開催国フランスがグリーズマンの2発で世界王者ドイツを撃破し決勝進出《ユーロ2016》
2016.07.08 06:03 Fri
▽ユーロ2016準決勝ドイツ代表vsフランス代表が7日にベロドロームで行われ、0-2でフランスが勝利して決勝進出を果たした。
▽世界王者ドイツは5日前に行われた準々決勝イタリア戦を1-1の引き分けに持ち込まれた中、9人目までもつれ込んだPK戦を制して3大会連続ベスト4進出を果たした。そのドイツはフランス戦に向けて主力3選手が欠場となり、出場停止のフンメルスの代役はヘヴェデスが、負傷のゴメスとケディラの代役はそれぞれミュラーとシュバインシュタイガーが務め、カンが今大会初先発となった。
▽一方、開催国フランスは6日前に行われた準々決勝アイスランド戦を今大会最高のパフォーマンスで5-2と圧勝し、優勝した2000年大会ぶりのベスト4進出を果たした。そのフランスは出場停止者も負傷者もいないベストな状態の中、出場停止が明けたカンテとラミがベンチスタートとなって、アイスランド戦と同様のスタメンを送り込んだ。
▽フランスの[4-2-3-1]にかみ合う[4-3-3]を採用したドイツが引くことなく真っ向勝負を挑んだことで、互いに様子見をしないオープンな立ち上がりとなった。そんな中、7分にまずはフランスに決定機が訪れる。パイエとのパス交換でグリーズマンがボックス中央へ侵入して右足でシュート。枠の右を捉えていたが、GKノイアーのファインセーブに阻まれた。
▽対するドイツは13分に反撃。右サイドを崩してミュラーがシュートに持ち込んだが、枠を外してしまった。続く14分にもカンのボレーシュートがゴール左を捉えたが、GKロリスの好守に阻まれる。
▽攻勢を強めるドイツは両サイドバックをウイングの位置に押し上げて敵陣でのプレーを続けてゴールに近づいていく中、フランスは37分にポグバの直接FKが枠を捉えたが、GKノイアーの守備範囲に飛ぶ。
▽そして、ハーフタイムにかけてはフランスがゴールに迫る。まずは41分、ボックス左に侵入したグリーズマンが決定的なシュートを放てば、続く42分にはジルーがJ・ボアテングとの競り合いを制して独走。ボックスまで進入したものの、戻ったヘヴェデスの決死のスライディングタックルに阻まれてしまう。
▽それでも、前半終了間際にフランスが先制する。右CKのクロスボールをエブラが頭で合わせると、ブロックに入ったシュバインシュタイガーの高く上げた手に当たってPKを獲得。これをグリーズマンがゴール左に決めてフランスが先制して前半を終えた。
▽選手交代なく迎えた後半、ドイツが前がかる中、フランスは開始1分過ぎにジルーとグリーズマンがボックス内から立て続けに決定的なシュートを浴びせてドイツをけん制する。そのフランスが自陣に引いてドイツの攻撃を受け止める中、ドイツは60分にJ・ボアテングが右足を負傷してプレー続行不可能となり、ムスタフィとの交代を強いられる。
▽暗雲が垂れ込めるドイツが67分にカンに代えてゲッツェを投入し勝負に出た一方、フランスは71分にパイエに代えてカンテを投入し、守備を固めにかかった。すると72分、フランスが追加点を挙げる。左サイドでポグバが仕掛けてクロスを入れると、GKノイアーの弾いたルーズボールをすかさず反応したグリーズマンが足の裏で押し込んだ。
▽2点を追う展開となったドイツは73分にキミッヒのコントロールシュートが枠の左角を直撃すれば、76分のドラクスラーの直接FKはわずかに枠を外れた。そして、シュバインシュタイガーに代えてL・ザネを投入し捨て身の攻撃を仕掛けたドイツは、82分にFKからヘヴェデスが決定的なヘディングシュートを放つも、わずかに枠の上へ外れる。終盤にかけても猛攻に出たドイツだったが、終了間際のキミッヒのヘディングシュートはGKロリスのビッグセーブに阻まれてタイムアップ。開催国フランスが世界王者ドイツを撃破し、ポルトガルの待つ決勝に進出した。
▽世界王者ドイツは5日前に行われた準々決勝イタリア戦を1-1の引き分けに持ち込まれた中、9人目までもつれ込んだPK戦を制して3大会連続ベスト4進出を果たした。そのドイツはフランス戦に向けて主力3選手が欠場となり、出場停止のフンメルスの代役はヘヴェデスが、負傷のゴメスとケディラの代役はそれぞれミュラーとシュバインシュタイガーが務め、カンが今大会初先発となった。
▽フランスの[4-2-3-1]にかみ合う[4-3-3]を採用したドイツが引くことなく真っ向勝負を挑んだことで、互いに様子見をしないオープンな立ち上がりとなった。そんな中、7分にまずはフランスに決定機が訪れる。パイエとのパス交換でグリーズマンがボックス中央へ侵入して右足でシュート。枠の右を捉えていたが、GKノイアーのファインセーブに阻まれた。
▽対するドイツは13分に反撃。右サイドを崩してミュラーがシュートに持ち込んだが、枠を外してしまった。続く14分にもカンのボレーシュートがゴール左を捉えたが、GKロリスの好守に阻まれる。
▽序盤を過ぎて徐々にポゼッションを高めるドイツか試合をコントロールしていく中、フランスは25分にパイエが直接FKでGKノイアーを脅かすも、直後にシュバインシュタイガーがコントロールシュートでGKロリスを強襲し、主導権を渡さない。
▽攻勢を強めるドイツは両サイドバックをウイングの位置に押し上げて敵陣でのプレーを続けてゴールに近づいていく中、フランスは37分にポグバの直接FKが枠を捉えたが、GKノイアーの守備範囲に飛ぶ。
▽そして、ハーフタイムにかけてはフランスがゴールに迫る。まずは41分、ボックス左に侵入したグリーズマンが決定的なシュートを放てば、続く42分にはジルーがJ・ボアテングとの競り合いを制して独走。ボックスまで進入したものの、戻ったヘヴェデスの決死のスライディングタックルに阻まれてしまう。
▽それでも、前半終了間際にフランスが先制する。右CKのクロスボールをエブラが頭で合わせると、ブロックに入ったシュバインシュタイガーの高く上げた手に当たってPKを獲得。これをグリーズマンがゴール左に決めてフランスが先制して前半を終えた。
▽選手交代なく迎えた後半、ドイツが前がかる中、フランスは開始1分過ぎにジルーとグリーズマンがボックス内から立て続けに決定的なシュートを浴びせてドイツをけん制する。そのフランスが自陣に引いてドイツの攻撃を受け止める中、ドイツは60分にJ・ボアテングが右足を負傷してプレー続行不可能となり、ムスタフィとの交代を強いられる。
▽暗雲が垂れ込めるドイツが67分にカンに代えてゲッツェを投入し勝負に出た一方、フランスは71分にパイエに代えてカンテを投入し、守備を固めにかかった。すると72分、フランスが追加点を挙げる。左サイドでポグバが仕掛けてクロスを入れると、GKノイアーの弾いたルーズボールをすかさず反応したグリーズマンが足の裏で押し込んだ。
▽2点を追う展開となったドイツは73分にキミッヒのコントロールシュートが枠の左角を直撃すれば、76分のドラクスラーの直接FKはわずかに枠を外れた。そして、シュバインシュタイガーに代えてL・ザネを投入し捨て身の攻撃を仕掛けたドイツは、82分にFKからヘヴェデスが決定的なヘディングシュートを放つも、わずかに枠の上へ外れる。終盤にかけても猛攻に出たドイツだったが、終了間際のキミッヒのヘディングシュートはGKロリスのビッグセーブに阻まれてタイムアップ。開催国フランスが世界王者ドイツを撃破し、ポルトガルの待つ決勝に進出した。
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