大苦戦も逃げ切ったセビージャが本戦行き! セルティックやオリンピアコスも本戦へ《CLプレーオフ》
2017.08.23 06:05 Wed
▽チャンピオンズリーグ(CL)プレーオフ2ndレグの5試合が22日に行われた。
▽リーグ上位ルートでの参戦となったセビージャ(スペイン)vsイスタンブール・バシャクシェヒル(トルコ)は、2-2のドローに終わった。この結果、2戦合計4-3としたセビージャの本戦出場が決定した。
▽敵地で行われた1stレグを2-1で制したセビージャだが、先週末のリーガ開幕戦ではバネガの退場もあり、エスパニョールと1-1のドローに終わった。1stレグからはモントーヤに代えてヘスス・ナバスを起用した以外、同じスタメンとなった。一方、初戦を落としたイスタンブールBBは直近のリーグ戦も落とし公式戦2連敗中。この試合に向けてはアデバヨールやクリシ、エリアなど1stレグと同じメンバーを起用した。
▽立ち上がりにコレア、イェデルと立て続けに際どいシュートを放ったセビージャが良い入りを見せると、14分にはメルカドが枠を捉えたミドルシュートを放つが、これも相手GKの好守に阻まれる。
▽すると、守勢が続くイスタンブールBBは17分、前線のアデバヨールを起点に右サイド深くでカイサラが折り返した低いクロスをゴール前に飛び込んだエリアが左足ワンタッチで合わせ、アウェイチームが先制に成功した。
▽迎えた後半もペースを握るセビージャは52分、ボックス右に抜け出したヘスス・ナバスの正確なクロスをファーサイドに飛び込んだ左サイドバックのエスクデロがダイビングヘッドで流し込み、エリアに続いて2試合連続ゴールを達成した。
▽この同点弾でより落ち着きの出てきたセビージャは、前掛かりな相手に対して鋭いカウンターを見せる。67分にはイェデルの中央突破からボックス左フリーのエンゾンジにラストパスが通るが、エンゾンジの右足のダイレクトシュートはわずかに枠の左に外れ、試合を決定付ける勝ち越し点とはならず。それでも、75分にはカウンターからボックス内まで持ち込んだ途中出場のノリートがGKとDFを引き付けてボックス右のイェデルにラストパス。これをイェデルが冷静に流し込み、本戦出場を大きく近づける。
▽だが、初の本戦出場に向けて意地を見せるイスタンブールBBは83分、左サイドをえぐったエリアのクロスをゴール前のナポレオーニが身体を張って落とし、このボールをフリーのヴィスチャが右足で蹴り込んだ。逆転突破にあと1点と迫るイスタンブールBBは90分、ボックス手前で得たFKをキッカーのエムレが直接狙うが、ゴールネットを揺らすかに思われたボールは左ポストを叩きゴールとはならず。
▽最後の最後まで緊迫感のある攻防を繰り広げた白熱の一戦を2戦合計4-3で制したセビージャが、苦しみながらもCL本戦行きを決めた。
▽また、アスタナ(カザフスタン)vsセルティック(スコットランド)は、アスタナが4-3で勝利も、1stレグを5-0で勝利していたセルティックが2戦合計8-4で本戦出場を決めた。
▽立ち上がりに先制点を許すも、30分過ぎに1stレグで2ゴールのシンクレアのゴールで貴重なアウェイゴールを奪ったセルティックは、その後1-4まで点差を広げられるも、エンチャムとグリフィスのゴールで追いすがり、連勝は逃したものの、1stレグの大量リードを守り切って本戦行きを決めた。
▽そのほかでは、リエカ(クロアチア)vsオリンピアコス(ギリシャ)は、1stレグを2-1で勝利していたオリンピアコスが2ndレグでもマリンの挙げたゴールを守り切って1-0で競り勝ち、2連勝で本戦行きを決めた。マリボル(スロベニア)vsハポエル・ベエルシェバ(イスラエル)は、2戦合計2-2の接戦となった中、1stレグでアウェイゴールを奪っていたマリボルが本戦行きを決めている。
▽なお、CL本大会抽選会は24日に行われる。CLプレーオフ2ndレグの結果と日程は以下の通り。
◆CLプレーオフ2ndレグ
▽8/22(火)
アスタナ(カザフスタン) 4-3(AGG:4-8) セルティック(スコットランド)
マリボル(スロベニア) 1-0(AGG:2-2) ハポエル・ベエルシェバ(イスラエル)
※アウェイゴールルールでマリボルが勝ち抜け
ニース(フランス) 0-2(AGG:0-4) ナポリ(イタリア)
リエカ(クロアチア) 0-1(AGG:1-3) オリンピアコス(ギリシャ)
セビージャ(スペイン) 2-2(AGG:4-3) イスタンブールBB(トルコ)
▽8/23(水)
CSKAモスクワ(ロシア) vs ヤング・ボーイズ(スイス)
ステアウア・ブカレスト(ルーマニア) vs スポルティング・リスボン(ポルトガル)
コペンハーゲン(デンマーク) vs カラバフ(アゼルバイジャン)
