飯尾の恩返し弾で3連勝長崎が対松本初勝利! 好調金沢撃破の岡山が9戦負けなし《J2》
2017.07.15 21:58 Sat
▽明治安田生命J2リーグ第23節の4試合が15日に各地で行われた。
▽4連勝で降格圏を脱出した17位ツエーゲン金沢(勝ち点28)と、8戦負けなし(4勝4分け)の14位ファジアーノ岡山の好調同士の一戦は、アウェイの岡山が1-2で勝利した。試合は立ち上がりから主導権を握った岡山が得意のセットプレーからチャンスを窺う。一方、粘り強い守備から反撃を狙う金沢は、宮崎や中美の仕掛けから決定機を演出するが、こちらも決め手を欠き、前半は0-0で終了した。
▽迎えた後半、岡山が得意のセットプレーでゴールをこじ開ける。49分、右CKの場面でキッカーの石毛が右足でアウトスウィングのボールをニアに送る。これを片山が頭でフリックしたボールがファーに流れると、これを塚川がダイビングヘッドで流し込んだ。前節の東京ヴェルディ戦を彷彿とさせるCKからのゴールで先手を奪った岡山は、その後も主導権を譲らない。77分には再び右CKの場面で今度は左利きのパク・ヒョンジンが鋭く内側に巻くインスウィングのボールをニアに送ると、これがそのままゴールネットを揺らした。一方、ホームで意地を見せたい金沢は、84分に途中出場の金子からの絶妙なゴール前へのフィードに反応した中美が左足ダイレクトで流し込み、1点を返した。だが、金沢の終盤の猛攻も及ばず、試合はこのまま終了。好調同士の白熱の一戦を制した岡山が、対金沢初勝利を収め、無敗記録を9試合に伸ばした。
▽試合が動いたのは62分。GK高丘のロングボールに反応したイバがDFを引き付けるも競らずに背後で大きくバウンドすると、ボックス右に走り込んだジョン・チュングンが右足ボレーで流し込み、横浜FCが待望の先制点を奪った。その後は岐阜が押し込む展開となったが、76分に右サイドからカットインした風間の強烈な左足のシュートがクロスバーを叩くなど、最後まで追いつくことはできず。岐阜に競り勝った横浜FCが連敗を「4」でストップすると共に6試合ぶりの勝利を手にした。
▽4連敗で21位に沈むカマタマーレ讃岐(勝ち点13)と、今季初の連勝を狙う20位レノファ山口FC(勝ち点16)の残留争い直接対決は、1-3で山口が逆転勝利した。試合は開始12分に讃岐が鋭いロングカウンターからボックス手前左角で渡邉が入れたクロスを、ファーに走り込んだ武田がダイビングヘッドで流し込み、ホームチームが先制に成功。しかし、ビハインドを追う山口は21分、ボックス手前の好位置で得たFKの場面で味方がズラしたボールを前が左足アウトにかけた強烈なシュートで流し込み、同点に追いつく。
▽さらに、前半終了間際には小野瀬の右CKをファーの渡辺が頭で流し込み、前半のうちに試合を引っくり返した。勢いづくアウェイチームは後半立ち上がりの53分にもセットプレーの流れから宮城が追加点を奪った。その後、我那覇らを投入して攻勢に出る讃岐の反撃をきっちり凌ぎ切った山口が残留争い直接対決を3-1で制し、今季初の連勝。一方、敗れた讃岐は泥沼の5連敗となった。
▽15日に開催された明治安田生命J2リーグ第22節の試合結果は、以下の通り。
◆明治安田生命J2リーグ第22節
▽7/15(土)
カマタマーレ讃岐 1-3 レノファ山口FC
横浜FC 1-0 FC岐阜
V・ファーレン長崎 1-0 松本山雅FC
ツエーゲン金沢 1-2 ファジアーノ岡山
▽7/16(日)
《18:00》
FC町田ゼルビア vs 水戸ホーリーホック
名古屋グランパス vs モンテディオ山形
愛媛FC vs 大分トリニータ
《18:30》
徳島ヴォルティス vs 京都サンガF.C.
