エイバルが終盤に追いつき勝ち点1を獲得! 乾はアシストでチームに貢献《リーガエスパニョーラ》

▽エイバルは18日、リーガエスパニョーラ第30節でヘタフェとのアウェイ戦を戦い、1-1の引き分けに終わった。エイバルの乾はフル出場を果たしている。

▽現在リーグ戦5試合勝利のない8位エイバル(勝ち点37)が、9試合勝利がなく残留圏内ぎりぎりの17位に位置するヘタフェ(勝ち点27)のホームに乗り込んだ一戦。

▽前節に引き続き、2試合連続のスタメンとなった乾が[4-2-3-1]の左MFに位置したエイバルは、積極的な入りを見せるヘタフェに立ち上がりから押し込まれる。3分には右サイドをサラビアのスルーパスで右サイドを突破したアルバロ・バスケスのクロスをボックス中央のステファン・スチェポビッチがダイレクトで合わせるも、シュートはGKリエスゴが正面でセーブ。
▽勢いに乗るヘタフェは7分に先制する。バイタルエリア左からのFKをファーサイドに走り込んだベラスケスのヘディングシュートが、GKリエスゴの手を弾いてネットに吸い込まれた。

▽出鼻を挫かれたエイバルは12分、フンカのロングパスをゴール左で受けたボルハが飛び出した相手GKの股を抜いたシュートを狙うも、ボールはわずかにゴール右に逸れる。20分には、乾の右CKからアドリアンが決定機を迎えるも、決めきることができない。▽後半に入っても、最初の決定機はヘタフェに生まれる。61分、左サイドからのFKをゴール前でアルバロ・バスケスが頭で合わせるも、このボールは左ポストに嫌われる。

▽対するエイバルは68分、バイタルエリアでボールを受けた乾がドリブルでボックス手前まで持ち上がりシュート。しかし、これも左ポストを直撃し、惜しくもゴールにはならなかった。

▽その後、エイバルは74分にホタ、82分にセルジ・エンリクを投入。攻撃に厚みを加えると87分、スルーパスをボックス左で受けた乾がライン際まで持ち上がり折り返すと、これをゴール前のボルハがヒールキックで流し込んだ。

▽結局、試合はそのまま1-1で終了。土壇場で同点に追いついたエイバルが敗戦を免れ、アウェイで勝ち点1を獲得した。