【CLグループ第6節プレビュー②】首位通過を懸けたマドリーvsドルト! 清武は香川、岡崎に続けるか

2016.12.07 12:00 Wed
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▽6日(火)と7日(水)にチャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第6節が開催される。ここでは7日に開催されるグループE~Hのマッチプレビューを紹介していく。

★CLグループステージ第6節
▽12/7(水)

◆グループE
《28:45》
レバークーゼン vs モナコ
トッテナム vs CSKAモスクワ
◆グループF
《28:45》
レアル・マドリー vs ドルトムント
レギア・ワルシャワ vs スポルティング

◆グループG
《28:45》
ポルト vs レスター・シティ
クラブ・ブルージュ vs コペンハーゲン
◆グループH
《28:45》
リヨン vs セビージャ
ユベントス vs ディナモ・ザグレブ


◆グループE:EL出場権の懸かるスパーズvsCSKAモスクワ
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▽実力拮抗となったグループEだが、前節に首位モナコ(勝ち点11)が3位トッテナム(勝ち点4)を破ったことで、モナコの首位通過および、トッテナムとの直接対決で優位の2位レバークーゼン(勝ち点7)の決勝トーナメント進出が決定した。

▽したがって、最終節ではヨーロッパリーグ(EL)出場権の与えられる3位を懸けたトッテナムと、最下位CSKAモスクワ(勝ち点3)の一戦が注目となる。グループ突破の本命と目されたトッテナムだが、久々のCL出場による経験不足、慣れないウェンブリー・スタジアムでの戦いで苦戦し、最終節を前に敗退が決定。だが、来季以降に向けてグループステージを勝利で締めくくり、EL出場権を確保すると共に、ウェンブリーでの初勝利を手にしたい。一方、グループステージ終了後にスルツキー監督の辞任が決定的となっているCSKAモスクワは、指揮官のために今グループステージ初勝利を収め、白星で花道を飾りたい。両チームの注目選手は、復帰以降調子を上げてきているスパーズのエースFWケインと、レバークーゼン戦で華々しいデビューを飾ったCSKAモスクワの18歳FWチャロフだ。

▽既に首位と2位が確定しているレバークーゼンとモナコの一戦に関しては、特に記録なども懸かっていないため、互いに控えメンバー中心の戦いとなるはずだ。

◆グループF:首位通過を懸けたレアル・マドリーvsドルトムント
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▽グループFでは、第4節で決勝トーナメント進出を決めた首位ドルトムント(勝ち点13)に続いて、前節3位スポルティング・リスボン(勝ち点3)との直接対決を制した前回王者レアル・マドリー(勝ち点11)が、最終節を前に決勝トーナメント進出を決めた。ただ、グループFでは決勝トーナメント進出2チームは決まったものの、順位は1つも確定しておらず、最後まで目が離せない。

▽グループ首位奪還を目指すマドリーは、この試合でもう1つの偉大な記録が懸かっている。現在、公式戦33試合無敗のマドリーは、この試合でドロー以上に終われば、1980年代に“キンタ・デル・ブイトレ(ハゲワシ部隊)”が記録したクラブ記録(34戦無敗)と並ぶことになる。先週末にはバルセロナとの“エル・クラシコ”を終えたばかりだが、高いモチベーションでこの一戦に臨めるはずだ。

▽一方、引き分け以上で首位通過が決まるドルトムントは、マドリーと同様に偉大な記録が懸かる。第5節終了時点で19ゴールを記録しているドルトムントは、今回の試合で1ゴールを挙げれば、マンチェスター・ユナイテッド、バルセロナ、マドリーの3チームが持つグループステージ最多ゴール記録(20ゴール)に並ぶ。さらに2ゴールを挙げれば、単独でのグループステージ最多ゴール記録を更新することになる。今節に向けてはMF香川真司、MFゲッツェなどの負傷離脱が伝えられているが、FWオーバメヤンや復帰明けで躍動するMFロイスらの活躍が期待される。

▽もう1つの最下位レギア・ワルシャワ(勝ち点2)と3位スポルティングの一戦は、EL出場権を懸けた重要な一戦となる。レギア・ワルシャワは逆転での3位通過に向けては、勝利が必須。直近の2試合でマドリー相手に3点、ドルトムント相手に4点と攻撃力は十分に通用するだけに、課題の守備を締めつつ、番狂わせを狙いたい。

◆グループG:2位通過はポルト、コペンハーゲンのどちらに?
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▽アウトサイダー4チームが揃ったグループGでは、4勝1分けのレスター・シティ(勝ち点13)が、最終節を前に首位通過を決定した。また、ここまで5戦全敗のクラブ・ブルージュ(勝ち点0)の最下位も確定している。

▽そのため、最終節の注目は、2位通過を懸けた2位ポルト(勝ち点8)と、3位コペンハーゲン(勝ち点6)の動向だ。ホームにレスターを迎えるポルトは勝利で自力通過、引き分け以下に終わっても、最下位のクラブ・ブルージュと対戦するコペンヘーゲンの結果次第で突破が決まる状況だ。ただ、最下位クラブ・ブルージュ相手にコペンヘーゲンが取りこぼす可能性は低く、コペンヘーゲンとの直接対決の成績で下回るポルトは、コペンヘーゲンが勝った場合、引き分けでも敗退となる。したがって、控え中心のメンバー構成が予想されるレスター相手に、グループステージ初黒星を与える必要がある。押し込む展開の中で若きエースFWアンドレ・シウバらがきっちり決定機を決め切り、相手の高速カウンターに対しては、今季ここまで圧巻のパフォーマンスを披露する守護神カシージャスを中心にきっちり対処したい。

◆グループH:セビージャが突破を懸けてリヨンとの大一番
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▽グループHでは、前節やや微妙な判定もあった中、セビージャ(勝ち点10)相手に勝ち切ったユベントス(勝ち点11)が、首位に浮上すると共に決勝トーナメント進出を決定した。一方、3位リヨン(勝ち点7)は最下位ディナモ・ザグレブに勝ち切って、逆転での決勝トーナメント進出に望みを繋いだ。

▽この最終節では、リヨンとセビージャが決勝トーナメント進出を懸けた大一番に臨む。前回対戦で0-1の敗戦を喫しているリヨンは、グループ全体の得失点差でもセビージャに劣るため、ホームで迎える最終節で2点差以上を付けての勝利が求められる。直近のナント戦では、主砲FWラカゼットを含め、大量6ゴールを奪っており、逆転は十分に可能だ。

▽一方、引き分け以上で突破が決まるセビージャだが、この試合で勝利し、ディナモ・ザグレブと対戦するユベントスが引き分け以下に終わった場合、首位通過の可能性も残している。したがって、決勝トーナメント進出を最優先としながらも、ゲーム展開次第ではより貪欲に勝利を目指していきたい。

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