スアレス不在のウルグアイが連敗で敗退濃厚に…ベネズエラは連勝で決勝T進出《コパ・アメリカ》
2016.06.10 10:36 Fri
▽10日に行われたコパ・アメリカ センテナリオのグループC第2節、ウルグアイ代表vsベネズエラ代表は、ベネズエラが1-0の勝利を収め、開幕戦に続く白星で決勝トーナメント進出を果たした。
▽先の開幕節でメキシコ代表に競り負けたウルグアイと、ジャマイカを相手に白星発進を飾ったベネズエラが相まみえた。敗れればグルプステージ突破が厳しくなるウルグアイは、エースのスアレスが前節に引き続きベンチスタート。対するベネズエラは、前節決勝弾のホセフ・マルティネスを引き続き先発起用した。
▽開始8分にベネズエラのロサレスが負傷交代するなど序盤から球際の激しさが際立つ戦いとなった試合は、徐々にウルグアイのペースとなる。しかし、対するベネズエラもボールの収まりの良いロンドンを中心にシンプルな仕掛けでゴールに迫りつつ、セットプレーから活路を見いだしていく。
▽すると36分、一瞬の隙を見逃さなかったベネズエラが均衡を破る。右サイドからボールを縦に持ち上がったグエラがハイラインを保つウルグアイ陣内に侵攻すると、前がかりとなっていた相手GKの背後を狙ってロングシュート。GKムスレラの伸ばした手先に当たったボールはクロスバーに弾かれるも、ロンドンが押し込んだ。
▽1点ビハインドで迎えた後半も比較的ボールの主導権を握ったウルグアイが、ベネズエラを押し込む形となる。前半と同様に、バイタルエリア付近にボールを持ち込むシーンを増やしていくが、相変わらずフィニッシュの精度を欠き続け、決定機らしい決定機をつくりだせない。
▽そんな中、90分にはウルグアイのもう1人のエースであるカバーニに決定機が巡ってくるが、ボックス中央から右足で放ったシュートは無情にもゴール右外。そのままベネズエラにも敗れたウルグアイはこれで2連敗となり、同日に行われるメキシコ代表vsジャマイカ代表の結果次第でグループステージ敗退が確定する。
▽先の開幕節でメキシコ代表に競り負けたウルグアイと、ジャマイカを相手に白星発進を飾ったベネズエラが相まみえた。敗れればグルプステージ突破が厳しくなるウルグアイは、エースのスアレスが前節に引き続きベンチスタート。対するベネズエラは、前節決勝弾のホセフ・マルティネスを引き続き先発起用した。
▽開始8分にベネズエラのロサレスが負傷交代するなど序盤から球際の激しさが際立つ戦いとなった試合は、徐々にウルグアイのペースとなる。しかし、対するベネズエラもボールの収まりの良いロンドンを中心にシンプルな仕掛けでゴールに迫りつつ、セットプレーから活路を見いだしていく。
▽1点ビハインドで迎えた後半も比較的ボールの主導権を握ったウルグアイが、ベネズエラを押し込む形となる。前半と同様に、バイタルエリア付近にボールを持ち込むシーンを増やしていくが、相変わらずフィニッシュの精度を欠き続け、決定機らしい決定機をつくりだせない。
▽すると、ウルグアイはスアレスがウォームアップを開始。しかし、タバレス監督は半ばから終盤にかけて、ガストン・ラミレス、カルロス・サンチェス、アルバロ・ゴンザレスに代えて、ロラン、ロデイロ、コルホを送り込むことを決断した。しかし、流れが一向に良くなる気配がなく、ただただ時間だけが過ぎていく。
▽そんな中、90分にはウルグアイのもう1人のエースであるカバーニに決定機が巡ってくるが、ボックス中央から右足で放ったシュートは無情にもゴール右外。そのままベネズエラにも敗れたウルグアイはこれで2連敗となり、同日に行われるメキシコ代表vsジャマイカ代表の結果次第でグループステージ敗退が確定する。
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