ゼコ愚行退場のボスニア・H、終了間際被弾でギリシャに痛恨ドロー《ロシアW杯欧州予選》
2016.11.14 07:24 Mon
▽ロシア・ワールドカップ欧州予選グループH第4節ギリシャ代表vsボスニア・ヘルツェゴビナ代表が13日に行われ、1-1で引き分けた。
▽それでもギリシャの粘り強い守備の前になかなか決定的なシュートを浴びせることができなかったボスニア・H。しかし、32分に均衡を破る。ゴール正面の位置で得たFKをピャニッチが直接ゴール左を狙うと、ポストに当たったボールがGKカルネジスに当たってゴールに吸い込まれ、ボスニア・Hが先制した。
▽ゴール後、観衆が荒れたことで一時中断する事態に陥るも、3分程で再会された試合は、ハーフタイムにかけてギリシャがボールを持つ展開とした。すると追加タイム3分にディフェンスライン裏を取ったミトログルが決定的なシュートを放つ。しかし、GKベゴビッチのファインセーブに阻まれ、ボスニア・Hの1点リードで終了した。
▽その後もギリシャが前がかっていくも、ボスニア・Hの集中した守備の前に決定的なシュートに持ち込むことはできない。そんな中80分、ゼコがパパスタソプーロスに倒されると、ズボンをずり落として2枚目のイエローカードが提示され、退場となってしまう。対するギリシャもK・パパドプーロスが一発退場となった。
▽10人同士の戦いとなった中、82分に左CKからイビセビッチのヘディングシュートで2点目に迫ったボスニア・Hだったが、わずかに枠を外れると、終了間際に痛恨の被弾を食らう。
▽追加タイム5分、右サイドからのロングスローの流れから、ボックス手前中央に流れたルーズボールをツァベラスが左足で一閃。強烈なシュートがネットに突き刺さり、ギリシャが土壇場で同点に持ち込んだ。勝ち点1を拾ったギリシャが2位をキープし、ボスニア・Hはギリシャに勝ち点で並ぶチャンスを逸している。
PR
▽先月行われたエストニア代表戦を2-0と勝利した2位ギリシャ(勝ち点9)と、キプロス代表戦を2-0と勝利した3位ボスニア・H(勝ち点6)の一戦。▽パパスタソプーロスとK・パパドプーロスがセンターバックを形成するギリシャと、ゼコとイビセビッチが2トップを形成し、ピャニッチが中盤に入るボスニア・Hの試合は、立ち上がりからアウェイチームがボールを保持する展開となる。▽ゴール後、観衆が荒れたことで一時中断する事態に陥るも、3分程で再会された試合は、ハーフタイムにかけてギリシャがボールを持つ展開とした。すると追加タイム3分にディフェンスライン裏を取ったミトログルが決定的なシュートを放つ。しかし、GKベゴビッチのファインセーブに阻まれ、ボスニア・Hの1点リードで終了した。
▽迎えた後半もギリシャが圧力をかける入りとなると、55分に決定機を演出。フォルトゥニスの放ったミドルシュートが枠の左上を捉えていたが、GKベゴビッチのビッグセーブに阻まれた。
▽その後もギリシャが前がかっていくも、ボスニア・Hの集中した守備の前に決定的なシュートに持ち込むことはできない。そんな中80分、ゼコがパパスタソプーロスに倒されると、ズボンをずり落として2枚目のイエローカードが提示され、退場となってしまう。対するギリシャもK・パパドプーロスが一発退場となった。
▽10人同士の戦いとなった中、82分に左CKからイビセビッチのヘディングシュートで2点目に迫ったボスニア・Hだったが、わずかに枠を外れると、終了間際に痛恨の被弾を食らう。
▽追加タイム5分、右サイドからのロングスローの流れから、ボックス手前中央に流れたルーズボールをツァベラスが左足で一閃。強烈なシュートがネットに突き刺さり、ギリシャが土壇場で同点に持ち込んだ。勝ち点1を拾ったギリシャが2位をキープし、ボスニア・Hはギリシャに勝ち点で並ぶチャンスを逸している。
PR
ギリシャの関連記事
ワールドカップの関連記事
|
ギリシャの人気記事ランキング
1
「正しい方向に進んでいる証拠」 辞退者多数も3発快勝のイングランド、代表デビュー弾のC・ジョーンズに暫定監督「驚くことではない」
イングランド代表のリー・カーズリー暫定監督が勝利を振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 UEFAネーションズリーグ(UNL)のリーグB・グループ2を戦うイングランド。3勝1敗で2位につけるなか、14日の第5節では首位に立つギリシャ代表とのアウェイゲームに臨んだ。 コンディション不良により多数の選手が辞退したイングランド。しかし、FWノニ・マドゥエケの右サイドからの折り返しをFWオリー・ワトキンスが押し込んで7分に先制する。 GKジョーダン・ピックフォードのファインセーブもありながら後半へ入ると、78分にはMFジュード・ベリンガムのミドルの跳ね返りがGKに当たってオウンゴール。終盤には代表デビューのMFカーティス・ジョーンズが巧みなヒールシュートでダメ押しをし、3-0の勝利を収めた。 勝ち点「12」でギリシャに並び、首位に浮上したイングランド。カーズリー暫定監督は最後の指揮となる17日の第6節アイルランド代表戦前の快勝を喜んだ。 「この結果は我々が正しい方向に進んでいる証拠だ。浮かれすぎないようにする。