着! メッシの“幻の先制点”は誤審で認められず…《リーガエスパニョーラ》
2017.11.27 06:51 Mon
▽リーガエスパニョーラ第13節、バレンシアvsバルセロナが26日にメスタージャで行われ、1-1のドローに終わった。
▽共に開幕から無敗で好調を継続する2位のバレンシア(勝ち点30)と、首位のバルセロナ(勝ち点34)がメスタージャで対峙するリーガ頂上決戦。前節、エスパニョールを破り、リーガ8連勝と12戦無敗というクラブ新記録を樹立したバレンシア。リーグ戦一本という日程面の恩恵もあり、今後も上位戦線に踏みとどまる可能性が高いチームは、さらに、今回の上位決戦でバルセロナを破るようなことがあれば、2003-04シーズン以来のリーガ制覇も夢ではなくなる。ただ、この重要なビッグマッチに向けては前述のエスパニョール戦で退席処分を受けたマルセリーノ監督が2試合のベンチ入り禁止処分を科され、指揮を執ることができず。それでも、軽傷を抱えるエースFWザザが先発に復帰し、直近の試合で負傷したムリージョを除きベストメンバーを揃えてきた。
▽一方のバルセロナは、前節のレガネス戦で3-0の快勝。さらに、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)のユベントス戦ではエースFWメッシをベンチスタートにする守備的なプランでゴールレスドローに持ち込み、最終節を前にグループ首位通過を確定させた。だが、バレンシアとの頂上決戦に向けてはレガネス戦で今季5枚目の警告を受けたピケが出場停止で欠場に。加えて、マスチェラーノも負傷離脱しているため、バルベルデ監督は今季リーグ戦未出場のヴェルメーレンをユムティティの相棒に起用。また、メッシとスアレスの2トップにイニエスタ、ラキティッチ、パウリーニョ、ブスケッツを中盤に配した[4-4-2]の布陣を採用した。
▽注目の無敗対決は戦前の予想通り、アウェイのバルセロナがボールを保持し、バレンシアが自陣にブロックを形成して迎え撃つ形が続く。開始4分には左サイドでジョルディ・アルバとパス交換したメッシから横パスを受けたパウリーニョが右足のミドルシュートを放つが、これはGKネトが触ってCKとなる。
▽一方、自陣に押し込められる立ち上がりとなったバレンシアも6分にファーストシュートを放つ。高い位置でのプレッシャーでラキティッチとヴェルメーレンの連係ミスを突いたロドリゴ・モレノがそのままシュートに持ち込むが、ここはDFユムティティのブロックに遭う。
▽試合の主導権を掴みながらもゴールが遠いバルセロナだったが、30分にこの試合最大の決定機を迎える。中盤でのラキティッチのボール奪取から右に流れてパスを引き出したスアレスが中央のメッシへ丁寧な横パス。これをメッシが左足ダイレクトで合わせたシュートはGK正面を突くも、ネトが勢いを殺し切れず、ボールが完全にゴールラインを割る。しかし、主審も副審もこのゴールを完全に見逃すと、猛抗議を見せるバルセロナの面々をしり目にバレンシアがカウンターを発動。だが、ボックス手前でザザが放った左足のシュートはわずかに枠の右に外れた。
▽誤審でゴールが認められなかったバルセロナだが、このフラストレーションが攻撃のギアを一段階上げる。32分にメッシの直接FKでゴールに迫ると、39分にはメッシとの超絶連係からボックス手前のイニエスタがミドルシュート。さらに42分には裏への抜け出しからDFを吹き飛ばしたスアレスがボックス右角度のないところからシュートも、ここはGKネトが今度は冷静な対応で防いだ。そして、メッシの“幻のゴール”以外にゴールは生まれず、注目の上位決戦はゴールレスでの折り返しとなった。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半も試合展開に大きな変化はなし。それでも、ハーフタイムで気持ちを切り替えて前からボールを奪いに行く姿勢を見せたバレンシアは50分、ボックス手前でゴンサロ・ゲデスからパスを受けたザザが得意の左足で相手DFの股間を抜く鋭いシュートを放つ。だが、このシュートはわずかに枠の右に外れる。さらに57分にも前線から嵌めて相手のミスを誘い、ボックス左で仕掛けたゲデスがGKと一対一になるが、ここは名手テア・シュテーゲンにコースを消されて決め切れない。
