清武&酒井宏が出場のハノーファー、またも残留遠ざかる黒星 大迫は終盤のみ出場《ブンデスリーガ》
2016.03.13 01:32 Sun
12日に行われたブンデスリーガ第26節、ハノーファーvsケルンの一戦はアウェイのケルンが2-0で勝利を収めた。ハノーファーはMF清武弘嗣とDF酒井宏樹の2人が先発フル出場。MF山口蛍はベンチ入りしたが不出場に終わった。ケルンFW大迫勇也は終盤に交代出場している。
ここ2試合いずれも4失点の大敗を喫し、残留に向けて後がなくなりつつあるハノーファーは、清武と酒井が今回も先発出場。だが前節ブレーメン戦の前半途中で交代となっていた山口は4試合ぶりに先発を外れた。
11月以来ホームでの白星がないハノーファーだが、その状況を変えたいという姿勢は感じさせた。序盤からボールを保持して優勢に試合を進め、サネやカラマンらが積極的にシュートを放っていく。
26分には左サイドで清武からのスルーパスを受けて中央へ切れ込んだサライがゴール右隅を狙ったが、わずかにポストの外へ。30分にもフォッスムのエリア内へのドリブル突破から、横パスを清武がスルーしてサライがシュートに持ち込むが、これもポストの上を超える。
2つの決定機を物にできなかったハノーファーは前半終了間際にその代償を支払わされてしまう。ケルンの速攻からリッセが右サイドに抜け出し、GKを引きつけて逆サイドへ送ると、フリーで走り込んだビッテンコートが昨季まで在籍した古巣相手となる先制ゴールを叩き込んだ。
後半もボールは持てるハノーファーだが、ゴールを脅かすには至らない。すると61分、ケルンはまたも数少ないチャンスを生かしてリードを広げることに成功。ヘクトルがカラマンからボールを奪い、ボールは左サイドのゲルハルトから中央のビッテンコートへ。自身2点目のゴールをゴール左隅へ落ちついて蹴り込んで2-0とした。
今のハノーファーが2点のビハインドをひっくり返すのはあまりにも困難。清武のセットプレーや酒井のクロスなども決定的なチャンスにまではつながらず時間が経過していく。なお、ケルンは88分に大迫を交代でピッチに送り出した。
結局そのまま試合終了を迎え、ハノーファーは3連敗。残りはわずか7試合となり、残留はまた一歩遠のいてしまった。一方のケルンは5試合ぶりの白星で悪い流れを止めることに成功している。
提供:goal.com
ここ2試合いずれも4失点の大敗を喫し、残留に向けて後がなくなりつつあるハノーファーは、清武と酒井が今回も先発出場。だが前節ブレーメン戦の前半途中で交代となっていた山口は4試合ぶりに先発を外れた。
11月以来ホームでの白星がないハノーファーだが、その状況を変えたいという姿勢は感じさせた。序盤からボールを保持して優勢に試合を進め、サネやカラマンらが積極的にシュートを放っていく。
26分には左サイドで清武からのスルーパスを受けて中央へ切れ込んだサライがゴール右隅を狙ったが、わずかにポストの外へ。30分にもフォッスムのエリア内へのドリブル突破から、横パスを清武がスルーしてサライがシュートに持ち込むが、これもポストの上を超える。
2つの決定機を物にできなかったハノーファーは前半終了間際にその代償を支払わされてしまう。ケルンの速攻からリッセが右サイドに抜け出し、GKを引きつけて逆サイドへ送ると、フリーで走り込んだビッテンコートが昨季まで在籍した古巣相手となる先制ゴールを叩き込んだ。
後半もボールは持てるハノーファーだが、ゴールを脅かすには至らない。すると61分、ケルンはまたも数少ないチャンスを生かしてリードを広げることに成功。ヘクトルがカラマンからボールを奪い、ボールは左サイドのゲルハルトから中央のビッテンコートへ。自身2点目のゴールをゴール左隅へ落ちついて蹴り込んで2-0とした。
今のハノーファーが2点のビハインドをひっくり返すのはあまりにも困難。清武のセットプレーや酒井のクロスなども決定的なチャンスにまではつながらず時間が経過していく。なお、ケルンは88分に大迫を交代でピッチに送り出した。
結局そのまま試合終了を迎え、ハノーファーは3連敗。残りはわずか7試合となり、残留はまた一歩遠のいてしまった。一方のケルンは5試合ぶりの白星で悪い流れを止めることに成功している。
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