【プレビュー】リーガでしのぎを削った45歳の名ボランチが監督として初対決《PSVvsアトレティコ・マドリー》
2016.02.24 13:00 Wed
▽チャンピオンズリーグ(CL)・ラウンド16の1stレグ、PSVvsアトレティコ・マドリーが24日の日本時間28:45からフィリップス・スタディオンで開催される。
▽マンチェスター・ユナイテッドを蹴落として、ヴォルフスブルクと共にグループBを2位通過したPSVは、国内リーグでも宿敵アヤックスと勝ち点1差の首位をキープ。目下、リーグ得点王(17ゴール)のルーク・デ・ヨングに加え、今冬にチェルシーからレンタルで加入したファン・ヒンケルも加入後2ゴールを記録するなど、チーム状態はすこぶる良い。
▽一方、ベンフィカとの一騎打ちを制してグループCを首位通過したアトレティコは、コパ・デル・レイ敗退に加え、1月末にバルセロナとのリーガ首位攻防戦に敗れるなど、調子は下降気味。直近のビジャレアル戦をゴールレスドローで終えたチームは、週末にレアル・マドリーとの“マドリッド・ダービー”を控える中、PSVのホームに乗り込む。
▽両チームの対戦は今回で通算3度目。2008-09シーズンのグループステージで実現した直近の2度の対戦では、アグエロ(現マンチェスター・シティ)らの活躍でアトレティコが2連勝を飾っている。
▽PSV予想スタメン
GK:ズート
DF:サンティアゴ・アリアス、ブルマ、モレーノ、ブレネット
MF:プロッペル、ヘンドリクス、ファン・ヒンケル
FW:ナルシン、ロカディア、ガストン・ペレイロ
出場停止者:FWルーク・デ・ヨング
負傷者:MFグアルダード(ハムストリング)、FWレスティエンヌ(ふくらはぎ)
▽アトレティコ・マドリー予想スタメン
GK:オブラク
DF:フアンフラン、ホセ・ヒメネス、ゴディン、フィリペ・ルイス
MF:サウール・ニゲス、ガビ、コケ、コレア
FW:ビエット、グリーズマン
出場停止者:なし
負傷者:MFチアゴ(脛)、カラスコ(足首)、トーマス
▽出場停止者はいない。ただ、司令塔のチアゴと崩しの切り札であるカラスコが欠場する。スタメンに関しては、通常の[4-4-2]か、オプションの[4-1-4-1]を採用するかで、若干人選が変わってくるだろう。中盤から前のポジションではキャプテンのガビ、エースのグリーズマン、コケ、サウール・ニゲスの4人は当確として、残りのポジションを負傷明けのアウグスト・フェルナンデス、トーレス、ビエット、コレアのいずれかの選手が埋めることになる。
★注目ポイント
◆コクーvsシメオネ! 45歳の名ボランチが監督として初対決
▽今回の一戦の注目ポイントの1つは、共に1970年生まれで現役時代にボランチを主戦場(コクーに関してはGK以外の全ポジションでプレー)としたコクー監督とシメオネ監督の青年監督同士の初対決に注目が集まる。なお、現役時代の同時期にコクー監督がバルセロナ、シメオネ監督がアトレティコに在籍していたものの、ピッチ上での直接対決は実現せず。それでも、1998年フランス・ワールドカップの準々決勝では、前者がオランダ代表、後者がアルゼンチン代表としてピッチ内で対峙している。
◆主砲L・デ・ヨング不在の影響は? ホームアドバンテージが鍵~PSV~
▽目下、リーグ戦8連勝と絶好調のPSVだが、この試合ではエースのL・デ・ヨングが出場停止。加えて、中盤の柱であるグアルダードの欠場が濃厚となっており、格上相手に懸念材料が残る。両選手の代役には、ロカディアとヘンドリクスが入る見込み。とりわけ、重要となるのが、世界最高峰のアトレティコ守備陣に対峙するロカディア。ここまでリーグ戦6ゴールの長身FWは、エースの代役をこなせるか。