▽それでも、後半に入ってからの積極的な姿勢がバレンシアに先制点をもたらす。60分、左サイドでパレホからパスを受けたゲデスが大外から自身を追い越すガヤにパスを繋ぐ。そして、ボックス左ライン際をえぐったガヤからのグラウンダーのクロスをニアに飛び込んだロドリゴがワンタッチで流し込んだ。
▽本来であれば、1点リードしている展開の中でまさかのビハインドを背負うことになったバルセロナはすぐさま反撃に転じる。前半同様にメッシとイニエスタの連係、背後を狙うスアレスを使った攻めを見せる。さらに68分にはラキティッチを下げてデウロフェウ、72分にはイニエスタを下げてデニス・スアレスを投入する。76分にはペナルティアーク付近でパスを受けたスアレスが反転から強烈なシュートを放つが、枠の左を捉えたシュートはGKネトの好守に遭う。
▽徐々に連戦の疲労と交代選手の機能不全でチャンスを作れなくなってきたバルセロナだったが、頼れるエースがチームを救う。82分、相手陣内中央でボールを持ったメッシがボックス左にトップスピードで走り込むアルバに寸分違わぬ精度の浮き球パスを送ると、これをアルバが抑えの利いたダイレクトボレーで合わせ、値千金の今季初ゴールを記録。ようやくスコアをタイに戻す。
▽試合終盤にかけてはリーガ頂上決戦に相応しいインテンシティの高い攻防が繰り広げられた中、試合終了間際にはバレンシアに絶好機。94分、自陣低い位置からのロングカウンターで右サイドのスペースでパスを受けたアンドレアス・ペレイラが滞空時間の長いクロスを供給。これをボックス左でフリーのザザがダイレクトボレーで合わすが、ピッチを強く叩いたボールはクロスバーの上を越え、この直後に試合はタイムアップ。
▽メッシの“幻のゴール”という物議を醸すアクシデントこそあったものの、互いの長所を出し合った白熱の上位対決は1-1のドローで終了。互いに開幕からの無敗を継続する結果となった。
▽共に開幕から無敗で好調を継続する2位のバレンシア(勝ち点30)と、首位のバルセロナ(勝ち点34)がメスタージャで対峙するリーガ頂上決戦。前節、エスパニョールを破り、リーガ8連勝と12戦無敗というクラブ新記録を樹立したバレンシア。リーグ戦一本という日程面の恩恵もあり、今後も上位戦線に踏みとどまる可能性が高いチームは、さらに、今回の上位決戦でバルセロナを破るようなことがあれば、2003-04シーズン以来のリーガ制覇も夢ではなくなる。ただ、この重要なビッグマッチに向けては前述のエスパニョール戦で退席処分を受けたマルセリーノ監督が2試合のベンチ入り禁止処分を科され、指揮を執ることができず。それでも、軽傷を抱えるエースFWザザが先発に復帰し、直近の試合で負傷したムリージョを除きベストメンバーを揃えてきた。
▽一方のバルセロナは、前節のレガネス戦で3-0の快勝。さらに、ミッドウィークに行われたチャンピオンズリーグ(CL)のユベントス戦ではエースFWメッシをベンチスタートにする守備的なプランでゴールレスドローに持ち込み、最終節を前にグループ首位通過を確定させた。だが、バレンシアとの頂上決戦に向けてはレガネス戦で今季5枚目の警告を受けたピケが出場停止で欠場に。加えて、マスチェラーノも負傷離脱しているため、バルベルデ監督は今季リーグ戦未出場のヴェルメーレンをユムティティの相棒に起用。また、メッシとスアレスの2トップにイニエスタ、ラキティッチ、パウリーニョ、ブスケッツを中盤に配した[4-4-2]の布陣を採用した。
▽一方、自陣に押し込められる立ち上がりとなったバレンシアも6分にファーストシュートを放つ。高い位置でのプレッシャーでラキティッチとヴェルメーレンの連係ミスを突いたロドリゴ・モレノがそのままシュートに持ち込むが、ここはDFユムティティのブロックに遭う。