リバプール(イングランド) vs ホッフェンハイム(ドイツ)
スラビア・プラハ(チェコ) vs アポエル(キプロス)
▽リーグ上位ルートでの参戦となったセビージャ(スペイン)vsイスタンブール・バシャクシェヒル(トルコ)は、2-2のドローに終わった。この結果、2戦合計4-3としたセビージャの本戦出場が決定した。
▽敵地で行われた1stレグを2-1で制したセビージャだが、先週末のリーガ開幕戦ではバネガの退場もあり、エスパニョールと1-1のドローに終わった。1stレグからはモントーヤに代えてヘスス・ナバスを起用した以外、同じスタメンとなった。一方、初戦を落としたイスタンブールBBは直近のリーグ戦も落とし公式戦2連敗中。この試合に向けてはアデバヨールやクリシ、エリアなど1stレグと同じメンバーを起用した。
▽すると、守勢が続くイスタンブールBBは17分、前線のアデバヨールを起点に右サイド深くでカイサラが折り返した低いクロスをゴール前に飛び込んだエリアが左足ワンタッチで合わせ、アウェイチームが先制に成功した。
▽エリアの2試合連続ゴールで2戦合計スコアを2-2とするも、アウェイゴール数の差で劣勢が続くイスタンブールBBに対して、ホームのセビージャが圧力を強めていく。前半終盤にかけてはヘスス・ナバスのクロスやバネガのプレースキックから、エンゾンジに決定機が訪れるも、前半はイスタンブールBBの1点リードで終了した。
▽迎えた後半もペースを握るセビージャは52分、ボックス右に抜け出したヘスス・ナバスの正確なクロスをファーサイドに飛び込んだ左サイドバックのエスクデロがダイビングヘッドで流し込み、エリアに続いて2試合連続ゴールを達成した。
▽この同点弾でより落ち着きの出てきたセビージャは、前掛かりな相手に対して鋭いカウンターを見せる。67分にはイェデルの中央突破からボックス左フリーのエンゾンジにラストパスが通るが、エンゾンジの右足のダイレクトシュートはわずかに枠の左に外れ、試合を決定付ける勝ち越し点とはならず。それでも、75分にはカウンターからボックス内まで持ち込んだ途中出場のノリートがGKとDFを引き付けてボックス右のイェデルにラストパス。これをイェデルが冷静に流し込み、本戦出場を大きく近づける。
▽だが、初の本戦出場に向けて意地を見せるイスタンブールBBは83分、左サイドをえぐったエリアのクロスをゴール前のナポレオーニが身体を張って落とし、このボールをフリーのヴィスチャが右足で蹴り込んだ。逆転突破にあと1点と迫るイスタンブールBBは90分、ボックス手前で得たFKをキッカーのエムレが直接狙うが、ゴールネットを揺らすかに思われたボールは左ポストを叩きゴールとはならず。
▽最後の最後まで緊迫感のある攻防を繰り広げた白熱の一戦を2戦合計4-3で制したセビージャが、苦しみながらもCL本戦行きを決めた。
▽また、アスタナ(カザフスタン)vsセルティック(スコットランド)は、アスタナが4-3で勝利も、1stレグを5-0で勝利していたセルティックが2戦合計8-4で本戦出場を決めた。
▽立ち上がりに先制点を許すも、30分過ぎに1stレグで2ゴールのシンクレアのゴールで貴重なアウェイゴールを奪ったセルティックは、その後1-4まで点差を広げられるも、エンチャムとグリフィスのゴールで追いすがり、連勝は逃したものの、1stレグの大量リードを守り切って本戦行きを決めた。
▽そのほかでは、リエカ(クロアチア)vsオリンピアコス(ギリシャ)は、1stレグを2-1で勝利していたオリンピアコスが2ndレグでもマリンの挙げたゴールを守り切って1-0で競り勝ち、2連勝で本戦行きを決めた。マリボル(スロベニア)vsハポエル・ベエルシェバ(イスラエル)は、2戦合計2-2の接戦となった中、1stレグでアウェイゴールを奪っていたマリボルが本戦行きを決めている。
▽なお、CL本大会抽選会は24日に行われる。CLプレーオフ2ndレグの結果と日程は以下の通り。
◆CLプレーオフ2ndレグ
▽8/22(火)
アスタナ(カザフスタン) 4-3(AGG:4-8) セルティック(スコットランド)
マリボル(スロベニア) 1-0(AGG:2-2) ハポエル・ベエルシェバ(イスラエル)
※アウェイゴールルールでマリボルが勝ち抜け
ニース(フランス) 0-2(AGG:0-4) ナポリ(イタリア)
リエカ(クロアチア) 0-1(AGG:1-3) オリンピアコス(ギリシャ)
セビージャ(スペイン) 2-2(AGG:4-3) イスタンブールBB(トルコ)
▽8/23(水)
CSKAモスクワ(ロシア) vs ヤング・ボーイズ(スイス)
ステアウア・ブカレスト(ルーマニア) vs スポルティング・リスボン(ポルトガル)
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