ネイマール退場のバルサがサンドロ・ラミレスのお礼弾に沈む…マドリーのポイントロスを活かせず逆転優勝は遠のく《リーガエスパニョーラ》
2017.04.09 05:41 Sun
▽バルセロナは8日、リーガエスパニョーラ第31節でマラガとラ・ロサレーダで対戦し、0-2で敗れた。
▽前節のセビージャ戦に完勝しリーグ戦3連勝中の2位・バルセロナ(勝ち点69)が、スポルティング・ヒホンに勝利して7試合ぶりの白星を飾ったマラガとのアウェイゲームに臨んだ。同日に行われたレアル・マドリーvsアトレティコ・マドリーが引き分けに終わったため、バルセロナは1試合消化が少ない首位のマドリーと勝ち点で並ぶチャンスを迎えている。
▽そのバルセロナは3バックではなく[4-3-3]のフォーメーションで試合に入った。戦前の予想通りバルセロナがポゼッションを握る中、マラガは両翼が低い位置にスタートポジションを取ることで最終ラインを5人で構成しながらサイドのスペースを消しにかかる。
▽16分には自陣のジョルディ・アルバからのロングフィードをボックス内でスアレスがキープ。GKとの一対一を迎えるが、スアレスのシュートはGKカメニがセーブした。21分にはメッシがボックス手前で倒されて得たFKを、メッシが直接狙うがボールはクロスバーを越える。マラガは23分、GKテア・シュテーゲンのパスを奪ったレシオがダイレクトで狙うが、精度を欠いて無人の枠には飛ばせず。
▽30分にはメッシのスルーパスから決定機を迎えたバルセロナだったが、受け手のアンドレ・ゴメスはシュートを打てずにロサレスに潰されてしまう。すると32分、前に圧力をかけるバルセロナに対して裏に抜け出したサンドロ・ラミレスが独走。そのままシュートを放つと、戻ったマテューの足に当たってコースが変わりニアサイドを射抜いて先制点を奪った。前半はそのままマラガリードで終えている。
▽しかしバルセロナはなかなかゴールを奪えずにいると、57分にはカウンターからサンドロ・ラミレスの折り返しをファンピがボックス内で合わせる。これはGKテア・シュテーゲンの正面を突いて事なきを得るが、不安定な戦いが続いた。するとバルセロナは61分にアンドレ・ゴメスを下げてパコ・アルカセルを送り出して、早くも交代カードを切り終えた。
▽64分にはボックス右の深い位置でボールを受けたスアレスのクロスに、ネイマールが頭で合わせるがボールはクロスバーの上へ。すると65分にはアクシデントが発生。ネイマールが2枚目のイエローカードで退場処分となってしまった。マラガは72分、裏に抜け出したペニャランダがGKテア・シュテーゲンが飛び出して無人となったゴールにシュートを流し込むが、ここはオフサイドの判定により無効となる。
▽バルセロナは78分にセルジ・ロベルトがボックス内で倒されるも、この試合で躍動するレフェリーは外でのファウルと判定しFKとなる。決めきりたいところだったが、メッシが壁の下を狙ったシュートは相手に当たってしまいゴールとはならず。89分には高い位置を取ったマスチェラーノのスルーパスに、セルジ・ロベルトが抜け出してシュートも、GKカメニの正面に飛ばしてしまう。
▽試合終了間際にはカウンターからジョニーにネットを揺らされて試合は終了。バルセロナは11月19日に行われたリーガエスパニョーラ第12節のマラガ戦以来となる無得点試合で、今季4敗目。さらにポイントを落としたマドリーとの差が逆に広がる結果に終わった。
▽前節のセビージャ戦に完勝しリーグ戦3連勝中の2位・バルセロナ(勝ち点69)が、スポルティング・ヒホンに勝利して7試合ぶりの白星を飾ったマラガとのアウェイゲームに臨んだ。同日に行われたレアル・マドリーvsアトレティコ・マドリーが引き分けに終わったため、バルセロナは1試合消化が少ない首位のマドリーと勝ち点で並ぶチャンスを迎えている。
▽そのバルセロナは3バックではなく[4-3-3]のフォーメーションで試合に入った。戦前の予想通りバルセロナがポゼッションを握る中、マラガは両翼が低い位置にスタートポジションを取ることで最終ラインを5人で構成しながらサイドのスペースを消しにかかる。
▽30分にはメッシのスルーパスから決定機を迎えたバルセロナだったが、受け手のアンドレ・ゴメスはシュートを打てずにロサレスに潰されてしまう。すると32分、前に圧力をかけるバルセロナに対して裏に抜け出したサンドロ・ラミレスが独走。そのままシュートを放つと、戻ったマテューの足に当たってコースが変わりニアサイドを射抜いて先制点を奪った。前半はそのままマラガリードで終えている。
