ヒメネス弾を守り抜いたメキシコがポーランドに勝利《国際親善試合》

2017.11.14 06:43 Tue
Getty Images
▽国際親善試合のポーランド代表vsメキシコ代表が13日に行われ、0-1でメキシコが勝利した。

▽ロシア・ワールドカップ(W杯)欧州予選グループEを首位で通過したポーランドと、北中米カリブ海予選を首位で通過したメキシコの一戦。試合が動いたのは13分、グアルダードとのパス交換で中央に切り込んだアキーノが、ボックス手前まで持ち上がると相手DFとの混戦でボールはゴール前にこぼれる。すると、こぼれ球に素早く反応したヒメネスが左足のシュートをゴールに突き刺し、メキシコが先制した。

▽一進一退の攻防が続く中、ポーランドの反撃は32分。マクシェフスキのスルーパスでボックス左深くまで侵入したリブスがクロス。相手DFにディフレクトしたボールがマイナスの折り返しになると、ボックス中央のジエリンエンスキがダイレクトボレーで狙ったが、シュートは枠を外した。
▽さらにポーランドは41分にも、ロングフィードをボックス左付近で拾ったシュヴィルツォクが、ボックス左角に切り込みシュート。しかし、ミートのズレたシュートはGKコロナに楽々キャッチされた。

▽迎えた後半、1点を追うポーランドはイェンドジェイチクを下げてヴショウェクを投入。対するメキシコは、サルセド、アジャラ、ヒメネス、アキーノを下げてロサーノ、モンテス、ペラルタ、アラウホを投入した。
▽すると、後半最初のチャンスはポーランドに生まれる。50分、ショートコーナーの流れからジリエンスキの横パスをペナルティアーク手前で受けたリネティがミドルシュート。しかし、これはわずかにゴール右へ逸れた。

▽その後も互いに多くの選手を入れ替えながらゴールを目指すと79分、メキシコに決定機が訪れる。左サイドをドリブルで仕掛けたグアルダードの横パスをボックス中央左で受けたペラルタが、大きな切り替えしでマークを外しシュート。しかし、これはGKシュチェスニーがわずかに触り、枠の右に外れた。

▽結局、その後も最後までスコアは動かず。ヒメネス弾で逃げ切ったメキシコがポーランドに勝利した。

メキシコの関連記事

アメリカサッカー連盟とメキシコサッカー連盟は30日、2027年の女子ワールドカップ(W杯)の招致に関して、立候補を取り下げることを発表した。なお、2031年のW杯招致に動くという。 2023年にオーストラリアとニュージーランドの共催で行われ、スペイン女子代表が初優勝を果たしていた。 2026年にはアメリカ、 2024.04.30 20:25 Tue
CONCACAFネーションズリーグ決勝のメキシコ代表vsアメリカ代表が現地時間24日に開催され、2-0で勝利したアメリカが大会3連覇を達成した。 立ち上がり5分のアメリカはゴールエリア内左でフリーとなったクリスチャン・プリシックがシュート。だが、至近距離でのフィニッシュは、GKギジェルモ・オチョアにスーパーセーブ 2024.03.25 20:40 Mon
メキシコサッカー連盟(FMF) とアディダスは14日、新ユニフォームを発表した。 2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)では、グループステージ敗退に終わったメキシコ。その後ディエゴ・コッカ監督を招へいしたもののわずか4カ月で解任。現在は2021年の東京オリンピックでメキシコを指揮したハイメ・ロサーノ氏が指揮 2024.03.14 18:10 Thu
メキシコ女子代表がアメリカ女子代表を下す波乱を演じた。 今年から新設され、アメリカを舞台に行われている2024CONCACAF W ゴールドカップにて、グループAで同居したメキシコとアメリカ。 FIFAランキング35位のメキシコは1勝1分け、同2位のアメリカは2連勝で迎えたグループステージ(GS)最終節で両 2024.02.28 16:00 Wed
かつてイングランド代表を指揮したスウェーデン人指揮官のスヴェン・ゴラン・エリクソン氏(75)が、末期ガンであることを告白した。 エリクソン氏は、クラブチームではベンフィカ、ローマ、フィオレンティーナ、サンプドリア、ラツィオなどを指揮。2001年から2006年までイングランド代表を指揮し、日韓ワールドカップとドイツ 2024.01.11 19:35 Thu

メキシコの人気記事ランキング

1

メキシコ、売春婦30名と17時間半ぶっ続けパーティー!

▽メキシコ代表メンバーが、大量の売春婦を呼び楽しい一時を過ごしたようだ。イギリス『ミラー』が報じた。 ▽2日、スコットランド代表との国際親善試合に1-0で勝利したメキシコ。数名の選手は、試合後に開催地のメキシコシティの高級地区ラス・ロマスに訪れ、売春婦30名とともに“パーティー”を楽しんだという。 ▽メキシコ『TV Notas』によると、パーティーは現地時間22時半から翌日の16時まで続き、音楽やドリンク、ゲームに女性との時間を過ごした模様。関係者によると、GKギジェルモ・オチョア、DFカルロス・サルセード、MFマルコ・ファビアンに、MFジョナタン・ドス・サントスとMFジョバニ・ドス・サントスの兄弟も参加したと伝えられている。 ▽メキシコサッカー連盟(FMF)は現時点で何らかの声明は出していないが、2011年にはコパ・アメリカに参加するメキシコのメンバーが街のホテルに繰り出し、8名が選外となっていた。 ▽メキシコは、9日にデンマーク代表との国際親善試合に臨み、6月17日にW杯初戦でドイツ代表との大一番を戦う。 2018.06.06 17:40 Wed
2

