フンメルスがサラリーの1%寄付を発表…マタとの共闘で今後は慈善活動に尽力

2017.08.18 23:21 Fri
現地時間17日、バイエルンのドイツ代表DFマッツ・フンメルスが、自らの年俸の1%を慈善団体に寄付することを発表した。イギリス『BBC』など、複数の大手メディアが報じている。

フンメルスは慈善活動の支援について、「サッカー界では動く金額がどんどん膨らみつつある。この流れをもっと社会的に役立つことに結び付ける必要があると感じていて、この動きによってスポーツが社会的問題を解決する架け橋になってくれたら幸いだ」と述べている。

この動きはマンチェスター・ユナイテッドのスペイン代表MFフアン・マタが立ち上げたプロジェクト『コモン・ゴール』に賛同したもので、マタもサッカー界のチャリティー活動が活発化するよう活動を続けていた。マタはインドのムンバイを訪れた際に困窮した生活を余儀なくされている市民を見て、慈善活動に力を入れるようになったという。

マタは自らのSNSでチャリティーに賛同したフンメルスからの呼びかけがあったことを公表。「コモン・ゴールのプロジェクトは素晴らしい。僕も活動に向けてぜひ話をさせてほしい」と打診があったことを明らかにしている。

現在、サッカー界では契約解除金や選手のサラリーが天井知らずで上がっている状況。フンメルスとマタの行動によって、チャリティー活動が活発化することが期待されており、サッカー界全体が社会的問題の解決に向けて取り組むべき行動として、今後も大きく注目されることになりそうだ。


提供:goal.com

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