乾が2試合ぶりの先発もエイバルが最下位オサスナに痛恨のドロー《リーガエスパニョーラ》
2017.03.14 06:40 Tue
▽リーガエスパニョーラ第27節のオサスナvsエイバルが13日に行われ、1-1の引き分けに終わった。エイバルのMF乾貴士は64分までプレーした。
▽一進一退の展開となる中、エイバルは乾が立て続けにオサスナゴールを脅かす。24分、アドリアン・ゴンサレスのパスをバイタルエリア左で受けた乾がカットインから狙うと、鋭いシュートが左隅を捉えるも、GKシリグに再び阻まれる。さらに29分にも、ボックス左手前まで持ち上がった乾が強烈なミドルシュートでゴールを狙ったが、三度GKシリグの好守に遭う。
▽押し込みながらもゴールレスで試合を折り返したエイバルは、後半立ち上がりにピンチを招く。51分、相手CKのセカンドボールを奪ったオサスナがロングカウンターを仕掛けると、ハイメ・ロメロのスルーパスで右サイドを抜け出したセルヒオ・レオンがボックス内まで持ち上がりシュート。しかし、これはGKジョエル・ロドリゲスが正面でセーブした。
▽すると、直後のプレーでエイバルが均衡を破る。ペドロ・レオンとのワンツーで右サイドをオーバーラップしたカパがボックス右から侵入すると、ラインギリギリまで持ち上がりマイナスの折り返しを供給。これを中央のキケがダイレクトでゴールに流し込んだ。
▽待望の先制弾でリードしたエイバルだったが、すぐにオサスナの反撃に遭う。79分、相手ボックス付近でこぼれ球を拾ったメリダがボックス右に侵入するとヒールパスで繋ぐ。これを受けたハイメ・ロメロが相手GKとDFの間にうまくクロスを供給すると、ゴール左から走り込んだコドロが右足でゴールネットを揺らした。さらに82分にも、R・トーレスの右FKからファーサイドのロエが頭でゴールを脅かしたが、これはGKジョエル・ロドリゲスの好守に阻まれた。
▽同点に追いついたオサスナは終盤にかけても攻勢に出たが、逆転ゴールを奪うには至らず1-1でタイムアップ。最下位相手に痛恨のドローを喫したエイバルは、EL圏内の6位ソシエダとの勝ち点差を縮めることができなかった。
PR
▽前節のレアル・マドリー戦で完敗した8位エイバル(勝ち点39)が、最下位オサスナ(勝ち点10)の本拠地レイノ・デ・ナバーラに乗り込んだ一戦。ヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得へ格下相手にポイントロスが許されないエイバルは、マドリー戦からスタメンを3人変更。ペーニャやルナ、マウロ・ドス・サントスに代えて2試合ぶりの先発となる乾とアルビージャ、ルジューヌを起用した。▽乾を左MFに配置した[4-2-3-1]の布陣で試合に臨んだエイバルは7分、中盤でのボール奪取からカウンターを仕掛けると、左サイドを持ち上がった乾がカットインからミドルシュート。これはゴール左を捉えたが、GKシリグのセーブに防がれた。▽押し込みながらもゴールレスで試合を折り返したエイバルは、後半立ち上がりにピンチを招く。51分、相手CKのセカンドボールを奪ったオサスナがロングカウンターを仕掛けると、ハイメ・ロメロのスルーパスで右サイドを抜け出したセルヒオ・レオンがボックス内まで持ち上がりシュート。しかし、これはGKジョエル・ロドリゲスが正面でセーブした。
▽こう着状態が続く中、両チームがほぼ同時に最初の選手交代を行う。オサスナは63分、カウシッチを下げてメリダを投入。対するエイバルは、64分に乾に代えてペーニャを投入。さらに72分、アドリアン・ゴンサレスを下げてキケをピッチに送り出した。
▽すると、直後のプレーでエイバルが均衡を破る。ペドロ・レオンとのワンツーで右サイドをオーバーラップしたカパがボックス右から侵入すると、ラインギリギリまで持ち上がりマイナスの折り返しを供給。これを中央のキケがダイレクトでゴールに流し込んだ。
