バルサ、コウチーニョ獲得で個人間合意か、移籍金は104億円とも

2017.07.26 15:30 Wed
Getty Images
バルセロナが、リバプールのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(25)と個人間で合意したようだ。スペイン『RAC1』が伝えた。

▽エルネスト・バルベルデ新監督の下、中盤の補強を図るバルセロナ。加齢と共に衰えが見え始めているスペイン代表MFアンドレス・イニエスタに代わるプレーメーカーとして、さらに両ウイングもこなせるユーティリティ性から、コウチーニョに白羽の矢を立てた。
▽これまでの報道によると、バルセロナはすでに一度コウチーニョに対するオファーを拒否されたようだが、『RAC1』は、個人間では合意に至ったと主張。これから、リバプールとの交渉の席に着く見込みだ。

▽また、スペイン『マルカ』によれば、移籍金は最低でも8000万ユーロ(約104億円)は必要になるとのことだ。

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CL参戦決定のアストン・ビラが余剰戦力を整理中…デンドンケルはエバートンへ?

アストン・ビラがベルギー代表MFレアンデル・デンドンケル(29)の売却を水面下で進行中だ。 来季のチャンピオンズリーグ(CL)参戦を掴んだアストン・ビラ。ウナイ・エメリ体制下で野心あふれる補強に動き、一瞬たりとも後退せずにチーム力を上げてきての大きな成果だ。 そして、莫大なCL収益も手に入れたことで、今夏のさらなる補強が濃厚か。ただ、買いには売りが必須。イギリス『フットボール・インサイダー』いわく、レンタル放出中のデンドンケルをたとえ格安でも売却する見込みだという。 デンドンケルはベルギー代表歴も豊富なセントラルハーフ。22年のカタールW杯も2試合にスタメン出場したが、ビラでは同時期にエメリ監督が就任…これを境に少しずつ序列を落とし、とうとう今年1月にナポリへ貸し出された。 ナポリは買い取りオプションを保有も、ここまでリーグ戦3試合計21分間のプレーにとどまるデンドンケルを買い取るアイデアなどなく、ビラへの返却を決定済み。同選手を構想外とするビラは今夏で完全移籍させる方針を立てた。 そこへエバートン。 深刻な経営難により、人気銘柄のベルギー代表MFアマドゥ・オナナ(22)を今夏で売却するとみられる彼らは、後釜としてオナナにA代表でポジションを奪われたデンドンケルに照準…給与のすり合わせで課題があるようだが、ビラからはゴーサインを貰っているようだ。 ビラは、同じく構想外でアル・ドゥハイルへレンタル放出中の元ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(31)についても、今夏の売却を進行中とみられている。 2024.05.21 14:15 Tue

来季CLのアストン・ビラ、ルートンで挽回のバークリー再獲得に接近か

ルートン・タウンの元イングランド代表MFロス・バークリー(30)に対して、アストン・ビラ復帰の可能性が浮上している。 若き頃にエバートンで期待され、チェルシーにステップアップ移籍を遂げたバークリーだが、鳴かず飛ばずに。その後、ビラのほか、リーグ・アンのニースにまで出番を求め、昨夏にたどり着いたのがプレミアリーグ昇格のルートンだった。 そのルートンは結果的に1年でのチャンピオンシップ降格となってしまったが、バークリーは公式戦37試合の出場で5得点6アシストをマーク。存在感を大きくする活躍ぶりから、今夏に他クラブが獲得に乗り出すのではとされるところだ。 イギリス『ガーディアン』によると、マンチェスター・ユナイテッドの関心も噂されるが、古巣ビラがバークリーとの再契約に接近。バークリーとルートンの契約期間はクラブによって伏せられた状況だが、来季までと目されるという。 チャンピオンズリーグ(CL)出場の来季に向け、2枚の中盤にサイドバック、そして前線を探すビラだが、収益性と持続可能性に関する規則(PSR)を意識した補強が必要とのことで、低予算でのバークリー獲りは願ったり叶ったりといえる。 ビラはアル・ドゥハイルに貸し出す元ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョの売却も模索しながら、チェルシーのイングランド代表MFコナー・ギャラガーにも興味を示すというなか、バークリーは4年ぶりの復帰となるのだろうか。 2024.05.21 12:50 Tue

