伏兵ハンガリーが10人のオーストリアに快勝!!《ユーロ2016》

2016.06.15 03:03 Wed
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▽ユーロ2016グループF第1節のオーストリア代表vsハンガリー代表が14日にスタッド・ド・ボルドーで行われ、伏兵ハンガリーが2-0で快勝した。
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▽ユーロ予選を初めて突破したオーストリアと、予選プレーオフを制して44年ぶりの本大会出場を決めたハンガリーが対峙したアウトサイダー同士の一戦。オーストリアは重要な初戦に向けて、アラバやアルナウトビッチ、ドラゴビッチ、フックスなどヨーロッパの主要リーグでプレーする主力が先発入り。対するハンガリーは、40歳の守護神キラーイ、37歳の司令塔のゲラに加え、エースのジュジャークらが先発に入った。▽キックオフ30秒過ぎにオーストリアがいきなりゴールに迫る。ボックス手前でアラバが左足を振り抜くと、これがゴール右隅を捉える。しかし、このシュートは右ポストを叩いて開始早々のゴールとはならず。
▽エースの強烈な一撃でリズムを掴んだオーストリアは、その後もボールを保持して主導権を握る。だが、ハイプレスとリトリートを織り交ぜたタイトな守備を敢行するハンガリーの守備をなかなか崩せない。

▽一方、良い守備から反撃を試みるハンガリーは、右サイドのジュジャークの個人技とサライを目がけたロングボールのセカンドボールを拾う形からフィニッシュに繋げていく。4分と11分にはトップ下のクラインハイスラー、23分にはゲラがシュートを放つが、GKアルマーを脅かすまでには至らない。
▽ハンガリーの健闘で前半半ばから終盤にかけても拮抗した展開が続く。何とか前半のうちにゴールをこじ開けたいオーストリアは、35分にボックス手前でヤンコが競ったボールに反応したユヌゾビッチが右足のシュートを放つが、これはGKキラーイの好守に阻まれる。

▽さらに41分には左サイドを突破したアルナウトビッチが丁寧にグラウンダーで折り返したボールを、ファーに走り込んだハルニクがスライディングで合わせるが、うまくミートできず。逆に、43分にはハンガリーが中盤でのパスカットからクラインハイスラーのスルーパスに抜け出したジュジャークに決定機も、利き足とは逆の右足のシュートは枠の左に外れ、前半はゴールレスで終了した。

▽ハンガリーのフィオーラのミドルシュートで幕を開けた後半は、前半に比べてサイドバックが高い位置取りを見せたオーストリアがサイドを起点にチャンスを作る。だが、アルナウトビッチらが深くえぐって上げたクロスは、最後のところで味方に合わない。

▽一方、自陣で奪ったボールをミスなく繋いでカウンターに転じるハンガリーは、52分にゲラ、54分にはジュジャークが強烈なミドルシュートを放つが、これはGKアルマーの好守に遭う。それでも、前半同様に健闘が続くハンガリーは、ワンチャンスを生かして先制に成功する。62分、フィオーラのロングフィードを胸で落としたサライが、クラインハイスラーのスルーパスに抜け出し、GKとの一対一を制した。

▽やや軽い対応から先制を許したオーストリアは、失点前に負傷交代したユヌゾビッチに代わってサビツァーを投入したのに続いて、失点直後にヤンコを下げてオコティーを投入する。だが、攻め手を見いだせないチームは、66分にドラゴビッチがこの試合2枚目のカードをもらい、退場処分に。ビハインドに加え、数的不利を背負うことになった。

▽一方、前がかりな相手に対して、効果的なカウンターで追加点を狙うハンガリーは、きっちり試合をコントロール。その後、先制点に絡んだサライとクラインハイスラーを下げてプリシュキン、シュティエベルを投入すると、この交代策が完璧にハマる。87分、相手のFKのカウンターからプリシュキンのロングスルーパスに抜け出したシュティエベルが相手陣内を独走し、最後は飛び出したGKのポジションを見極めてボックス外から見事なループシュートを流し込んだ。

▽この追加点で試合を決定付けたハンガリーが、下馬評を覆す快勝でオーストリアを退けた。一方、格下相手にまさかの敗戦を喫したオーストリアは、次節のポルトガル代表戦に向けてディフェンスリーダーのドラゴビッチを出場停止、司令塔ユヌゾビッチを負傷で欠くことになった。

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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CrZqcuvo1l4/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Tim Cahill AO(@tim_cahill)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> <span class="paragraph-title">【写真】ケイヒルがマスカット監督とも2ショット</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">本日の試合後、視察に来られていた元オーストラリア代表のティム ケーヒル氏と <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B1%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%88?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ケヴィンマスカット</a> 監督のツーショット<br><br>オーストラリアサッカー界のレジェンドが日本で揃いました<a href="https://twitter.com/hashtag/fmarinos?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#fmarinos</a> <a href="https://t.co/6UxwbtpXfZ">pic.twitter.com/6UxwbtpXfZ</a></p>&mdash; 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) <a href="https://twitter.com/prompt_fmarinos/status/1649767285438164992?ref_src=twsrc%5Etfw">April 22, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.04.24 19:05 Mon
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「計画通りにいかなかった」2連敗でグループ敗退決定…ポーランド代表指揮官は「フランス戦が成長のチャンスに」

