徳島が山口からMF島屋八徳を完全移籍で獲得「阿波おどりも少しずつ練習します」

▽徳島ヴォルティスは22日、レノファ山口のMF島屋八徳(27)が完全移籍で加入することが内定したと発表した。1月に行われるメディカルチェック後、正式契約となる。

▽島屋は2014シーズンから山口で主力としてプレー。今シーズンは、明治安田生命J2リーグで42試合に出場し、10ゴールの活躍を見せた。

▽島屋は徳島の公式サイトを通じて、以下のコメントを残した。
「この度、徳島ヴォルティスに加入させてもらうことになりました、島屋八徳です。J1経験もある徳島でプレーできることをすごく嬉しく思うと同時に、来季は必ずJ1に昇格してサポーターと共に喜びを分かち合いたいと思います! 阿波おどりもこれから少しずつ練習していこうと思います。チームの勝利に貢献できるよう努力してまいりますので、よろしくお願いします」

▽一方、山口の公式サイトでは以下のように感謝の気持ちを述べた。「レノファ山口を愛するすべての皆さん、今シーズンも熱い声援ありがとうございました。この度、徳島ヴォルティスに移籍する決断をさせていただきました。JFLから3年間、苦しい時も共に皆さんと乗り越え、2度の昇格、リーグ優勝を経験できたのは、僕のサッカー人生でもかけがえのない財産であり、誇りです。来季は別々の道を進むことになりますが、維新のピッチに凱旋してプレーすることをすごく楽しみにしています」

「山口のサポーターはいつも温かくブーイングを受ける機会もなかったので、その際はぜひ1万人を越えるサポーターのブーイングを受けてみたいです。今回の決断が良かったと思えるよう、まだまだ成長して活躍する姿を皆さんに届けれるよう頑張ります。そして、レノファ山口はこれからどんどん成長し、大きくなっていくクラブだと確信しています。そのためには皆さんの変わらぬサポートが必要です。これからもレノファ山口をよろしくお願いします! 3年間、僕を育ててくれてありがとうございました」