▽立ち上がりの攻防を経て試合は徐々にこう着状態に陥っていく。バルセロナが相変わらず焦れずにボールを回しながら、バレンシアのコンパクト且つ柔軟性のある堅固な守備網の攻略に腐心。一方、最終ラインを中心に水際で失点を逃れるバレンシアだったが、ブスケッツやパウリーニョを中心に素早い囲い込みを見せる相手の守備にからめ取られ、カウンターの起点を作れない。
▽試合の主導権を掴みながらもゴールが遠いバルセロナだったが、30分にこの試合最大の決定機を迎える。中盤でのラキティッチのボール奪取から右に流れてパスを引き出したスアレスが中央のメッシへ丁寧な横パス。これをメッシが左足ダイレクトで合わせたシュートはGK正面を突くも、ネトが勢いを殺し切れず、ボールが完全にゴールラインを割る。しかし、主審も副審もこのゴールを完全に見逃すと、猛抗議を見せるバルセロナの面々をしり目にバレンシアがカウンターを発動。だが、ボックス手前でザザが放った左足のシュートはわずかに枠の右に外れた。
▽誤審でゴールが認められなかったバルセロナだが、このフラストレーションが攻撃のギアを一段階上げる。32分にメッシの直接FKでゴールに迫ると、39分にはメッシとの超絶連係からボックス手前のイニエスタがミドルシュート。さらに42分には裏への抜け出しからDFを吹き飛ばしたスアレスがボックス右角度のないところからシュートも、ここはGKネトが今度は冷静な対応で防いだ。そして、メッシの“幻のゴール”以外にゴールは生まれず、注目の上位決戦はゴールレスでの折り返しとなった。
▽互いに選手交代なしで迎えた後半も試合展開に大きな変化はなし。それでも、ハーフタイムで気持ちを切り替えて前からボールを奪いに行く姿勢を見せたバレンシアは50分、ボックス手前でゴンサロ・ゲデスからパスを受けたザザが得意の左足で相手DFの股間を抜く鋭いシュートを放つ。だが、このシュートはわずかに枠の右に外れる。さらに57分にも前線から嵌めて相手のミスを誘い、ボックス左で仕掛けたゲデスがGKと一対一になるが、ここは名手テア・シュテーゲンにコースを消されて決め切れない。
▽それでも、後半に入ってからの積極的な姿勢がバレンシアに先制点をもたらす。60分、左サイドでパレホからパスを受けたゲデスが大外から自身を追い越すガヤにパスを繋ぐ。そして、ボックス左ライン際をえぐったガヤからのグラウンダーのクロスをニアに飛び込んだロドリゴがワンタッチで流し込んだ。
▽本来であれば、1点リードしている展開の中でまさかのビハインドを背負うことになったバルセロナはすぐさま反撃に転じる。前半同様にメッシとイニエスタの連係、背後を狙うスアレスを使った攻めを見せる。さらに68分にはラキティッチを下げてデウロフェウ、72分にはイニエスタを下げてデニス・スアレスを投入する。76分にはペナルティアーク付近でパスを受けたスアレスが反転から強烈なシュートを放つが、枠の左を捉えたシュートはGKネトの好守に遭う。
▽徐々に連戦の疲労と交代選手の機能不全でチャンスを作れなくなってきたバルセロナだったが、頼れるエースがチームを救う。82分、相手陣内中央でボールを持ったメッシがボックス左にトップスピードで走り込むアルバに寸分違わぬ精度の浮き球パスを送ると、これをアルバが抑えの利いたダイレクトボレーで合わせ、値千金の今季初ゴールを記録。ようやくスコアをタイに戻す。
▽試合終盤にかけてはリーガ頂上決戦に相応しいインテンシティの高い攻防が繰り広げられた中、試合終了間際にはバレンシアに絶好機。94分、自陣低い位置からのロングカウンターで右サイドのスペースでパスを受けたアンドレアス・ペレイラが滞空時間の長いクロスを供給。これをボックス左でフリーのザザがダイレクトボレーで合わすが、ピッチを強く叩いたボールはクロスバーの上を越え、この直後に試合はタイムアップ。
▽メッシの“幻のゴール”という物議を醸すアクシデントこそあったものの、互いの長所を出し合った白熱の上位対決は1-1のドローで終了。互いに開幕からの無敗を継続する結果となった。
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