長友佑都、ダウベルトとの競争に刺激「自分にとって良かった。彼はいい奴」

2017.11.06 19:40 Mon
インテルに所属する日本代表のDF長友佑都が5日、イタリアメディア『スカイスポーツ』のインタビューに応じた。

長友はセリエA第12節トリノ戦(1-1)に出場し、6試合連続先発出場を果たしたが、この試合が行われる前に、ライバルであるDFダウベルト・エンリケについてコメントを残している。24歳のダウベルトは今夏、2000万ユーロ(約26億円)の移籍金でニースから加入。一方の長友は退団がうわさされ、崖っぷちの状況だったが、指揮官ルチアーノ・スパレッティの信頼を勝ち取り、レギュラーの座をもぎ取った。第10節のサンプドリア戦(3-2でインテルが勝利)では観客からスタンディングオベーションを受けるほど調子を上げている。長友はライバルの加入が自身にとってプラスになったと感じている。

「競争は自分にとって良い刺激でした。ダウベルトは強い選手だし、これからもっと良くなると思います。それに彼はすごくいい奴です。今はセリエAに適応しているところです。簡単ではないと思います」

またインテル公式チャンネル『インテルTV』のインタビューではサポーターに感謝を述べたほか、今シーズン、負けなしの好スタートを切ったチームについても見解を示した。

「スタジアムが満員になり、嬉しいです。インテルのサポーターは唯一無二だと思います。いつも僕らを支えて助けてくれるし、満足しています。夏季合宿が始まって、ほぼすべての試合に勝利し、良い試合ができていたので、こういうスタートを予想していましたね」


提供:goal.com

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インテルが長友佑都以来2人目の日本人獲得! MF三橋眞奈の加入を発表、昨季までサッスオーロでプレー

インテルは18日、サッスオーロを退団した日本人MF三橋眞奈(27)の加入を発表した。 三橋は2023年6月30日までの契約を結んだとのことだ。 年代別の代表やユニバーシアード日本女子代表の経験を持つ三橋は、2019シーズンを最後にマイナビベガルタ仙台レディース(現:マイナビ仙台レディース)を離れ、2020-21シーズンにサッスオーロへ加入した。 6番を背負ってセンターバックやボランチとして加入初年度からリーグ戦で全試合フル出場。チームは2位・ミランと勝ち点「1」差の3位に終わり、惜しくも女子チャンピオンズリーグ(UWCL)出場権を逃したが、躍進を支える1人となった。 2年目の昨季も主力として存在感を発揮。トータル42試合に出場し、3得点という数字を残していたが、チームからの退団を発表していた。 噂されていたインテルへの移籍となった三橋。日本代表DF長友佑都(FC東京)以来、2人目の日本人選手となり、女子としては初めて所属することとなる。 三橋は自身のツイッターを通じて、「インテルファミリーの一員になれたことを嬉しく思います。皆さんに活躍をお届けできるように頑張ります」と意気込みを語っている。 <span class="paragraph-title">【写真】インテルのユニフォームを身に纏った三橋眞奈</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">インテルファミリーの一員になれたことを嬉しく思います。皆さんに活躍をお届けできるように頑張ります <a href="https://t.co/diWb7ta7i0">https://t.co/diWb7ta7i0</a></p>&mdash; 三橋眞奈 (@3845Mihashi) <a href="https://twitter.com/3845Mihashi/status/1549295497210470401?ref_src=twsrc%5Etfw">July 19, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.07.19 23:10 Tue

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2戦を通してハイレベルな攻防戦を競り勝ったインテルが2季ぶりベスト4、準決勝ではバルセロナと対戦【CL】

チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、インテルvsバイエルンが16日に行われ、2-2で引き分けた。この結果、2戦合計スコア4-3としたインテルが準決勝に進出している。 先週敵地で行われた1stレグを2-1と競り勝ってアドバンテージを得たインテルは、4日前の3-1で勝利したカリアリ戦のスタメンから6選手を変更。現状のベストメンバーを送り込んだ。 一方、逆転突破を目指すバイエルンは、4日前の2-2で引き分けたドルトムントとのデア・クラシカーと同様のスタメンで臨んだ。 開始3分にオリーズに好機のあったバイエルンがアグレッシブな入りとした中、インテルも9分にロングボールの流れからディマルコがGK強襲のミドルで応戦。 11分にはショートカウンターの流れから再びオリーズに決定機が訪れたが、バストーニの好守に阻止された。バイエルンが押し込み、インテルがカウンターを狙う展開で推移する中、29分にインテルに決定機。 左サイドからのディマルコのFKにアチェルビがボレーで合わせ、ゴール前のテュラムがコースを変えにかかったがわずかに届かなかった。 さらに33分にはチャルハノールが際どいミドルを放ったインテルに対し、バイエルンは36分にサネに好機もシュートはGKゾマーにセーブされた。 ハイレベルな互角の攻防が続く中、ハーフタイムにかけては互いに好機を作り切れずゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、開始3分にテュラムがドリブルでボックス内へ侵入する好機を作ったインテルは、2分後にもCKの流れからバストーニのボレーでゴールに迫ったが、52分にバイエルンが追いつく。 ボックス右でゴレツカのパスを受けたケインが縦に一歩持ち出して放ったシュートがディマルコの股間を抜いてネットを揺らした。 2戦合計スコアで追いつかれたインテルは直後、テュラムがGK強襲のシュートで応戦すると、58分にすかさず勝ち越す。ディマルコの左CKからラウタロがヘッド。シュートはキミッヒにブロックされるもルーズボールをラウタロ自ら蹴り込んだ。 さらに61分にはダルミアンが2点目に迫ったが、ゴールカバーに入ったダイアーのスーパークリアに阻まれる。しかし直後のチャルハノールの右CKからパヴァールのヘディングシュートが決まってリードを広げた。 パヴァールの恩返し弾で2戦合計スコアを4-2としたインテルがかさにかかって攻め立てる中、バイエルンはニャブリとラファエル・ゲレイロを投入。 すると75分、オリーズがゴールに迫ると直後のCKから1点差とする。ショートコーナーからニャブリの右クロスをファーサイドのダイアーがうまく浮かせたヘディングシュートで流し込んだ。 最終盤、コマンを投入してニャブリを右サイドバックに配置するスクランブル体制としたバイエルンだったが、インテルの集中した守備を打開しきれず。 インテルが2戦合計スコア4-3で逃げ切り、2季ぶりのベスト4進出として準決勝ではバルセロナと対戦することになった。 インテル 2-2 バイエルン 【インテル】 ラウタロ・マルティネス(後13) バンジャマン・パヴァール(後16) 【バイエルン】 ハリー・ケイン(後7) エリック・ダイアー(後31) 2025.04.17 05:59 Thu
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