吉田フル出場のセインツ、10人のワトフォードにドロー《プレミアリーグ》

▽サウサンプトンは13日、プレミアリーグ開幕節でワトフォードとのホーム戦に臨み、1-1で引き分けた。サウサンプトンの吉田はフル出場している。

▽クーマン前監督がエバートンの指揮官に就任したことを受けて、リヨンやニースで実績を上げていたピュエル新監督を招へいしたサウサンプトンが、マッツァーリ新監督を招へいしたワトフォードを迎えた一戦。

▽吉田がファン・ダイクと共にセンターバックでコンビを組んで先発したサウサンプトンは、開始2分に決定機。タディッチの直接FKをGKが弾いたルーズボールに吉田が詰めるも、これもGKゴメスに好守で阻止された。すると9分、ボックス右からアムラバトに上げられたクロスをファーのディーニーにヘッドで落とされると、最後はキャプーにボレーシュートを叩き込まれた。
▽立ち上がりのチャンス以来、沈黙の続いたサウサンプトンは32分にようやく好機を生む。タディッチの右サイドからの仕掛けからロングのヘディングシュートでゴールに迫った。さらに40分、レドモンドのミドルシュートでゴールに近づいたが枠の左へ外れ、1点ビハインドで前半を終えた。

▽後半に入って攻勢を強めたサウサンプトンは55分に新戦力のホイビュルクをワード=プラウズに代えて投入。すると58分、左CKのルーズボールをボックス右のレドモンドが左足ボレーで一閃。これが決まり、サウサンプトンが新戦力の一発で試合を振り出しに戻した。▽そして76分に抜け出したロングを倒したワトソンが一発退場となり、数的優位となったサウサンプトンは直後の77分、タディッチの直接FKでGKゴメスを強襲。終盤にかけてサウサンプトンが圧力をかける中、86分にレドモンドが再びネットを揺らすもオフサイドに阻まれ、試合は1-1でタイムアップ。サウサンプトンは勝ち点1獲得に留まった。