レバークーゼンCB、ドルトムント移籍を希望 「クラブはオファーを断ったが…」

2016.07.14 18:58 Thu
バイエルンに移籍したDFマッツ・フンメルスを失ったドルトムントは、バルセロナからDFマルク・バルトラを確保している。だが、当初狙っていたCBをこの夏に獲得する可能性も残っているようだ。

フンメルスのバイエルン移籍が決定したあと、ドルトムントが獲得に動き出したのはレバークーゼンDFエメル・トプラクだったとされる。トーマス・トゥヘル監督が高く評価するCBの獲得に向け、ドルトムントは移籍金2200万ユーロ(約25億9000万円)の獲得オファーを出していた。

だが、レバークーゼンは2018年までの契約を結んでいるトプラクの売却を拒否。ドルトムントが来夏、1200万ユーロ(約14億1000万円)程度で行使可能とみられる契約解除条項を行使することを覚悟したうえで、同選手を残留させる決断に至ったという。

しかし、トプラク本人はこの夏にもドルトムントに向かいたいようだ。ドイツ『KSTA』で「ドルトムントからオファーがあったが、レバークーゼンがそれを断った。僕はここにいる。これ以上は語れない」とのコメントを残し、「移籍の希望はある」と現状に不満を抱いていることを認めている。

『ビルト』が先日伝えたコメントによると、レバークーゼンを率いるロジャー・シュミット監督は「クラブとしてトップクラスのCBを安価で売らないという義務がある。エメルもそれを分かっている」と述べている。つまり、ドルトムントがトプラクにふさわしいオファーを届けるようであれば、同選手の移籍を容認する可能性があるということだ。

またレバークーゼンは、以前ドルトムントからの関心も伝えられたディナモ・キエフに所属するオーストリア代表DFアレクサンダル・ドラゴビッチの獲得に乗り出している。こちらの取り引きも、成否がトプラクの去就を左右するかもしれない。


提供:goal.com

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