7連勝のレバークーゼンが3位確定でCL出場へ、敗れたヘルタは5位転落《ブンデスリーガ》

2016.05.01 03:24 Sun
Getty Images
▽ブンデスリーガ第32節レバークーゼンvsヘルタ・ベルリンが4月30日にバイ・アレーナで行われ、2-1でレバークーゼンが勝利した。ヘルタの原口は57分から途中出場した。

▽前節シャルケに逆転勝利(3-2)して6連勝とした3位レバークーゼン(勝ち点54)は、ヘルタを下せばCLストレートインとなる3位を確定させることができる今節、シャルケ戦のスタメンから4選手を変更。4バックを総入れ替えして臨んだ。

▽一方、前節バイエルンに敗れてリーグ戦4試合勝利のない4位ヘルタ・ベルリン(勝ち点49)は、直前の試合でボルシアMGがバイエルンに引き分けたことで勝ち点で並ばれ、暫定5位に転落した中、前節を風邪で欠場した原口がベンチスタートとなった。
▽4バックに右からL・ベンダー、ラマーリョ、クラマー、ヘンリクスという急造守備陣で臨んだレバークーゼンが、開始2分に試合を動かす。ペカリークとの競り合いを制して浮き球パスを処理したブラントがボックス左へ侵入。左足でシュートをゴール右へ流し込んだ。

▽絶好調ブラントの6試合連続ゴールで先制したレバークーゼンは、イビセビッチとカルーの2トップで挑んできたヘルタ・ベルリン相手に主導権を握ると、16分に突き放す。ボックス手前右で得たFKの流れから、ラングカンプのクリアミスに反応したL・ベンダーが押し込んだ。
▽L・ベンダーの今季初ゴールでリードを広げられたヘルタ・ベルリンだったが21分、右サイドからのペカリークのアーリークロスにイビセビッチが頭で合わせて1点を返す。

▽それでも、レバークーゼンがペースを明け渡さない。30分にアランギスが強烈なミドルシュートでGKヤルシュテインを襲えば、39分にはボックス手前左で得たFKをチャルハノールが狙って再びヤルシュテインを強襲した。

▽ハーフタイムにかけてもレバークーゼンがボールを保持して主導権を握る中、迎えた後半もレバークーゼンがペースを掴む。そして52分にスピードを生かしてボックス右へ侵入したベララビが決定的なシュートを浴びせたが、GKヤルシュテインの好守に阻まれた。

▽55分に右CKの流れからボックス中央にいたスタークの放ったシュートがわずかに枠の上へ外れたヘルタは、カルーに代えて原口を右サイドに投入し、レバークーゼンに圧力をかけていく。

▽しかし、ヘルタの攻撃をしっかりと受け止めるレバークーゼンは、80分にベララビがスピードでボックス中央へ侵入してGKヤルシュテインを強襲しけん制。84分には左サイドからのFKに途中出場のキースリンクのヘディングシュートが枠を捉えたものの、ここもGKヤルシュテインのビッグセーブに阻まれる。

▽結局、3点目こそ奪えなかったもののレバークーゼンが快勝して7連勝を飾り、3位を確定。来季のCL出場を決めている。一方、敗れたヘルタは5位転落となった。

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