《19:00》
ロアッソ熊本 vs ジェフユナイテッド千葉
湘南ベルマーレ vs 東京ヴェルディ
ザスパクサツ群馬 vs アビスパ福岡
PR
▽2連勝で4位に位置するV・ファーレン長崎(勝ち点38)と、同じく2連勝中の8位松本山雅FC(勝ち点33)の上位対決は、ホームの長崎が1-0で勝利した。共に[3-4-2-1]の布陣で堅守速攻を志向する両チームによるミラーゲームは、アウェイの松本がボールを支配する形で進む。だが、田中隼に代わって初先発の岡本が序盤に負傷し、星原との負傷交代を強いられる。29分にはボックス手前で得たFKの場面で名手・宮坂が右足で枠の右隅を捉えたシュートを放つが、ここは相手GK増田の好守に阻まれ、前半のうちにゴールを奪えず。▽一方、前半をシュート0で終えるなど、攻撃面で苦戦を強いられた長崎だが、この試合最初のチャンスをモノにする。57分、DF安川のクリアミスをボックス手前で拾った古巣対戦の飯尾がすかさず右足を振り抜くと、低い弾道のシュートがゴール左隅に突き刺さった。飯尾の恩返し弾でリードを奪った長崎は前がかりになる松本に対して、ファンマらを起点としたカウンターがことごとく嵌るが、最後の精度を欠きとどめを刺せない。それでも、2戦連続無失点中の守備陣が最後まで耐え抜き、1-0で勝利。リーグ8戦目にして対松本初勝利を飾った長崎が3連勝で暫定3位に浮上。一方、敗れた松本は5戦ぶりの黒星となった。▽迎えた後半、岡山が得意のセットプレーでゴールをこじ開ける。49分、右CKの場面でキッカーの石毛が右足でアウトスウィングのボールをニアに送る。これを片山が頭でフリックしたボールがファーに流れると、これを塚川がダイビングヘッドで流し込んだ。前節の東京ヴェルディ戦を彷彿とさせるCKからのゴールで先手を奪った岡山は、その後も主導権を譲らない。77分には再び右CKの場面で今度は左利きのパク・ヒョンジンが鋭く内側に巻くインスウィングのボールをニアに送ると、これがそのままゴールネットを揺らした。一方、ホームで意地を見せたい金沢は、84分に途中出場の金子からの絶妙なゴール前へのフィードに反応した中美が左足ダイレクトで流し込み、1点を返した。だが、金沢の終盤の猛攻も及ばず、試合はこのまま終了。好調同士の白熱の一戦を制した岡山が、対金沢初勝利を収め、無敗記録を9試合に伸ばした。
▽4連敗で11位まで順位を落とした横浜FC(勝ち点32)と、前節京都サンガF.C.に勝利して11戦ぶりの白星を手にした18位FC岐阜(勝ち点26)の一戦は、ホームの横浜FCが1-0で勝利した。立ち上がりから拮抗した展開が続く中、20分には難波とのワンツーでゴール前に抜け出した岐阜の古橋に決定機も、ここはGK高丘のビッグセーブに阻まれ、試合はゴールレスで折り返す。
▽試合が動いたのは62分。GK高丘のロングボールに反応したイバがDFを引き付けるも競らずに背後で大きくバウンドすると、ボックス右に走り込んだジョン・チュングンが右足ボレーで流し込み、横浜FCが待望の先制点を奪った。その後は岐阜が押し込む展開となったが、76分に右サイドからカットインした風間の強烈な左足のシュートがクロスバーを叩くなど、最後まで追いつくことはできず。岐阜に競り勝った横浜FCが連敗を「4」でストップすると共に6試合ぶりの勝利を手にした。
▽4連敗で21位に沈むカマタマーレ讃岐(勝ち点13)と、今季初の連勝を狙う20位レノファ山口FC(勝ち点16)の残留争い直接対決は、1-3で山口が逆転勝利した。試合は開始12分に讃岐が鋭いロングカウンターからボックス手前左角で渡邉が入れたクロスを、ファーに走り込んだ武田がダイビングヘッドで流し込み、ホームチームが先制に成功。しかし、ビハインドを追う山口は21分、ボックス手前の好位置で得たFKの場面で味方がズラしたボールを前が左足アウトにかけた強烈なシュートで流し込み、同点に追いつく。
▽さらに、前半終了間際には小野瀬の右CKをファーの渡辺が頭で流し込み、前半のうちに試合を引っくり返した。勢いづくアウェイチームは後半立ち上がりの53分にもセットプレーの流れから宮城が追加点を奪った。その後、我那覇らを投入して攻勢に出る讃岐の反撃をきっちり凌ぎ切った山口が残留争い直接対決を3-1で制し、今季初の連勝。一方、敗れた讃岐は泥沼の5連敗となった。
▽15日に開催された明治安田生命J2リーグ第22節の試合結果は、以下の通り。
◆明治安田生命J2リーグ第22節
▽7/15(土)
カマタマーレ讃岐 1-3 レノファ山口FC
横浜FC 1-0 FC岐阜
V・ファーレン長崎 1-0 松本山雅FC
ツエーゲン金沢 1-2 ファジアーノ岡山
▽7/16(日)
《18:00》
FC町田ゼルビア vs 水戸ホーリーホック
名古屋グランパス vs モンテディオ山形
愛媛FC vs 大分トリニータ
《18:30》
徳島ヴォルティス vs 京都サンガF.C.
