ヴェローナ、セリエB降格のエンポリからMFビュヘルを獲得

2017.07.25 00:29 Tue
Getty Images
ヴェローナは24日、エンポリのリヒテンシュタイン代表MFマルセル・ビュヘル(26)を買い取り義務付きのレンタルで獲得したことを発表した。

▽ユベントス在籍経験のあるオーストリア生まれのセントラルMFであるビュヘルは、2015年夏にエンポリへ移籍。在籍2シーズンで公式戦45試合に出場して2ゴールを記録していた。しかし、2016-17シーズンはセリエAで15試合の出場に留まり、クラブをセリエB降格から救うことはできなかった。

マルセル・ビュヘルの関連記事

ローマ指揮官、負傷者続出の中でのミラン戦に「多くの選択肢はない」

ローマを率いるパウロ・フォンセカ監督は、27日に行われるセリエA第9節のミラン戦に向けて苦しい台所事情を認めている。クラブ公式サイトが伝えている。 今シーズンに入って負傷者に悩まされるローマでは、DFダビデ・ザッパコスタ、DFユルドゥム・メルト・チェティン、MFロレンツォ・ペッレグリーニ、MFアマドゥ・ディワラ、MFブライアン・クリスタンテ、MFヘンリク・ムヒタリアン、FWジェンギズ・ウンデル、FWニコラ・カリニッチが戦線離脱中だ。 さらに、前節のサンプドリア戦で退場したFWユスティン・クライファートを出場停止で欠く状況だ。 そのため、直近に行われたヨーロッパリーグ(EL)のボルシアMG戦(1-1)ではほとんどターンオーバーを行うことができず、センターバックを本職とするDFジャンルカ・マンチーニをぶっつけ本番でアンカー起用するなど、厳しいやり繰りを強いられている。 そして、そのELの戦いから中2日で戦うミラン戦に向けてもボルシアMG戦から大幅なメンバー変更を行うことはできないようだ。 「現在、我々には多くの選択肢がない。そのため、マンチーニを再び中盤で起用する可能性がある。彼はその試合で良いパフォーマンスを見せたし、変更する理由はない」 「個人的な懸念はチームがフィジカル的にミラン戦までにフィットできるかという部分だ。彼らはヨーロッパの大会に参加していないぶん、よりフレッシュだ」 「ディエゴ・ペロッティはプレーする準備ができているが、90分間耐えられるかどうかはわからない。ハビエル・パストーレに関しては普段と異なり、2試合連続で先発出場している。だが、我々にはローテーションを行う人的な余裕がない」 また、ポルトガル人指揮官はフリーでの緊急補強が噂される元イングランド代表MFジャック・ロドウェル(28)、リヒテンシュタイン代表MFマルセル・ビュヘル(29)の2選手に関する質問に対しては、「ノーコメント」の姿勢を見せた。 「それについては答えたくない。みなさんは、私が自分のチームに所属するプレーヤーについてのみ話す人間であることをご存知のはずだ。だから、仮に彼らが公式に我々のプレーヤーになった場合のみ話をするつもりだ。とにかく、明日のミラン戦にのみ集中したい」 2019.10.26 18:47 Sat

ヴェローナの関連記事

ヴェローナ、昨季途中までエンポリを率いたザネッティ氏を新監督に招へい

エラス・ヴェローナは14日、新監督にパオロ・ザネッティ氏(41)を招へいしたことを発表した。契約期間は2025年6月30日までとなる。 2023-24シーズンを13位で終えたヴェローナは、11日に昨夏から指揮を執っていたマルコ・バローニ監督(60)の退任を発表していた。 新監督に就任したザネッティ氏は、現役時代にエンポリやトリノで活躍したザネッティ氏は、2014年に引退すると2017年に当時セリエC(イタリア3部)のズュートティロールで指導者キャリアをスタート。 その後、アスコリやヴェネツィアで監督を歴任。直近では2022年6月から古巣エンポリの監督を務めると、2022-23シーズンは下部組織出身のMFトンマーゾ・バルダンツィを軸としたパスサッカーを展開した中、10勝13分け15敗の14位でシーズンを終え、クラブをセリエA残留に導いた。 この手腕が認められ、昨夏には2025年までの新契約にサインしていたが、2023-24シーズンはセリエA開幕3連敗を喫すると、第4節のローマ戦も0-7と大敗し、昨年9月19日に成績不振で解任されていた。 2024.06.14 06:30 Fri

ヴェローナ、今季残留に導いたバローニ監督の退任を発表

エラス・ヴェローナは10日、マルコ・バローニ監督(60)の退任を発表した。 ベネヴェントやフロジノーネ、レッジーナなど多くの国内クラブで指揮を執り、2021年夏から2年間のレッチェ指揮を経て、昨夏にヴェローナの監督に就任したバローニ監督。 2023-24シーズンは開幕連勝を飾るなど好スタートを切ったが、第3節のサッスオーロ戦で初黒星を喫すると、以降の14試合は5分け9敗と大不振に陥り、降格圏の19位と低迷。 さらに今冬の移籍市場では、チームトップの6ゴールを挙げていたFWシリル・ウンゴニエ(→ナポリ)やMFフィリッポ・テラッチアーノ(→ミラン)、DFイサク・ヒエン(→アタランタ)らを引き抜かれたが、シーズン後半戦では6勝を挙げるなど巻き返しに成功。最終的に9勝11分け18敗の13位でシーズンを終え、チームをセリエA残留に導いた。 なお、後半戦の手腕が評価されたバローニ監督には、イゴール・トゥドール監督が辞任したラツィオが接触しており、同クラブのクラウディオ・ロティート会長は『Il Messeggero』のインタビューで「バローニがラツィオの新監督になる」と明言していた。 2024.06.11 07:00 Tue

