リバプールが4部相手に辛勝! 吉田フル出場で同じく辛勝のセインツはアーセナルの待つ4回戦へ《FAカップ》
2017.01.19 07:16 Thu
▽リバプールは18日、FAカップ3回戦再試合でイングランド4部のプリマス・アーガイルと対戦し、1-0で勝利した。この結果、ウォルバーハンプトンの待つ4回戦進出を決めた。
▽リバプールは、ホームで行われた前回対戦を若手主体で戦った結果、まさかのゴールレスドローで終えて再試合を強いられた。直近のマンチェスタ・ユナイテッド戦で逃げ切りに失敗し、1-1のドローで終えるなど、公式戦4戦未勝利のチームは、今回の一戦で5試合ぶりの白星を目指した。クロップ監督は、この一戦に向けて負傷明けのコウチーニョを復帰後初先発で起用したほか、スタリッジ、オリジといった主力を起用。それ以外はウッドバーンやエジャリアなど若手を引き続きプレーさせた。
▽キックオフ直後からフィールドプレーヤー10人がほぼ相手陣内でプレーするなど、相手を押し込んでいくリバプール。だが、自陣に堅固なブロックを敷く相手の守備を崩し切れない。それでも18分、左CKの場面でコウチーニョのニアを狙ったクロスをルーカス・レイバが頭で合わせ、幸先良く先制に成功した。
▽ここから格下相手にゴールラッシュと行きたいリバプールは、前がかりになって攻めるものの最後の精度を欠いて追加点が遠い。逆に、アルベルト・モレーノのサイドを狙われて幾つかカウンターチャンスを許す。33分には同サイドを崩されて決定的なクロスを許すが、ここは相手FWガリタの前でアーノルドが何とかクリアし、事なきを得た。
▽前半終盤にかけてはアーノルドの攻め上がりを生かしてチャンスを作ったリバプールだったが、スタリッジやオリジらのフィニッシュワークが決まらず、前半のうちに試合を決めることはできなかった。
▽拮抗した展開が続く中、74分にはリバプールにこの試合最大のピンチ。ボックス内でブラッドリーが頭で落としたボールをジャービスにジャンピングボレーで合わせられるが、このシュートは左ポストを直撃し、事なきを得た。冷や汗を欠いたアウェイチームはこの直後にスタリッジを下げてオジョを投入した。
▽試合終盤にかけてもこう着状態が続く中、86分にはリバプールに絶好の追加点のチャンスが訪れる。ボックス内でA・モレーノが相手DFソンゴに倒されてPKを獲得。だが、キッカーのオリジが左を狙ったシュートはGKマクコーミックに完璧に読まれて痛恨の失敗。それでも、前半のリードを最後まで守り切ったリバプールは、苦しみながらも4回戦進出を決めた。
▽同日行われたサウサンプトンvsノリッジは、サウサンプトンが1-0で勝利した。サウサンプトンのDF吉田麻也はフル出場した。前回対戦に続きチャンピオンシップ(イングランド2部)のノリッジ相手に苦戦を強いられたサウサンプトンだが、吉田らを中心に無失点を継続して試合終盤を迎えると、後半アディショナルタイム1分にロングが劇的な決勝点を奪い、4回戦への切符を勝ち取った。なお、サウサンプトンは4回戦でアーセナルと対戦することになる。
▽また、チャンピオンシップ所属チーム同士の対戦となったニューカッスルvsバーミンガムは、ニューカッスルが3-1で勝利している。
▽リバプールは、ホームで行われた前回対戦を若手主体で戦った結果、まさかのゴールレスドローで終えて再試合を強いられた。直近のマンチェスタ・ユナイテッド戦で逃げ切りに失敗し、1-1のドローで終えるなど、公式戦4戦未勝利のチームは、今回の一戦で5試合ぶりの白星を目指した。クロップ監督は、この一戦に向けて負傷明けのコウチーニョを復帰後初先発で起用したほか、スタリッジ、オリジといった主力を起用。それ以外はウッドバーンやエジャリアなど若手を引き続きプレーさせた。
▽キックオフ直後からフィールドプレーヤー10人がほぼ相手陣内でプレーするなど、相手を押し込んでいくリバプール。だが、自陣に堅固なブロックを敷く相手の守備を崩し切れない。それでも18分、左CKの場面でコウチーニョのニアを狙ったクロスをルーカス・レイバが頭で合わせ、幸先良く先制に成功した。
▽前半終盤にかけてはアーノルドの攻め上がりを生かしてチャンスを作ったリバプールだったが、スタリッジやオリジらのフィニッシュワークが決まらず、前半のうちに試合を決めることはできなかった。
▽迎えた後半もフォックスにファーストシュートを許すなど、流れを掴み切れないリバプールは、失点こそ許さないが、格下相手に試合を掌握できない。流れを変えたいクロップ監督は65分、疲れの見えたコウチーニョを下げて、これがトップチームデビューとなるウェールズ代表MFハリー・ウィルソンを投入。69分には相手GKに果敢にプレッシャーをかけたウィルソンに決定機も、身体を張ってブロックしたボールは枠には飛ばず。さらに71分にはオリジとのパス交換からボックス左のスタリッジがシュートも、ここはGKの好守に阻まれた。
▽拮抗した展開が続く中、74分にはリバプールにこの試合最大のピンチ。ボックス内でブラッドリーが頭で落としたボールをジャービスにジャンピングボレーで合わせられるが、このシュートは左ポストを直撃し、事なきを得た。冷や汗を欠いたアウェイチームはこの直後にスタリッジを下げてオジョを投入した。