《19:00》
ロアッソ熊本 vs ジェフユナイテッド千葉
湘南ベルマーレ vs 東京ヴェルディ
ザスパクサツ群馬 vs アビスパ福岡
PR
V・ファーレン長崎の関連記事
J2の関連記事
|
V・ファーレン長崎の人気記事ランキング
1
清水が蓮川壮大の初ゴールで見事にJ2優勝! 2位横浜FCはまたしても昇格お預け、3位長崎と最終節で自動昇格を争うことに【明治安田J2第37節】
3日、明治安田J2リーグ第37節の9試合が行われた。 すでにJ1自動昇格を決めた首位の清水エスパルスはいわきFCをホームに迎えた一戦。今節勝利し、2位の横浜FCが引き分け以下に終われば優勝も決定する試合だった。 いわきを相手に難しい戦いを強いられた清水。勝利しなければ今節の優勝はないなか、ゴールが遠い展開が続いていく。 それでも迎えた81分、右CKからの西澤健太のクロスをニアで矢島慎也が頭で合わせると、最後は蓮川壮大がプロ初ゴールを頭で決めて遂に清水が先制。そのまま逃げ切り、1-0で勝利を収めた。 ホームゲームで見事に勝利した清水。2位の横浜FCが引き分け以下になれば優勝が決まる中、J3降格が決まった栃木と対戦。横浜FCは自動昇格も決まっていない中、栃木の粘りの前に苦戦する。 執拗に攻め込んで行くものの、栃木の集中した守りを崩せず。栃木はJ3降格が決まった中でも意地を見せ、何度も決定機を迎えたがこちらもゴールが遠く、ゴールレスドロー。これにより、清水のJ2優勝が決定した。 また、3位のV・ファーレン長崎は昇格プレーオフ圏を争うジェフユナイテッド千葉と対戦した。 勝利すれば、自動昇格の2位にも入れる可能性がある中、4分にマルコス・ギリェルメが先制ゴール。しかし、25分にエドゥアルドのゴールで千葉が追いつく。 引き分けた場合、横浜FCが勝利すれば自動昇格がなくなる長崎だったが、84分にエジガル・ジュニオがゴール。1-2と勝ち越しそのまま勝利を収めた。 これにより、清水の1位が決定。2位の横浜FCと3位のV・ファーレン長崎の勝ち点差は「3」となり、最終節の結果で2位を争うことに。横浜FCはアウェイでレノファ山口FCと、長崎はホームで愛媛FCと対戦する。 清水エスパルス 1-0 いわきFC 【清水】 蓮川壮大(後36) 横浜FC 0-0 栃木SC ジェフユナイテッド千葉 1-2 V・ファーレン長崎 【千葉】 エドゥアルド(前25) 【長崎】 マルコス・ギリェルメ(前4) エジガル・ジュニオ(後39) <span class="paragraph-title">【動画】清水のJ2優勝を手繰り寄せた蓮川壮大のプロ初ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E6%B8%85%E6%B0%B4%E3%81%84%E3%82%8F%E3%81%8D?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#清水いわき</a> <a href="https://t.co/142KuGqSeM">pic.twitter.com/142KuGqSeM</a></p>— DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1852966832639984115?ref_src=twsrc%5Etfw">November 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.03 16:14 Sun2
J1昇格PO圏争い、勝利の岡山が進出決定! 千葉は連勝「5」でストップし3連勝の岡山&8連勝の山形にかわされる…残りは2枠【明治安田J2第37節】