「バローニが新監督」 ラツィオ会長が認める! 歓迎ぜずの声にも「ガッリアーニが望んだのには理由があるはず」

ラツィオの新監督はマルコ・バローニ氏(60)で決まりのようだ。 フェリペ・アンデルソンに続いて、鎌田大地が去り、ルイス・アルベルトも中東行きとされるなか、イゴール・トゥドール監督がチーム作りや補強方針などを巡ってのこじれにより、就任からわずか3カ月の任期で退任したラツィオ。来季の監督としてはエラス・ヴェローナの指揮を執るマルコ・バローニ氏の名が浮かぶ。 そのなか、イタリア『スカイ』によると、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が『Il Messeggero』のインタビューで「ヴェローナとはすべてが解決した。バローニがラツィオの新監督になる。我々が彼を望んだのは彼が優れた監督であり、正しいプロフィールの持ち主だからだ」と噂の人物が新指揮官と明言した。 この監督人事を巡り、一部では懐疑的な声もあるが、「彼を望まぬ者たちはおそらく(シモーネ・)インザーギや、(ステファノ・)ピオリ、(ウラジミール・)ペトコビッチを望まなかった人々だろう」と歴代監督の名を挙げながら反論。さらに、同じくバローニ氏の招へいに動いたモンツァの重役を口にし、選択の正しさを主張した。 「(モンツァの最高経営責任者を務めるアドリアーノ・)ガッリアーニのような勝者がバローニを望んだのには理由があるはず。4人の会長から祝福の連絡があった」 なお、ラツィオはバローニ氏と2年契約を結ぶといわれ、サラリーは100万ユーロ(約1億6000万円)強+ボーナスになるようだ。 2024.06.10 17:15 Mon

イタリア国内で指揮官大移動! ラツィオはヴェローナのバローニ監督と契約合意か

ラツィオがエラス・ヴェローナのマルコ・バローニ監督(60)と契約合意か。 低調なシーズン、マウリツィオ・サッリ前監督との実質的な喧嘩別れ、長年主軸を担うルイス・アルベルトの退団発言、鎌田大地の急転退団(確実)…そして、それに伴うかのようにイゴール・トゥドール監督(46)が一転して退任へ。 低調かつ激動、非常にカオスなシーズンを送ってきたラツィオだが、イタリア『カルチョメルカート』によると、クラウディオ・ロティート会長はこの度、ヴェローナで指揮を執るバローニ監督の招へいへ大きく前進したという。 バローニ監督は現役時代にローマやナポリ、ボローニャ等でプレー。2000年の引退後、シエナやユベントスU-19、ペスカーラ、フロジノーネ等で指揮を執り、2021年夏から2年間のレッチェ指揮を経て、今季より現職だ。 今季の采配はそれなりに評価されているようで、モンツァとカリアリが早くからバローニ監督に接触。ただ、同監督はラツィオからの連絡でこちらに一本化。ヴェローナは後任としてパオロ・ザネッティ氏(41)を確保済みとされる。 このように、ラツィオはトゥドール監督退任とバローニ新監督就任がかなり濃厚。ヴェローナはザネッティ氏を来季からベンチに据え、バローニ新監督を断念したモンツァはアレッサンドロ・ネスタ氏(48)の招へいへ向かう。 また、モンツァで現職のラッファエレ・パッラディーノ監督(40)は来季からフィオレンティーナ。ヴィオラのヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督(46)はボローニャへ。ボローニャからはチアゴ・モッタ監督(41)がユベントスへ。 さらに、イバン・ユリッチ監督(48)が去るトリノはベネツィアでセリエA昇格の元イタリア代表DF、パオロ・ヴァノーリ監督(51)から就任OKを貰い、招へいがほぼ確実。ベネツィアもセリエB内からの引き抜きが濃厚とされる。 今夏はイタリア国内で指揮官大移動だ。 2024.06.07 11:40 Fri

ヴェローナ、主力の元ドイツ代表MFセルダーを買い取り2028年まで契約

エラス・ヴェローナは30日、ヘルタ・ベルリンの元ドイツ代表MFスアト・セルダー(27)を完全移籍で買い取り、2028年6月まで契約したことを発表した。 ドイツ代表として4試合の出場歴があるセントラルMFのセルダーは昨夏、ヘルタ・ベルリンから買い取りオプション付きのレンタルで加入。セリエA25試合に出場して2アシストを記録し、13位で残留したチームの主力MFとして存在感を示していた。 2024.05.31 07:30 Fri

記事をさがす

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly