C・ロナウド1G1Aのポルトガルがウェールズ撃破で決勝へ《ユーロ2016》
2016.07.07 05:57 Thu
▽ユーロ2016準決勝のポルトガル代表vsウェールズ代表が6日にパルク・オリンピック・リヨンで行われ、2-0で勝利したポルトガルが決勝に進出した。
▽母国開催の2004年以来3大会ぶりの決勝進出を目指すポルトガルは、PKで競り勝った準々決勝のポーランド代表戦から3選手を変更。出場停止のウィリアム・カルバーリョと負傷欠場となったペペの代役には、それぞれダニーロとブルーノ・アウベスを起用した。
▽一方、ユーロ初出場ながらイングランド代表やスロバキア代表と同居したグループステージを2勝1敗で首位通過したウェールズは、3-1で逆転勝利した準々決勝のベルギー代表戦から2カ所を変えた。出場停止のベン・デイビスとラムジーに代えて、コリンズとアンディ・キングを起用している。
▽両者共に比較的、落ち着いた試合の入りを見せる。ポルトガルはC・ロナウド、ウェールズはベイルと、それぞれ自由に動くエースにボールを預けながらアクセントを付けていった序盤は、一進一退の攻防。ウェールズは23分、バイタルエリアで仕掛けたベイルが鋭いミドルシュートを放つ。しかし、これはGKルイ・パトリシオの正面を突く。
▽ハーフタイムにかけても好勝負が繰り広げられる。ポルトガルは44分、左サイドのアドリアン・シウバのクロスにファーサイドのC・ロナウドがヘッド。しかし、これは枠を捉えられない。結局、非常に堅い展開となった前半は両者共にリスクを冒さず、ゴールレスのまま終了した。
▽これで勢いに乗ったポルトガルは、次のチャンスもモノにする。53分、ボックス右の手前からC・ロナウドがシュート。ミートしきらなかったシュートをゴール前で触ったナニがコースを変えてネットを揺らし、ポルトガルがスコアを2-0とした。
▽一気に2点ビハインドを背負ったウェールズ。コールマン監督は、66分までにレドリー、ロブソン=カヌ、コリンズを下げてボークス、チャーチ、ジョナサン・ウィリアムズを投入。4バックに変更して、リスクを冒して前に出る。
▽しかし、次の決定機も、カウンターで効率的に攻めるポルトガルだった。78分、高い位置でベイルからボールを奪ったダニーロがそのままボックス内に侵入してシュートすると、これがGKヘネシーの手を弾いてゴールへ。しかし、リカバリーしたGKヘネシーに処理される。
▽一方のウェールズは終盤、必死の猛攻に出る。80分にはベイルが強烈なロングシュートで枠内を強襲するも、GKルイ・パトリシオのファインセーブを前に同点弾とはならない。
▽結局、試合はそのままポルトガルが逃げ切り。2004年大会以来2度目の決勝進出を決めたポルトガルは、ユーロ初優勝を懸けて10日にドイツ代表vsフランス代表の勝者と決勝で激突する。
▽母国開催の2004年以来3大会ぶりの決勝進出を目指すポルトガルは、PKで競り勝った準々決勝のポーランド代表戦から3選手を変更。出場停止のウィリアム・カルバーリョと負傷欠場となったペペの代役には、それぞれダニーロとブルーノ・アウベスを起用した。
▽両者共に比較的、落ち着いた試合の入りを見せる。ポルトガルはC・ロナウド、ウェールズはベイルと、それぞれ自由に動くエースにボールを預けながらアクセントを付けていった序盤は、一進一退の攻防。ウェールズは23分、バイタルエリアで仕掛けたベイルが鋭いミドルシュートを放つ。しかし、これはGKルイ・パトリシオの正面を突く。
▽ハーフタイムにかけても好勝負が繰り広げられる。ポルトガルは44分、左サイドのアドリアン・シウバのクロスにファーサイドのC・ロナウドがヘッド。しかし、これは枠を捉えられない。結局、非常に堅い展開となった前半は両者共にリスクを冒さず、ゴールレスのまま終了した。
▽迎えた後半は、早い時間帯に試合が動く。ポルトガルは50分、ショートコーナーからラファエウ・ゲレイロが入れた好クロスに正面のC・ロナウドがヘッド。競り合ったDFチェスターよりも頭ひとつ出たC・ロナウドの強烈なヘディングシュートがネットに突き刺さり、ポルトガルが先制した。
▽これで勢いに乗ったポルトガルは、次のチャンスもモノにする。53分、ボックス右の手前からC・ロナウドがシュート。ミートしきらなかったシュートをゴール前で触ったナニがコースを変えてネットを揺らし、ポルトガルがスコアを2-0とした。
▽一気に2点ビハインドを背負ったウェールズ。コールマン監督は、66分までにレドリー、ロブソン=カヌ、コリンズを下げてボークス、チャーチ、ジョナサン・ウィリアムズを投入。4バックに変更して、リスクを冒して前に出る。
▽しかし、次の決定機も、カウンターで効率的に攻めるポルトガルだった。78分、高い位置でベイルからボールを奪ったダニーロがそのままボックス内に侵入してシュートすると、これがGKヘネシーの手を弾いてゴールへ。しかし、リカバリーしたGKヘネシーに処理される。
▽一方のウェールズは終盤、必死の猛攻に出る。80分にはベイルが強烈なロングシュートで枠内を強襲するも、GKルイ・パトリシオのファインセーブを前に同点弾とはならない。
▽結局、試合はそのままポルトガルが逃げ切り。2004年大会以来2度目の決勝進出を決めたポルトガルは、ユーロ初優勝を懸けて10日にドイツ代表vsフランス代表の勝者と決勝で激突する。
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