3日、明治安田J2リーグの9試合が各地で行われた。 J1昇格プレーオフ出場権争いは残り3枠を4チームで争う形。4位ジェフユナイテッド千葉、5位ファジアーノ岡山、6位ベガルタ仙台が勝ち点「61」で並び、7位モンテディオ山形が勝ち点「60」で追いかける。 4位千葉は自動昇格に望みを繋ぎたい3位V・ファーレン長崎(勝ち点69)とのホームゲーム。4分にPKを与えてしまい、マルコス・ギリェルメに先制点を奪われるが、25分にはFKのクロスからエドゥアルドが頭で決め、同点で折り返す。 逆転ゴールを目指し、68分にはPKを得た千葉だったが、小森飛絢が失敗。84分には素早いリスタートからエジガル・ジュニオに押し込まれ、1-2で試合終了。千葉は最終節を前に連勝が「5」でストップした。 5位岡山は12位藤枝MYFC(勝ち点46)をホームに迎えての一戦。前半はゴールレスで折り返すも、67分にはカウンターから決定機を迎え、岩渕弘人がGKとの一対一をループで制す。 3分後には田部井涼が右CKから追加点。3点目にも迫りながら2-0で終えた岡山は、3連勝で千葉をかわして4位に浮上した。 また、7連勝中と猛烈な追い上げを見せる7位山形は、13位水戸ホーリーホック(勝ち点44)とアウェイ戦。先手を取ったのは山形で、デザインされた左CKから高江麗央が22分に決める。 1点リードで後半に入ると、58分に長澤シヴァタファリに同点ゴールを許すが、64分にはディサロ燦シルヴァーノがクロスにファーで合わせて再び勝ち越し。高橋潤哉の3点目もあった山形がクラブ新記録の8連勝を達成し、ついに昇格PO圏内の5位に浮上した。 その他、すでにJ1自動昇格を決めている首位清水エスパルス(勝ち点76)は、8位いわきFC(勝ち点51)に1-0で勝利。2位横浜FC(勝ち点74)がゴールレスドローで終えたため、J2優勝が決まった。 残り1節となった中、2位・横浜FCと3位・長崎のJ1自動昇格争いは最終節に持ち越されることに。また、最終節で5位の山雅と6位の千葉が直接対決となるため、4位・岡山の昇格プレーオフ行きが決定した。昇格プレーオフは5位・山形(勝ち点63)、6位・千葉(勝ち点61)、7位・仙台(勝ち点61)の3チームが2枠を争うこととなり、4日の仙台の結果次第で最終節の様相が変わってくる。 ◆明治安田J2第37節 ▽11月3日(日) ファジアーノ岡山 2-0 藤枝MYFC ジェフユナイテッド千葉 1-2 V・ファーレン長崎 横浜FC 0-0 栃木SC 清水エスパルス 1-0 いわきFC 徳島ヴォルティス 1-0 鹿児島ユナイテッドFC 大分トリニータ 2-1 ザスパ群馬 ヴァンフォーレ甲府 1-2 ブラウブリッツ秋田 水戸ホーリーホック 1-3 モンテディオ山形 愛媛FC 1-1 レノファ山口FC ▽11月4日(月) 《14:00》 ロアッソ熊本vsベガルタ仙台 2024.11.03 18:41 Sun3
横浜FCが痛恨の2連敗、昇格決定の清水に首位譲る…18位栃木&19位鹿児島は降格圏フィニッシュが確定【明治安田J2第36節】
27日、明治安田J2リーグの8試合が各地で行われた。 前節は21戦ぶりの黒星を喫し、J1昇格を決められなかった首位横浜FC(勝ち点74)。今節こそ昇格を決めたいなか、昇格プレーオフ進出を争う5位ファジアーノ岡山(勝ち点58)とホームで対戦した。 先に試合を動かしたのは18分の岡山。裏に抜け出した岩渕弘人がGKまでかわして流し込む。さらに前半アディショナルタイム、今度は左CKから鈴木喜丈が押し込んでリードを広げる。 後半立ち上がりにも一美和成がゴール右下に決め、岡山に追加点。55分にはCKからの田上大地の得点で4点差とするが、横浜FCも61分から反撃。速攻から山根永遠がGKとの一対一を制し1点を返すと、8分後には左クロスをファーで収めたカプリーニが追加点。2点差まで詰め寄ったが、2-4で試合は終了し、横浜FCは今節も昇格お預けとなった。 前節ホーム初黒星を喫し、こちらも自動昇格を逃していた2位清水エスパルス(勝ち点73)。今節は降格の瀬戸際に立たされ、勝利が必須の18位栃木SC(勝ち点32)とアウェイ戦に臨んだ。 立ち上がりからネットを揺らした栃木だったが、オフサイドでノーゴールの判定。ゴールレスで後半に入ると、50分に住吉ジェラニレショーンがCKから押し込んで清水が先制する。 