日曜にはウェンブリーでビッグゲームがあるからそれを楽しみにしている。今は回復し、そこに向けて準備することが重要だ」 「選手たちが自分の強みを発揮することが重要だった。我々には素晴らしい才能を持った選手がたくさんいる。ここにいなかった選手たちについては… 我々はここにいた選手たちに集中した。昨日は選手たちにチャンスを与えることについて話したが、今夜はそれを達成できた」 また、代表デビュー戦でいきなりゴールを奪ったカーティス・ジョーンズにも言及。手放しで称賛した。 「驚くことではない。カーティスは傑出した選手だ。ゴールがなかったとしても、今日は本当に良いプレーをしたと思う。ゴールも決めて素晴らしいパフォーマンスだった。彼のためにも本当に嬉しい」 さらに、途中出場で同じく初キャップを刻んだDFルイス・ホールやFWモーガン・ロジャーズについてもコメント。プレミアリーグでのパフォーマンスを代表に持ち込んでくれたと振り返っている。 「昨夜、チームの経験不足についての声が聞かれたが、ここにいる選手たちは毎週プレミアリーグで非常に高いレベルでプレーしている。ルイスがあのような雰囲気の中で出場し、ああいったパフォーマンスを発揮できたのは彼とニューカッスルの功績だ」 「モーガン・ロジャーズも同様だ。アストン・ビラで本当に良いプレーをしているし、もっと早くスカッドに加わっていてもおかしくなかった」 <span class="paragraph-title">【動画】C・ジョーンズのデビュー弾など3発! ギリシャvsイングランド ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="tlgnPmcULps";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.15 15:00 Fri2
嬉しいイングランド代表デビュー、初得点のおまけ付きにリバプールMFカーティス・ジョーンズ「周りの仲間が助けてくれた」
イングランド代表MFカーティス・ジョーンズ(リバプール)が代表デビューを振り返った。『UEFA.com』が伝えた。 14日、UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグB・グループ2を戦うイングランドは第5節でギリシャ代表と対戦。アウェイで3-0の勝利を掴み、グループ最終戦を前に首位へ浮上した。 今回の代表活動では多くの選手がコンディション不良を理由に招集を辞退。そんななか、リバプールでも存在感を増すカーティス・ジョーンズが先発し、83分にはMFモーガン・ギブス=ホワイトの折り返しから巧みなヒールで代表初ゴールを記録した。 U-21イングランド代表でもともに戦ったリー・カーズリー暫定監督の起用に応えたカーティス。試合後には華々しい代表デビューを喜んでいる。 「周りの仲間が助けてくれた。僕は自由にプレーできたし、笑顔で楽しんだ。そしてゴールも決めることができた」 「僕らのようなチームなら、高いところでも低いところでもプレーできるし、助けてくれる仲間がいる。ジュード(・ベリンガム)が後ろに残り、チャンスがあるのがわかった。幸運にも得点できたよ」 グループ首位に浮上したイングランドは17日にリーグ最終戦。アイルランド代表をウェンブリー・スタジアムに迎える。 <span class="paragraph-title">【動画】ヒールで流し込んだC・ジョーンズの代表デビュー弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="tlgnPmcULps";var video_start = 272;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.15 16:42 Fri3
セルティックで活躍した元ギリシャ代表の長身FWサマラスが現役引退
▽かつてセルティックなどで活躍した元ギリシャ代表FWゲオルギオス・サマラス(33)が現役引退を決断したようだ。イギリス『デイリー・レコード』が伝えている。 ▽ヘーレンフェーンでプロキャリアをスタートさせたサマラスは、2006年にマンチェスター・シティに移籍。その後、2008年1月にセルティックへレンタル移籍すると、193cmの長身を武器に半年間で16試合5ゴールを記録してチームのスコティッシュ・プレミアリーグ3連覇に貢献した。その後、完全移籍を果たし、在籍した6年間で計4度のリーグ優勝を成し遂げた。なお、元日本代表MF中村俊輔とは約1年半プレーしている。 ▽その後は、WBA、アル・ヒラル、ラージョOKC、サラゴサでプレー。昨シーズンはトルコ2部のサムスンスポルで加入したが、シーズン終了後に退団していた。 ▽代表キャリアとしては、これまで81試合のキャップ数を誇り、南アフリカ・ワールドカップ(W杯)とブラジルW杯に出場。ブラジルW杯ではグループステージで日本とも対戦している。 ▽同メディアによると、サマラスは今後、父・ヤニスも務める少年時代に在籍していた母国のOFIクレタにスタッフ入り。クラブのCEOに就任する予定であることも伝えられている。 2018.10.12 12:15 Fri4