レーティング:ストーク・シティ 0-4 トッテナム《プレミアリーグ》
2016.04.19 06:03 Tue
▽トッテナムは18日、敵地ブリタニア・スタジアムで行われたプレミアリーグ第34節でストーク・シティと対戦し、4-0で快勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下のとおり。
▽ストーク・シティ採点
GK
24 ギブン 5.0
失点はいずれも完全に崩されたものだったが、足元にやや難があった
DF
20 キャメロン 5.0
サイドに流れるケインの対応に苦戦。失点場面ではマークの受け渡しが中途半端だった
17 ショークロス 5.0
相手の攻撃に翻弄されて、何度も中央を破られた
26 ヴォルシャイト 4.5
攻守に精彩を欠く。とりわけ、交わされることを恐れて球際に強く行けず
押し込まれて攻撃参加はほとんどなかった
MF
22 シャキリ 5.0
持ち味の攻撃のアイデアを披露することなく、前半のみの出場
(→ホセル 5.0)
ゴール前で起点になれず、低調なパフォーマンス
14 アフェライ 4.5
全体的な仕事量が少なく、攻守に存在感が希薄
6 ウィーラン 5.0
前半は粘り強く守備をしていたが、徐々にルーズな対応が多くなった
(→アダム -)
21 インビュラ 5.0
ハードワークしていたが、デンベレとダイアーのフィジカル勝負に苦戦
10 アルナウトビッチ 5.5
攻め手がない中で、持ち味のパワートテクニックでチャンスを創出
FW
27 ボージャン 5.0
味方との呼吸が合わず、なかなかチャンスに絡めなかった
監督
ヒューズ 5.0
為す術なく完敗。2試合連続の4失点…
▽トッテナム採点
GK
1 ロリス 5.5
アルナウトビッチの強烈なシュートを冷静にセーブ。それ以外に危険な場面はなかった
DF
2 ウォーカー 6.0
アルナウトビッチに対応しつつ、積極的に攻撃に絡んだ
4 アルデルヴァイレルト 6.0
ウォーカーをサポートし、アルナウトビッチに仕事をさせず。繋ぎの質も高かった
5 ヴェルトンゲン 6.0
復帰2戦目でさらに安定感を増した
3 ローズ 6.5
絶妙なタイミングでの攻撃参加で相手の脅威に。守備も堅実だった
MF
11 ラメラ 6.5
献身的なプレスバックに加え、創造性溢れたチャンスメークで存在感
(→ソン・フンミン -)
15 E・ダイアー 6.0
地味ながらきっちり相手の攻撃の起点を潰していた
20 デレ・アリ 7.0
見事な2ゴールで今季のゴール数を二桁に。持ち味のダイナミズムと要所でテクニックを披露
(→シャドリ -)
19 デンベレ 6.5
ケインの先制点をお膳立て。圧倒的なフィジカルで中盤を制圧
(→R・メイソン -)
23 エリクセン 6.5
アリの2ゴールをアシスト。質と量を兼ね備えたプレーでゲームをコントロール
FW
10 ケイン 7.0
見事なゴラッソ含む2ゴール。ゴール以外のプレーの質も高かった
監督
ポチェッティーノ 6.5
プレッシャーのかかる中で見事な完勝。ストーク相手に自身初勝利
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ケイン(トッテナム)
▽プレッシャーのかかるチームを救う圧巻の先制点を含む2ゴールの活躍で勝利に貢献。質の高いポストプレーやラストパスなど、改めてワールドクラスの万能ストライカーであることを証明した。
ストーク・シティ 0-4 トッテナム
【トッテナム】
ケイン(前9)
デレ・アリ(後22)
ケイン(後26)
デレ・アリ(後37)
▽ストーク・シティ採点
GK
24 ギブン 5.0
失点はいずれも完全に崩されたものだったが、足元にやや難があった
DF
20 キャメロン 5.0
サイドに流れるケインの対応に苦戦。失点場面ではマークの受け渡しが中途半端だった
相手の攻撃に翻弄されて、何度も中央を破られた
26 ヴォルシャイト 4.5
攻守に精彩を欠く。とりわけ、交わされることを恐れて球際に強く行けず
5 ムニエサ 5.0
押し込まれて攻撃参加はほとんどなかった
MF
22 シャキリ 5.0
持ち味の攻撃のアイデアを披露することなく、前半のみの出場
(→ホセル 5.0)
ゴール前で起点になれず、低調なパフォーマンス
14 アフェライ 4.5
全体的な仕事量が少なく、攻守に存在感が希薄
6 ウィーラン 5.0
前半は粘り強く守備をしていたが、徐々にルーズな対応が多くなった
(→アダム -)
21 インビュラ 5.0
ハードワークしていたが、デンベレとダイアーのフィジカル勝負に苦戦
10 アルナウトビッチ 5.5
攻め手がない中で、持ち味のパワートテクニックでチャンスを創出
FW
27 ボージャン 5.0
味方との呼吸が合わず、なかなかチャンスに絡めなかった
監督
ヒューズ 5.0
為す術なく完敗。2試合連続の4失点…
▽トッテナム採点
GK
1 ロリス 5.5
アルナウトビッチの強烈なシュートを冷静にセーブ。それ以外に危険な場面はなかった
DF
2 ウォーカー 6.0
アルナウトビッチに対応しつつ、積極的に攻撃に絡んだ
4 アルデルヴァイレルト 6.0
ウォーカーをサポートし、アルナウトビッチに仕事をさせず。繋ぎの質も高かった
5 ヴェルトンゲン 6.0
復帰2戦目でさらに安定感を増した
3 ローズ 6.5
絶妙なタイミングでの攻撃参加で相手の脅威に。守備も堅実だった
MF
11 ラメラ 6.5
献身的なプレスバックに加え、創造性溢れたチャンスメークで存在感
(→ソン・フンミン -)
15 E・ダイアー 6.0
地味ながらきっちり相手の攻撃の起点を潰していた
20 デレ・アリ 7.0
見事な2ゴールで今季のゴール数を二桁に。持ち味のダイナミズムと要所でテクニックを披露
(→シャドリ -)
19 デンベレ 6.5
ケインの先制点をお膳立て。圧倒的なフィジカルで中盤を制圧
(→R・メイソン -)
23 エリクセン 6.5
アリの2ゴールをアシスト。質と量を兼ね備えたプレーでゲームをコントロール
FW
10 ケイン 7.0
見事なゴラッソ含む2ゴール。ゴール以外のプレーの質も高かった
監督
ポチェッティーノ 6.5
プレッシャーのかかる中で見事な完勝。ストーク相手に自身初勝利
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ケイン(トッテナム)
▽プレッシャーのかかるチームを救う圧巻の先制点を含む2ゴールの活躍で勝利に貢献。質の高いポストプレーやラストパスなど、改めてワールドクラスの万能ストライカーであることを証明した。
ストーク・シティ 0-4 トッテナム
【トッテナム】
ケイン(前9)
デレ・アリ(後22)
ケイン(後26)
デレ・アリ(後37)
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「トッテナム」は禁止、「スパーズ」で…クラブが改めて通達、放送局からも「トッテナム」表記が消える
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