▽追いかけるバルセロナはハーフタイムでデニス・スアレスとマテューを下げてイニエスタとセルジ・ロベルトを投入。イニエスタはそのままデニス・スアレスのポジションに収まる。右サイドバックを務めていたマスチェラーノがユムティティとコンビを組み、セルジ・ロベルトが右サイドバックに入った。
▽しかしバルセロナはなかなかゴールを奪えずにいると、57分にはカウンターからサンドロ・ラミレスの折り返しをファンピがボックス内で合わせる。これはGKテア・シュテーゲンの正面を突いて事なきを得るが、不安定な戦いが続いた。するとバルセロナは61分にアンドレ・ゴメスを下げてパコ・アルカセルを送り出して、早くも交代カードを切り終えた。
▽64分にはボックス右の深い位置でボールを受けたスアレスのクロスに、ネイマールが頭で合わせるがボールはクロスバーの上へ。すると65分にはアクシデントが発生。ネイマールが2枚目のイエローカードで退場処分となってしまった。マラガは72分、裏に抜け出したペニャランダがGKテア・シュテーゲンが飛び出して無人となったゴールにシュートを流し込むが、ここはオフサイドの判定により無効となる。
▽バルセロナは78分にセルジ・ロベルトがボックス内で倒されるも、この試合で躍動するレフェリーは外でのファウルと判定しFKとなる。決めきりたいところだったが、メッシが壁の下を狙ったシュートは相手に当たってしまいゴールとはならず。89分には高い位置を取ったマスチェラーノのスルーパスに、セルジ・ロベルトが抜け出してシュートも、GKカメニの正面に飛ばしてしまう。
▽試合終了間際にはカウンターからジョニーにネットを揺らされて試合は終了。バルセロナは11月19日に行われたリーガエスパニョーラ第12節のマラガ戦以来となる無得点試合で、今季4敗目。さらにポイントを落としたマドリーとの差が逆に広がる結果に終わった。
バルセロナの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
|
バルセロナの人気記事ランキング
1
ラミン・ヤマルがキングスリーグに参戦! ヴィニシウスと共に新シーズン目玉に
バルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマルが「キングス・リーグ」に参戦することが決定した。 キングス・リーグは、元スペイン代表DFジェラール・ピケ氏がチェアマンを務める7人制サッカーの大会。様々な大会独自のルールが設けられており、その独自性とエンターテインメント性で大きな人気を誇るコンテンツ。 今年5月から6月にかけてメキシコで行われた第1回の「キングス・ワールドカップ」ではネイマール、マリオ・ゲッツェ、リオ・ファーディナンド、エデン・アザールらスター選手や日本のゲーム実況者として知られる加藤純一氏らインフルエンサーやストリーマーら著名人も参加し、大きな話題を集めていた。 そのキングス・リーグは7日、新シーズンに向けたプロモーション動画を公開。すでに参戦が話題を集めていたレアル・マドリーのブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールに加え、アメリカの世界的なインフルエンサーであるジェイク・ポール、 アルゼンチン出身の有名歌手マリア・ベセラと共にサプライズ枠として17歳FWの参戦が明かされた。 なお、現役選手であるヤマルとヴィニシウスに関しては現時点でどういった役割を担うかは明かされておらず、今月15日の新シーズン開幕直前に改めてアナウンスされることになるようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】注目集めたフードの男の正体はラミン・ヤマル</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Lamine Yamal, the new star of the Kings League.<a href="https://t.co/znTeCSORb5">pic.twitter.com/znTeCSORb5</a></p>— Kings League World (@_KingsWorld) <a href="https://twitter.com/_KingsWorld/status/1832499264179859958?ref_src=twsrc%5Etfw">September 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.08 09:35 Sun2