「期待通りにはならなかったけど…」現在はカタールでプレーのコウチーニョ、リバプールからバルサ移籍の決断に「後悔はない」

元ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは、かつてリバプールからバルセロナへ移籍した自身の決断を後悔していないと語った。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。 コウチーニョは2013年1月にインテルからリバプールへ加入すると、チームのアイコン的存在にまで成長。卓越したテクニックと目の覚めるようなミドルシュートを武器に、アンフィールドを大いに沸かせていた。 そんなコウチーニョだったが、2017年夏にバルセロナが獲得に動くと、移籍を熱望して練習をボイコットするなど強硬手段に。ユルゲン・クロップ監督からの説得にも耳を貸さず、2018年1月に移籍金1億2000万ユーロ(現レートで約195億円)でバルセロナ移籍を果たした。 しかし、バルセロナ移籍後は思うようなキャリアを歩めず。2019年夏には早くも放出論が過熱すると、バイエルン、アストン・ビラへのレンタル移籍を経て2022年夏にビラへ完全移籍。そのビラでも徐々に序列が低下すると、2023年9月にカタールのアル・ドゥハイルへのレンタル移籍が発表された。 31歳にして欧州から離れることになったコウチーニョ。リバプールからの移籍がキャリアの大きな転換点になったのは間違いないが、本人に後悔はなく常にベストを尽くそうとした結果だと語っている。 「後悔はまったくないよ。たしかに、物事は僕が想像していた通りにならず、人々の期待通りにもならなかった。僕の期待とも違うものになったと思う。でも、僕はフィールド上で自分自身に要求する最初の人間だ。すべてにチャレンジしたと思うし、常にプロフェッショナルである以上、何も後悔はない」 「バルサでプレーするのは、常に僕の夢だったんだ。あそこに行けたのは楽しかったし、多くの人々に出会い、タイトルも獲得できた。そのことは、僕の人生の物語の中に永遠に残るだろう」 「何も変えるつもりはないよ。今からあの頃に戻るのは不可能だし、すでに言ったように何も後悔していない。僕は今も昨年や来年と同じように、常にトレーニングで最善を尽くす。物事がうまくいけば素晴らしいし、そうでなければ忍耐が必要だ」 2024.02.28 11:10 Wed

カタール移籍失敗のコウチーニョ、今冬にレンタル先を変更か…MLSから興味

アストン・ビラからカタールのアル・ドゥハイルにレンタル移籍していた元ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(31)だが、今冬に移籍先を変更する可能性があるようだ。スペイン『アス』が報じている。 2022年1月にバルセロナからアストン・ビラへレンタル移籍したコウチーニョは、同年7月に完全移籍。 昨シーズンはアストン・ビラでプレミアリーグ20試合に出場したが、シーズン後半戦から出場機会を失い、昨夏にアル・ドゥハイルへレンタル移籍。 コンスタントな出場機会を求めていたコウチーニョだったが、極東の地でもケガに悩まされるなど好況とは言えず、ここまでわずか公式戦9試合の出場にとどまっていた。 『アス』によれば、カタール移籍が失敗に終わったコウチーニョには、早期レンタルバックの可能性が浮上。しかし、ウナイ・エメリ監督は同選手の復帰を望んでおらず、冬の移籍市場で再び他クラブへレンタルに出されるとのこと。 なお、コウチーニョの移籍先としてはMLS(メジャーリーグ・サッカー)が有力視されており、特にFWリオネル・メッシやFWルイス・スアレスら元バルセロナの選手が多く在籍するインテル・マイアミや、DF吉田麻也やDF山根視来の在籍するロサンゼルス・ギャラクシーからの関心が噂されている。 2024.01.11 06:30 Thu

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