ヘルタ主将イビセビッチ、ボスニア・H代表を引退 「素晴らしい時を過ごせた」
2017.11.12 19:15 Sun
▽ヘルタ・ベルリンで主将を務めるボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWヴェダド・イビセビッチ(33)が代表引退を表明した。
▽だが、ボスニア・ヘルツェゴビナは、2018年に行われるロシア・ワールドカップ行きが叶わず、欧州予選のグループリーグで敗退。ドイツ『Sport1』は、この結果を受けて10年間の代表キャリアに終止符を打つことを決意したイビセビッチのコメントを次のように伝えている。
「ロシア・ワールドカップ欧州予選を突破できなければ、その時点で次のステップを踏もうと決めていた。次世代のためにスペースを作ってあげたいんだ」
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▽ボスニア・ヘルツェゴビナ生まれながらアメリカでプロキャリアをスタートさせたイビセビッチは、2004年のパリ・サンジェルマン移籍から欧州を主戦場にプレー。以降、ディジョン、アーヘン、ホッフェンハイム、シュツットガルトを渡り歩き、2015年夏から日本代表FW原口元気も所属するヘルタ・ベルリンに活躍の場を移した。▽2007年にA代表デビューを果たしたボスニア・ヘルツェゴビナ代表キャリアにおいては、通算82キャップで28ゴール。2014年に行われたブラジル・ワールドカップの同国代表メンバーとしても、グループステージ3試合に出場し、1ゴールを記録した。「ロシア・ワールドカップ欧州予選を突破できなければ、その時点で次のステップを踏もうと決めていた。次世代のためにスペースを作ってあげたいんだ」
「僕は、代表で素晴らしい時を過ごせた。たくさんの忘れがたい瞬間を思い出すだろうね。僕にとって、ボスニアのためにプレーすることはとても名誉なことだった」
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