ポーランド代表のミハウ・プロビエシュ監督が、ユーロ2024での敗北に落胆した。『UEFA.com』が伝えている。 21日、ユーロ2024グループD第2節でオーストリア代表と対戦したポーランド。開幕節でオランダ代表に敗れこれ以上負けられない一戦となったが、開始早々失点を許す苦しい立ち上がりに。それでも、クシシュトフ・ピョンテクのゴールで一度は追いついたものの、後半は再び攻め込まれると2点を奪われてしまい、1-3で敗れた。 2連敗でグループ敗退が決定したプロビエシュ監督は結果を悔やみつつ、残る1試合を成長の場にしたいと意気込んでいる。 「最初の15分、我々は計画通りにいかなかった。オーストリアの攻撃的なプレーにうまく対応できず、ボールを失い続けてしまったんだ。結局のところ、クオリティが十分ではなかった。フランス戦ではもっと攻撃的にプレーできるかもしれず、成長のチャンスだ」 「我々はピッチのかなり高い位置でプレーし、リスクを負っていた。攻撃的にプレーしたいのだから、これは良いことだと選手を説得しなければならない。負傷している選手もいて、チームをまとめるのに苦労したが、これが我々のスタイルだ」 「2点目を許した後、オーストリアはカウンターでプレーしてきた。そして、失点してしまったんだ。我々は全力を尽くした。すでにピッチに守備的中盤はいなかったが、リスクを負う必要があったんだ」 <span class="paragraph-title">【動画】オーストリア相手にまさかの3失点…ポーランドが早くも敗退</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="U6JC-Of3OC0";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.22 11:20 Sat
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トルコ守護神が後半AT土壇場で魅せた「今大会ベストセーブ」に脚光…敵将ラングニックはゴードン・バンクス引き合いにお手上げ…

トルコ代表をユーロ2024でのベスト8進出に導いた守護神のビッグプレーが脚光を浴びている。 トルコは2日に行われたラウンド16でオーストリア代表と対戦し、2-1で勝利。DFメリフ・デミラルがセットプレーから挙げた2ゴールを最後まで粘りの守備で守り切り、4大会ぶり3度目の8強入りを決めた。 この好ゲームにおいてハイライトのひとつとなったのが、試合終了間際の95分にトルコの守護神メルト・ギュノクが見せた圧巻のファインセーブだった。 土壇場での同点ゴールを目指して前がかったオーストリアはパワープレーの形からボックス左角でクリアボールを拾ったMFアレクサンダー・プラスが浮き球のクロスをゴール前に供給すると、ゴール前で完全にフリーとなったMFクリストフ・バウムガルトナーがピッチに叩きつける渾身のヘディングシュートを枠の左へ飛ばした。 だが、このシュートに驚異的な反射神経で反応したギュノクは、伸びあがる形で右に跳ね上がって右手一本で枠外に強くはじき出すビッグセーブ。ゴールを確信していたバウムガルトナーやオーストリアの選手が頭を抱えた一方、自身の大仕事にエキサイトするギュノクはゴール裏に向けて咆哮すると共に、チームメートからの労いを受けた。 『The xG Philosophy』によると、このシュートのゴール期待値は0.94で、GKが阻止できる可能性はわずかに6%だったが、ギュノクはこの大舞台の土壇場でその極めて難しい仕事をやってのけた。 そのビッグプレーを巡っては、試合後の会見でオーストリア代表を率いるラルフ・ラングニック監督が「ゴードン・バンクスがゴールキーパーなら難しい」と語り、1970年ワールドカップでイングランド代表のレジェンドGKゴードン・バンクスが、ブラジル代表FWペレのヘディングシュートを止めた有名なセーブになぞらえて称賛した。 また、このプレーを切り取った大会公式SNSの投稿にも、「今大会ベストセーブ」といった称賛のコメントが殺到している。 ワールドカップやユーロといったトーナメントでは各チームの守護神のパフォーマンスが非常に重要となるなか、ギュノクは前日に行われたポルトガル代表vsスロベニア代表のPK戦で3本のPKストップという神業をやってのけたポルトガル守護神ジオゴ・コスタと共に、注目を集める存在となった。 <span class="paragraph-title">【動画】2-1の後半ATにギュノクが魅せた圧巻セーブ</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="und" dir="ltr">Mert Günok&#39;s incredible 95th-minute save <a href="https://twitter.com/hashtag/EUROLastMinute?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#EUROLastMinute</a> | <a href="https://twitter.com/Hublot?ref_src=twsrc%5Etfw">@Hublot</a> <a href="https://t.co/N2AImAbc7A">pic.twitter.com/N2AImAbc7A</a></p>&mdash; UEFA EURO 2024 (@EURO2024) <a href="https://twitter.com/EURO2024/status/1808266570327634063?ref_src=twsrc%5Etfw">July 2, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2024.07.03 18:00 Wed

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