83分には途中出場の北川航也が一発退場。10人となった清水だがなんとか凌ぎきり、0-1でタイムアップ。清水が3年ぶりのJ1復帰を決め、J2首位に浮上した。 直近2連勝で上位2チームの昇格決定を阻止してきた3位V・ファーレン長崎(勝ち点66)は、残り全勝でも残留が危うい19位鹿児島ユナイテッドFC(勝ち点29)とのホームゲーム。長崎は14分、マルコス・ギリェルメの持ち上がりから名倉巧がゴール右に突き刺して先制。43分には、右サイドから仕掛けたマテウス・ジェズスがコントロールショットを沈め、3試合連続ゴールでリードを広げる。 57分にはロングドリブルからボックス内に侵入したマテウス・ジェズスが落ち着いて流し込み、長崎に3点目。4分後には鹿児島が田中渉のヘディングで一矢報いるが、終盤に長崎の増山朝陽がダメ押し。4-1の大勝を収めた長崎が3位以上を確定させた一方、鹿児島は降格圏フィニッシュが決まった。 その他、PO進出争いは26日に試合のあった8位いわきFC(勝ち点51)が脱落したが、5位岡山、6位ベガルタ仙台(勝ち点58)、7位モンテディオ山形(勝ち点57)がいずれも勝利。4位ジェフユナイテッド千葉から山形までの4チームが残る3枠を争う。 なお、今節敗れた18位栃木は、17位大分トリニータ(勝ち点37)の勝利により、J3降格圏フィニッシュが決定。栃木と鹿児島の降格が今節決まっている。 ◆明治安田J2第36節 ▽10月27日(日) V・ファーレン長崎 4-1 鹿児島ユナイテッドFC 横浜FC 2-4 ファジアーノ岡山 ザスパ群馬 0-2 徳島ヴォルティス モンテディオ山形 1-0 ロアッソ熊本 ブラウブリッツ秋田 0-2 大分トリニータ 栃木SC 0-1 清水エスパルス レノファ山口FC 2-0 ヴァンフォーレ甲府 愛媛FC 0-2 ベガルタ仙台 ▽10月26日(土) 藤枝MYFC 2-3 ジェフユナイテッド千葉 いわきFC 1-2 水戸ホーリーホック 2024.10.27 18:38 Sun4
昇格PO圏争う直接対決は岩渕弘人の2得点で岡山が逃げ切り勝ち、横浜FC&清水の昇格、鹿児島の降格は決まらず【明治安田J2第35節】
20日、明治安田J2リーグの7試合が各地で行われた。 5位ファジアーノ岡山(勝ち点55)は、昇格プレーオフ圏内を争う8位いわきFC(勝ち点51)をホームに迎えた一戦。岡山は14分、左CKから岩渕弘人がこぼれ球を押し込んで先制。7分後にも岩渕が直接FKからGKが弾いたボールを押し込む。 2点ビハインドで折り返したいわきだったが、後半から出場の大森理生がFKからのクロスに合わせ、56分に反撃。後半アディショナルタイムには同点弾に迫ったが、追いつくことはできず、逃げ切った岡山が5位の座をキープした。 その他、今節勝利すれば自力でJ1昇格を決められた2位清水エスパルス(勝ち点73)は、好調の7位モンテディオ山形(勝ち点54)に1-2の逆転負け。首位横浜FCも含め上位2チームの昇格を左右する3位V・ファーレン長崎(勝ち点63)は逆転勝利し、2チームの今節昇格を阻止している。 12位徳島ヴォルティス(勝ち点45)は3-0の快勝を収めて1つ順位アップ。残留のボーダーラインにつける17位大分トリニータ(勝ち点37)の結果次第では19位鹿児島ユナイテッドFC(勝ち点29)の降格圏フィニッシュが決まるところだったが、大分が引き分けたことで鹿児島の首の皮が1枚繋がっている。 ◆明治安田J2リーグ第35節 ▽10/20(日) ブラウブリッツ秋田 1-2 V・ファーレン長崎 清水エスパルス 1-2 モンテディオ山形 ザスパ群馬 0-0 栃木SC ファジアーノ岡山 2-1 いわきFC 徳島ヴォルティス 2-0 藤枝MYFC 大分トリニータ 0-0 水戸ホーリーホック ロアッソ熊本 1-1 レノファ山口FC ▽10/19(土) 鹿児島ユナイテッドFC 4-0 愛媛FC ベガルタ仙台 3-0 横浜FC ジェフユナイテッド千葉 2-1 ヴァンフォーレ甲府 2024.10.20 17:42 Sun5