▽待望の先制弾でリードしたエイバルだったが、すぐにオサスナの反撃に遭う。79分、相手ボックス付近でこぼれ球を拾ったメリダがボックス右に侵入するとヒールパスで繋ぐ。これを受けたハイメ・ロメロが相手GKとDFの間にうまくクロスを供給すると、ゴール左から走り込んだコドロが右足でゴールネットを揺らした。さらに82分にも、R・トーレスの右FKからファーサイドのロエが頭でゴールを脅かしたが、これはGKジョエル・ロドリゲスの好守に阻まれた。
▽同点に追いついたオサスナは終盤にかけても攻勢に出たが、逆転ゴールを奪うには至らず1-1でタイムアップ。最下位相手に痛恨のドローを喫したエイバルは、EL圏内の6位ソシエダとの勝ち点差を縮めることができなかった。
PR
エイバルの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
エイバルの人気記事ランキング
1
“セクシーフットボール”で脚光浴びた野洲高同期が再会! その場にマドリー下部組織所属の“ピピ”こと中井卓大も
▽エイバルに所属する日本代表MF乾貴士と清水エスパルスに所属するFW村田和哉が野洲高校の同期らと再会を果たしたようだ。 ▽乾はセゾンフットボールから野洲高校に進学。2年生でレギュラーの座を掴み取ると、1学年上の現在ウェスタン・シドニー・ワンダラーズに所属するMF楠神順平や同級生の北海道コンサドーレ札幌DF田中雄大らと共に2006年度の第84回全国高等学校サッカー選手権大会優勝を果たした。淡海ジュニアユースFCから進学した村田は、3年時にレギュラーとして乾や田中と共に第85回全国高等学校サッカー選手権大会に出場。3回戦で敗退となったものの、個人技を重視したトリッキーなドリブルやヒールパスを駆使したスタイルが「セクシーフットボール」と称され、いち躍脚光を浴びた。 ▽ウィンターブレークで帰国中の乾とオフシーズン中の村田は、高校時代の盟友たちと再会。そこには現在マドリーの下部組織でプレーする滋賀県出身の中井卓大の姿もあり、共に身体を動かしたようだ。 ▽乾は自身のツイッター(@takashi73784537)で高校時代、共に戦った仲間と旧交を温めたことを報告。村田もツイッター(@mkazu8)を更新し、将来が期待される中井に衝撃を受けたことを告白している。※絵文字省略 ◆乾貴士 「昨日はピピ君と野洲高校の同い年のサッカー部の友達とサッカーしました! 皆んな、ピピ君に会いたくて集まったミーハー野郎です。笑 でも、久しぶりに会えたし、一緒にサッカーできたし、楽しかったー(^^)」 ◆村田和哉 「スペインから乾が帰ってきたので野洲高校で同期たちとサッカーをしました。コンサドーレの田中、奈良クラブでプレーしていた志水、久々にみんなとボールを蹴れて楽しかったです。滋賀県出身で現在レアル・マドリードの下部組織でプレーしている中井卓大くんもきてくれました。日本の宝は凄かったです!」 2017.12.27 14:07 Wed2
3季ぶりの昇格を目指すエイバルがエチェベリア監督との契約延長を発表
エイバルは21日、ホセバ・エチェベリア監督との契約を2025年6月30日まで延長した。 現役時代はアスレティック・ビルバオで15年間に渡って活躍したエチェベリア監督は、2010年に現役を引退。2012年から古巣アスレティックのユースアカデミーで指導者としてのキャリアをスタートさせた。 その後、アモレビエタやテネリフェ、ミランテスなど国内下部リーグに所属するクラブで監督を務めると、2022-23シーズン限りで退任したガイスカ・ガリターノ前監督の後任として、昨夏にエイバルの指揮官に就任した。 今季は開幕5試合で4敗とスタートダッシュに失敗したが、その後は10試合無敗を記録するなど、ここまで31試合を終えたセグンダディビジョンで15勝7分け9敗の4位に位置。 なお、自動昇格圏の首位レガネスとは4pt差で、2位エルチェとは1pt差につけており、3シーズンぶりの1部昇格が狙える位置につけている。 2024.03.22 08:45 Fri3