▽試合終盤にかけてもこう着状態が続く中、86分にはリバプールに絶好の追加点のチャンスが訪れる。ボックス内でA・モレーノが相手DFソンゴに倒されてPKを獲得。だが、キッカーのオリジが左を狙ったシュートはGKマクコーミックに完璧に読まれて痛恨の失敗。それでも、前半のリードを最後まで守り切ったリバプールは、苦しみながらも4回戦進出を決めた。
▽同日行われたサウサンプトンvsノリッジは、サウサンプトンが1-0で勝利した。サウサンプトンのDF吉田麻也はフル出場した。前回対戦に続きチャンピオンシップ(イングランド2部)のノリッジ相手に苦戦を強いられたサウサンプトンだが、吉田らを中心に無失点を継続して試合終盤を迎えると、後半アディショナルタイム1分にロングが劇的な決勝点を奪い、4回戦への切符を勝ち取った。なお、サウサンプトンは4回戦でアーセナルと対戦することになる。
▽また、チャンピオンシップ所属チーム同士の対戦となったニューカッスルvsバーミンガムは、ニューカッスルが3-1で勝利している。
リバプールの関連記事
FAカップの関連記事
|
|
リバプールの人気記事ランキング
1
リバプールのレジェンドGKローレンス氏が77歳で死去
▽リバプールのレジェンドGKであるトミー・ローレンス氏が10日、77歳で死去した。 ▽1957年10月に17歳でリバプールとプロ契約を結んだローレンス氏は、トップリーグで2度の優勝、FAカップで1度の優勝に貢献。名将ビル・シャンクリー体制となって低迷期からの脱却を図っていた時代のリバプールを支えた守護神だった。 ▽リバプールでは1971年に退団するまで公式戦390試合に出場した。 2018.01.11 01:00 Thu2
高価なものなんかいらない! 心優しきマネ「少しでもみんなに還元する」
リバプールに所属するセネガル代表FWサディオ・マネが金銭の使い方についての考えを述べている。スペイン『アス』が『nsemwoha.com』を引用して伝えた。 昨季、チャンピオンズリーグ(CL)を制したリバプール。その攻撃の一角を担っているマネは、2016年夏にサウサンプトンから加入して以降、瞬く間にトッププレイヤーへと駆け上がっていった。 多くのスター選手たちと同じように高額な給与を貰っているマネだが、それを私利私欲のために使わず、貧困に困っている人々の助けになってほしいと、謙虚な姿勢をみせた。 「フェラーリ10台、高価な腕時計20個、自家用ジェット2機…そんなもの必要かい?」 「僕は貧しくて畑で働かなくてはならなかったんだ。裸足でサッカーをし、教育など多くのことができなかった中で必死に生き抜いたよ」 「今はサッカーのおかげで稼いだお金で人々を助けることができるよ。学校やスタジアムを建て、貧困に苦しむ人々に衣服や靴、食料を提供したり、貧しい地域に住む家庭に月々70ユーロ(約8000円)を寄付したりすることができる」 「高級車、高級住宅、旅行、飛行機さえいらない。僕がこれまで受けたものを少しでもみんなに還元することを望んでいるよ」 2019.10.18 17:40 Fri3
浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!
▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu4
「謝罪を無視された」リシャルリソンがチアゴに恨み節
エバートンのブラジル代表FWリシャルリソンと、リバプールのスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラとの間に、小さな確執が生まれた模様だ。 事の経緯は昨年10月に行われた両チームによるマージ―サイド・ダービーまで遡る。エバートンの本拠地グディソン・パークでの一戦は、VARの介入で最後まで劇的な展開となった中で、2-2の痛み分けに。 リバプールのDFヴィルヒル・ファン・ダイクが大ケガを負ったことでも印象深い同試合だが、終了間際にはリシャルリソンがチアゴにアフターチャージを見舞い一発退場、チアゴもケガをする事態が起きていた。 これでヒザを負傷したチアゴは、その後丸2カ月の離脱を余儀なくされ、初のプレミアリーグ挑戦はほろ苦いスタートを切ってしまうこととなった。 この件に関してリシャルリソンは、ブラジル人ジャーナリストのチアゴ・アスマール氏や、ブラジル代表のレジェンド、ジュリオ・セーザル氏、さらにはアーセナルのDFダビド・ルイスとアヤックスのFWダビド・ネレスが参加したYouTube配信において、SNSを通じてチアゴに謝罪していたことを告白。ところが、相手側からの返答はなかったという。 「あの試合は『やってしまった』って感じだったよ」 「あの後、インスタグラムで謝罪したんだ。でも返信はなかった。だから僕は『返信したくないのなら、このメッセージは削除する』と言ったんだ」 「それから本当にメッセージを消した。彼からの返事はないままね」 「それからまたダービーがあった。今度は相手のホームだ。彼は僕の顔を見なかったし、僕も彼を見なかった。そのまま試合は始まった。彼はピジョン(リシャルリソンの愛称、鳩の意)を無視したのさ」 2021.03.31 21:00 Wed5
