C・ロナウド不在のレアル・マドリーがベイル2発でラージョに逆転勝利《リーガエスパニョーラ》
2016.04.24 01:04 Sun
▽レアル・マドリーは23日、リーガエスパニョーラ第35節でラージョとのアウェイ戦に臨み、3-2で逆転勝利した。
▽3日前に行われた前節ビジャレアル戦を3-0と快勝してリーガ8連勝とした3位レアル・マドリー(勝ち点78)は、3日後にCLマンチェスター・シティ戦を控える中、ビジャレアル戦のスタメンから5選手を変更。ビジャレアル戦で右足太ももを負傷したC・ロナウドが欠場となった一方、背中を痛めていたベイルが復帰し、イスコやヘセ・ロドリゲス、コバチッチといったバックアッパーが先発での起用となった。
▽残留争いを戦っている16位ラージョ(勝ち点35)との雨中試合。開始3分にベイルのミドルシュートが右ポストを叩く決定機を演出したレアル・マドリーが真っ向勝負を挑むラージョ相手に良い入りを見せる。
▽ところが7分、ペペがボックス左で仕掛けたベベにスピードで外されてクロスを入れられると、ゴール前のエンバルバに左足ダイレクトで流し込まれ、先制を許してしまった。失点したレアル・マドリーは引き続きバックライン背後を狙ってチャンスを窺うと、11分にコバチッチの浮き球パスに抜け出したベンゼマがバイシクルシュートで狙うも、ミートできずに枠外へ。すると14分、右CKのルーズボールをゴール前でフリーとなっていたミクに蹴り込まれ、まさかの2点ビハインドを背負ってしまう。
▽前半半ば以降もゴールに近づいたのはラージョ。22分にエンバルバにディフェンスライン背後を取られるピンチを迎えるも、ここはGKケイロル・ナバスの鋭い飛び出しで阻む。さらに27分のベベの強烈なロングシュートが枠を捉えたピンチは、GKケイロル・ナバスが好守で防いだ。
▽1-2で迎えた後半、52分にレアル・マドリーが試合を振り出しに戻す。右サイドのダニーロのファーへのクロスにL・バスケスが打点の高いヘディング。これがゴール右に吸い込まれた。
▽さらに54分、イスコの直接FKでゴールに迫ったレアル・マドリーは、続く59分にボックス右へ侵入したヘセ・ロドリゲスがGKファン・カルロスを強襲するシュートを浴びせて畳みかけていく。
▽そして、ヘセ・ロドリゲスに代えてモドリッチを投入したレアル・マドリーは、イスコを最前線に配置。ラージョの懸命な守備の前にシュートに持ち込めず、膠着状態を強いられていたが、81分に値千金の逆転弾を挙げる。ラージョのミスパスをカットしたベイルがボックス左へ侵入。GKとの一対一を制してシュートを流し込んだ。
▽試合終盤にかけては息切れしたラージョ相手にレアル・マドリーが試合をコントロール。4分が提示された追加タイムも守りきって3-2で試合を終わらせ、この後試合を行う上位2チームにプレッシャーをかけている。
▽3日前に行われた前節ビジャレアル戦を3-0と快勝してリーガ8連勝とした3位レアル・マドリー(勝ち点78)は、3日後にCLマンチェスター・シティ戦を控える中、ビジャレアル戦のスタメンから5選手を変更。ビジャレアル戦で右足太ももを負傷したC・ロナウドが欠場となった一方、背中を痛めていたベイルが復帰し、イスコやヘセ・ロドリゲス、コバチッチといったバックアッパーが先発での起用となった。
▽残留争いを戦っている16位ラージョ(勝ち点35)との雨中試合。開始3分にベイルのミドルシュートが右ポストを叩く決定機を演出したレアル・マドリーが真っ向勝負を挑むラージョ相手に良い入りを見せる。
▽前半半ば以降もゴールに近づいたのはラージョ。22分にエンバルバにディフェンスライン背後を取られるピンチを迎えるも、ここはGKケイロル・ナバスの鋭い飛び出しで阻む。さらに27分のベベの強烈なロングシュートが枠を捉えたピンチは、GKケイロル・ナバスが好守で防いだ。
▽攻め手のない状況を強いられていたレアル・マドリーだったが35分、クロースの右CKをニアにポジションを取ったベイルが頭で押し込み、1点を返す。さらに42分、右サイドのベイルのカットインから放たれたミドルシュートでゴールに近づいた。ところが直後、右足を負傷したベンゼマがL・バスケスとの交代を強いられてしまう。この交代に伴い、L・バスケスは左ウイングに入り、ヘセ・ロドリゲスが中央へ移った。
▽1-2で迎えた後半、52分にレアル・マドリーが試合を振り出しに戻す。右サイドのダニーロのファーへのクロスにL・バスケスが打点の高いヘディング。これがゴール右に吸い込まれた。
▽さらに54分、イスコの直接FKでゴールに迫ったレアル・マドリーは、続く59分にボックス右へ侵入したヘセ・ロドリゲスがGKファン・カルロスを強襲するシュートを浴びせて畳みかけていく。
▽そして、ヘセ・ロドリゲスに代えてモドリッチを投入したレアル・マドリーは、イスコを最前線に配置。ラージョの懸命な守備の前にシュートに持ち込めず、膠着状態を強いられていたが、81分に値千金の逆転弾を挙げる。ラージョのミスパスをカットしたベイルがボックス左へ侵入。GKとの一対一を制してシュートを流し込んだ。
▽試合終盤にかけては息切れしたラージョ相手にレアル・マドリーが試合をコントロール。4分が提示された追加タイムも守りきって3-2で試合を終わらせ、この後試合を行う上位2チームにプレッシャーをかけている。
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