大ケガから復帰のスペイン代表MFガビがバルセロナと2030年まで契約延長、ペドリに続く
FCバルセロナは31日、スペイン代表MFガビ(20)との契約延長を発表した。新契約は2030年6月30日までとなる。 バルセロナのカンテラ育ちのガビは、2021年7月にファーストチームに昇格。当初はあまり出番がなかったが、スペイン代表を当時指揮していたルイス・エンリケ監督に見出され、スペイン代表で先に活躍を見せていった。 その後チームの中心人物となり、ペドリとともに中盤を支える存在となったが、2023-24シーズンにスペイン代表の活動で重傷。右ヒザ前十字じん帯断裂、外側半月板損傷の重傷となり、長期離脱となった。 今シーズンもシーズン序盤は欠場が続いたが、10月に復帰すると徐々に出場時間を伸ばしていき、ラ・リーガで11試合1アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)で5試合に出場するなど、復調しつつある状況だ。 バルセロナは30日にペドリとも2030年まで契約を延長しており、中盤を支えるカンテラーノを長期でチームに留まらせることに成功した。 2025.01.31 23:20 Fri3
飛んできたのは“豚の頭”、19年前のエル・クラシコを覚えているか?
ピッチに投げ入れられた最も衝撃的なものはなんだろうか。 21日に行われたリーグ・アン第14節のリヨンvsマルセイユでは、スタンドから中身が入った状態のペットボトルが投げ入れられた。これがMFディミトリ・パイエの左耳付近を直撃し、パイエは頭を押さえながら倒れ込んでしまう。試合は一時中断を経て、中止にまで追いやられる事態となっていた。 19年前のエル・クラシコ、2002年11月23日に行われたカンプ・ノウでのバルセロナvsレアル・マドリーの一戦では、豚の頭がピッチに投げ入れられたのを覚えているだろうか。 元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴは2000年夏にバルセロナからレアル・マドリーへという禁断の移籍を決行。バルセロナのファンからは猛烈な反感を買っていた。前述のクラシコで、マドリーの一員としてカンプ・ノウに足を踏み入れたフィーゴに対してはブーイングの嵐。ライターやコインなども投げ入れられた。 その中でも異色だったのが豚の頭だ。CKでボールをセットした際に、あるバルセロナのファンがフィーゴに向かってそれを投擲。当たりはしなかったものの、様々な意味で衝撃を与えたことは間違いなかった。 当時のクラシコは一時中断こそしたものの、試合は継続。ゴールレスに終わっている。何事もなかったために、笑い話として語れるものの、ケガにつながっていれば大きな問題に発展していたことは間違いないだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】ピッチに投げ入れられた豚の頭</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">On this day in 2002, Barcelona fans threw a pig's head at Luis Figo before he took his corner at the Camp Nou <br><br>Figo left Barca for Real Madrid two years earlier. <a href="https://t.co/j3ZgOQ85dW">pic.twitter.com/j3ZgOQ85dW</a></p>— B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1463119883055599616?ref_src=twsrc%5Etfw">November 23, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.11.24 22:10 Wed4