メキシコのW杯ユニはケツァルコアトルをインスパイア!原点回帰でアディダスロゴも新たなものに

メキシコサッカー連盟(FMF)とアディダスは8日、カタール・ワールドカップ(W用)で着用するユニフォームのデザインを発表した。 8大会連続17回目の出場を決めているメキシコ代表。本大会ではグループCでポーランド代表、アルゼンチン代表、サウジアラビア代表と同居する。 新たなユニフォームはアステカ神話の神、「羽の生えた蛇」ケツァルコアトルをインスパイアした。 ベースカラーは以前のピンクと黒からメキシコ伝統の緑へと回帰し、前面には先住民の言語で「コピリ」と呼ばれる羽毛のある頭飾りをイメージした模様を組み込んだ。これは、古代メキシコ文化で教会と貴族の力を表し、身に着けている人に精神的な強さと勇気を与えるものだという。背中はケツァルコアトルの羽を思い起こさせるデザインに仕上がっている。 襟は丸首で、肩のスリーストライプにかけて国旗色でもある赤が採用された。左胸には2021年に新調されたばかりのエンブレムが存在感を示し、右胸のアディダスロゴからはアルファベットが除かれた。新しいアディダスのロゴがホーム用ジャージに使用されるのは初とのことだ。 ベース生地は「バナナキック」で、100%リサイクル素材。常に涼しさを保つ素材が使用されている。 <span class="paragraph-title">【動画】新エンブレムにも注目!緑へ回帰したメキシコのW杯用新ユニフォーム</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">Bellísima<br>Ya queremos portarla en <a href="https://twitter.com/hashtag/ElOrigenQueNosUne?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ElOrigenQueNosUne</a> a los mexicanos. <a href="https://t.co/ZijDmjqW8y">pic.twitter.com/ZijDmjqW8y</a></p>&mdash; Selección Nacional (@miseleccionmx) <a href="https://twitter.com/miseleccionmx/status/1545603919354728450?ref_src=twsrc%5Etfw">July 9, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.07.10 19:50 Sun
3

W杯優勝のアルゼンチンが違反行為でFIFAから処分の可能性、フェアプレー違反や不正行為が問題視…その他、クロアチア、セルビア、エクアドル、メキシコも処分

国際サッカー連盟(FIFA)は13日、アルゼンチンサッカー協会(AFA)への処分を行うことを発表した。 昨年行われたカタール・ワールドカップ(W杯)。史上初の冬開催となった大会では、アルゼンチン代表がフランス代表をPK戦の末に下し、36年ぶり3度目の優勝を果たしていた。 英雄でもあるFWリオネル・メッシにとって最後のW杯での悲願達成に沸き、優勝パレードでは400万人が集まったとされる中、FIFA規律委員会は処分を下すことを決めた。 FIFAによれば、FIFA規律規程の第11条(攻撃的行為およびフェアプレーの原則の違反)および第12条(選手および役員の不正行為)に違反する可能性があるとのこと。AFAを処分することに決めたという。 また、AFAはカタールW杯でのメディアおよびマーケティングに関する規程にも違反しているという。なお、FIFAは処分の対象となる事象についての詳細は明かしていない。 アルゼンチン代表は、決勝戦でもPKストップの活躍を見せたアストン・ビラのGKエミリアーノ・マルティネスが侮辱行為をしたことが問題に。ゴールデングローブ(最優秀GK)を受賞したときには、トロフィーを股間に当てるパフォーマンスを見せたほか、試合後にはフランス代表FWキリアン・ムバッペを嘲笑する行為がドレッシングルームでも確認されていた。 また、優勝パレード時には赤ちゃんの人形にムバッペの写真を貼り付けて嘲笑するなど、その行き過ぎた行為にはアルゼンチン国民やアストン・ビラのウナイ・エメリ監督からも苦言が呈されていた。 なお、FIFAはアルゼンチン以外にも、エクアドル、メキシコ、セルビア、クロアチアへも処分を下すことを発表している。 3位に終わったクロアチアは、モロッコ代表との3位決定戦の試合中にFIFA規律規程の第13条(差別)および第16条(試合の秩序と安全)に違反した可能性があるとされている。 セルビアには、罰金5万スイスフラン(約690万円)と、男子A代表の次のFIFA公式試合でスタジアムの25%が閉鎖される処分が下された。 セルビアは、カタールW杯のグループステージのスイス代表戦での出来事が問題視され、サポーターによるチャントとチームの不正行為(7人の選手に対する個々の制裁)に関して、FIFA懲戒規程の第13条(差別)および第12条(選手と役員の不正行為)の違反があったという。 エクアドルには、罰金2万スイスフラン(約276万円)と男子A代表の次のFIFA公式試合でのゴール裏の閉鎖という処分が下された。 エクアドルは、カタールW杯のカタール代表戦で、サポーターのチャントがFIFA規律規程の第13条(差別)の違反に該当するという。 メキシコには、罰金10万スイスフラン(約1380万円)と1試合の無観客試合(執行猶予付き)の処分が下された。 メキシコは、カタールW杯のポーランド代表戦とサウジアラビア代表戦でサポーターが歌ったチャントがFIFA規律規程の第13条(差別)の違反に該当した。 <span class="paragraph-title">【写真】問題視されたトロフィーを股間に当て侮辱的な態度を取るマルティネス</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="da" dir="ltr">Emi Martínez after winning the <a href="https://t.co/N5WspWTibf">pic.twitter.com/N5WspWTibf</a></p>&mdash; B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1604550414648631303?ref_src=twsrc%5Etfw">December 18, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.14 13:05 Sat

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly