辞任支持が増加のタヴェッキオ会長「改めて辞任はしないと伝えておく」

2017.11.20 12:20 Mon
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▽イタリアサッカー連盟(FIGC)のカルロ・タヴェッキオ会長が、自身の去就について言及している。『フットボール・イタリア』が報じた。
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イタリア代表は、ユーロ2016年終了後にアントニオ・コンテ監督が辞任。イタリアサッカー連盟(FIGC)は、2016年6月7日に後任としてジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督を招へいした。その後、ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選の成績を見て、2017年8月9日に同指揮官と2020年まで契約を延長したと発表している。▽しかし欧州予選ではスペイン代表の後塵を拝してプレーオフに回ると、そのプレーオフではスウェーデン代表に敗れ、15大会ぶりにW杯出場を逃した。
▽この結果を受けて今月15日にヴェントゥーラ監督は解任されているが、イタリア国内ではタヴェッキオ会長も辞任すべきだとの声が上がっている。さらにイタリアサッカー選手会の元イタリア代表MFダミアーノ・トンマージ会長は、タヴェッキオ会長が現職に留まることに対して公に不快感を示すなど、内部でも辞任を推す声がある。

▽以前、辞任を否定したタヴェッキオ会長は、改めて自身の去就について言及。これまでの功績をあげて、これからも現職でプロジェクトを進めていく考えを強調した。
「私は全てのプロジェクトに対して慎重に進めてきた。そしてこれからもそれは続けていく。そもそもVARをイタリアに導入したのは誰か?チャンピオンズリーグの出場権を4枠にしたのは?」

「辞任すると言いたいのだが、改めて辞任はしないと伝えておく」

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