川崎FのMF森谷賢太郎が魅せたドライブシュートが9月の月間ベストゴールに!《月間ベストゴール》

2017.10.11 16:55 Wed
Getty Images
▽Jリーグは11日、9月30日に行われた明治安田生命J1リーグ第28節の川崎フロンターレvsセレッソ大阪において、川崎FのMF森谷賢太郎が58分に決めたゴールを9月度の月間ベストゴールに選出した。森谷は初受賞となる。
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▽この試合に先発出場した森谷は、3-0で迎えた58分、ボックス手前でパスを受けた守田には右足を一閃。ブレ球のシュートが右ポストを叩きながらネットを揺らし、チームの4点目となった。試合は5-1で川崎Fが勝利している。▽森谷は、Jリーグ公式サイトに次のようにコメントを寄せている。
「数々の素晴らしいゴールがある中、私のゴールを選んでいただき大変光栄です。このゴールは、ボールを受けて前を向いた瞬間に、シュートのイメージを作ることができました。簡単なシュートではなかったですが、日々のトレーニングの中で繰り返し練習してきたものを大事な試合で決めることができました」

「これも日々支えてくれている家族、自分を起用してくれた監督・スタッフ、カラダのケアをしてくれているトレーナー、自分にパスを出してくれたチームメイト、そしてスタジアムで素晴らしい雰囲気を作ってくれたファン・サポーターのみなさんのおかげです」
「私のこのゴールが、サッカーに取組んでいる子ども達に、プロサッカー選手になりたいという夢を与えるきっかけになれば嬉しいです。この賞に恥じぬよう、これからも日々謙虚に、努力していきたいと思います。
ありがとうございました」

▽また、月間ベストゴールの選考委員会は以下のように総評を下している。

●子ども達の夢を乗せて弧を描いたドライブシュート
「無回転のブレ球で、GKの頭上を越えてから急な落下によってゴールに吸い込まれる軌道。どこをとっても日本ではあまり見ることが出来ない、異次元の軌道を描いた世界レベルのドライブシュート」

「相手チームの意表を突くタイミングで、守備陣・GKに全くチャンスを与えなかったこと、蹴り足に重心を置いて体をかぶせるような体勢によって強いインパクトでボールを蹴り出し、ゴールまで約35メートルの距離にもかかわらず、強烈な弾道のままネットに吸い込まれたシュート、その技術とキック力も評価された。子ども達に夢を与えるような世界レベルのドライブシュート、今シーズンを代表するゴールだった」

▽なお、9月度のノミネートゴールは以下のとおり。

第25節:金崎夢生(鹿島アントラーズ)
9月9日 vs大宮アルディージャ/33分

第25節:大島僚太(川崎フロンターレ)
9月9日 vs横浜F・マリノス/14分

第26節:齋藤学(横浜F・マリノス)
9月16日 vs柏レイソル/9分

第27節:植田直通(鹿島アントラーズ)
9月23日 vsガンバ大阪/90分+2

第28節:エウシーニョ(川崎フロンターレ)
9月30日 vsセレッソ大阪/52分

第28節:森谷賢太郎(川崎フロンターレ)
9月30日 vsセレッソ大阪/58分

第28節:エウシーニョ(川崎フロンターレ)
9月30日 vsセレッソ大阪/89分

●ベストゴール以外で特筆すべきゴール
「第28節のエウシーニョ選手の1点目のゴール(9/30/vsC大阪)は、ショートバウンドのボレーシュートのお手本のようなゴールだった。弾んだこぼれ球を、振り切らずにボールの中心をとらえてキックし、ピッチにぶつけてバウンドさせてゴールに叩き込む技術の高さには、選考委員からは「若手がお手本にしてほしい」との声が上がった」

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天皇杯決勝初の6万人超え! 川崎Fvs柏の入場者数が過去最多を記録

9日に行われた第103回天皇杯決勝の入場者数は6万2837名にのぼり、天皇杯決勝における最多入場者数を記録した。 晴天の国立競技場では2020年以来3年ぶりの優勝を目指す川崎フロンターレと、2012年以来11年ぶり戴冠を狙う柏レイソルが激突。柏が好守備と縦に速い攻撃を軸に主導権を握ったが、ゴールを奪えぬまま0-0で90分を終えた。 延長戦でも決着はつかず、勝負の行方はPK戦に委ねられた。PK戦ももつれにもつれ、10人目には両GKがキッカーとして登場。先攻の川崎Fチョン・ソンリョンが決めたのに対し、後攻・柏GK松本健太のシュートはチョン・ソンリョンがストップ。激闘を制した川崎Fが3年ぶり2度目の天皇杯制覇を成し遂げた。 この試合はチケットが完売。両サポーターの熱量も高く、フラッグでの彩や美しいコレオグラフィーも展開された。 なお、これまでの天皇杯決勝の最多入場者数は2021年の浦和レッズ vs 大分トリニータで記録した5万7785人。6万人超えの決勝は史上初の大記録となった。 <span class="paragraph-subtitle">◆天皇杯決勝 歴代入場者数10傑</span> 2023年12月9日 川崎フロンターレ 0-0(PK8-7) 柏レイソル 入場者数:6万2837 2021年12月19日 浦和レッズ 2-1 大分トリニータ 入場者数:5万7785 2020年1月1日 ヴィッセル神戸 2-0 鹿島アントラーズ 入場者数:5万7597 2006年1月1日 浦和レッズ 2-1 清水エスパルス 入場者数:5万1536 2018年12月9日 浦和レッズ 1-0 ベガルタ仙台 入場者数:5万978 2014年12月13日 ガンバ大阪 3-1 モンテディオ山形 入場者数:4万7829 2007年1月1日 浦和レッズ 1-0 ガンバ大阪 入場者数:4万6880 2014年1月1日 横浜F・マリノス 2-0 サンフレッチェ広島 入場者数:4万6599 2013年1月1日 ガンバ大阪 0-1 柏レイソル 入場者数:4万6480 2008年1月1日 サンフレッチェ広島 0-2 鹿島アントラーズ 入場者数:4万6357 2023.12.09 23:27 Sat

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