▽また、個々のタレント、チームとしての経験値など、総合力で劣るPSVだが、熱狂的な雰囲気で相手チームにプレッシャーをかけるフィリップス・スタディオンのホームゲームでは、今シーズンの公式戦17試合で15勝1敗1分けと圧倒的な強さを誇る。CLグループステージでもユナイテッド、ヴォルフスブルク、CSKAモスクワ相手に全勝を誇っており、調子を落とすアトレティコ相手ならば、十分に勝機はあるはずだ。
◆リーグ5戦不発のエースの奮起に期待! 週末に控えるダービーの影響は?~アトレティコ・マドリー~
▽直近のリーグ5試合で5ゴール(そのうち2点はセットプレー)と流れの中で得点を奪えていないアトレティコとしては、相手がやや守備的に戦うことも予想されるPSV戦では攻撃陣の奮起が求められる。特に、その5試合でノーゴールと不振に陥っているグリーズマンの活躍が必須だ。カラスコ不在のチームでは引いた相手に対して、個で打開を図れるのはグリーズマンただ一人という事情もあり、少ないチャンスを確実にモノにし、得点感覚を取り戻したいところだ。
▽また、アトレティコにとっての懸念材料は、今週末に宿敵レアル・マドリーとの“マドリッド・ダービー”を控えていることだ。両チームは、直近のリーグ戦で勝ち点を取りこぼしたことで、盤石のバルセロナ相手の逆転優勝の可能性はかなり厳しくなっているが、ライバル相手に負けることは許されない。したがって、PSV戦を前に少しでもダービーに気持ちが傾くことがあれば、思わぬしっぺ返しを食らう可能性もあるはずだ。もちろん、“試合から試合へ”を貫く闘将は、きっちり選手たちのメンタルを引き締めることだろう。
▽マンチェスター・ユナイテッドを蹴落として、ヴォルフスブルクと共にグループBを2位通過したPSVは、国内リーグでも宿敵アヤックスと勝ち点1差の首位をキープ。目下、リーグ得点王(17ゴール)のルーク・デ・ヨングに加え、今冬にチェルシーからレンタルで加入したファン・ヒンケルも加入後2ゴールを記録するなど、チーム状態はすこぶる良い。
▽一方、ベンフィカとの一騎打ちを制してグループCを首位通過したアトレティコは、コパ・デル・レイ敗退に加え、1月末にバルセロナとのリーガ首位攻防戦に敗れるなど、調子は下降気味。直近のビジャレアル戦をゴールレスドローで終えたチームは、週末にレアル・マドリーとの“マドリッド・ダービー”を控える中、PSVのホームに乗り込む。
◆PSV◆
【4-3-3】
【4-3-3】

GK:ズート
DF:サンティアゴ・アリアス、ブルマ、モレーノ、ブレネット
MF:プロッペル、ヘンドリクス、ファン・ヒンケル
FW:ナルシン、ロカディア、ガストン・ペレイロ
出場停止者:FWルーク・デ・ヨング
負傷者:MFグアルダード(ハムストリング)、FWレスティエンヌ(ふくらはぎ)
▽グループステージ最終節で警告を受けたエースのL・デ・ヨングが累積警告によって出場停止。負傷者に関しては、若いチームを豊富な経験で支えるMFグアルダードの欠場が濃厚だ。
◆アトレティコ・マドリー◆
【4-4-2】
【4-4-2】

GK:オブラク
DF:フアンフラン、ホセ・ヒメネス、ゴディン、フィリペ・ルイス
MF:サウール・ニゲス、ガビ、コケ、コレア
FW:ビエット、グリーズマン
出場停止者:なし
負傷者:MFチアゴ(脛)、カラスコ(足首)、トーマス
▽出場停止者はいない。ただ、司令塔のチアゴと崩しの切り札であるカラスコが欠場する。スタメンに関しては、通常の[4-4-2]か、オプションの[4-1-4-1]を採用するかで、若干人選が変わってくるだろう。中盤から前のポジションではキャプテンのガビ、エースのグリーズマン、コケ、サウール・ニゲスの4人は当確として、残りのポジションを負傷明けのアウグスト・フェルナンデス、トーレス、ビエット、コレアのいずれかの選手が埋めることになる。
★注目ポイント
◆コクーvsシメオネ! 45歳の名ボランチが監督として初対決
▽今回の一戦の注目ポイントの1つは、共に1970年生まれで現役時代にボランチを主戦場(コクーに関してはGK以外の全ポジションでプレー)としたコクー監督とシメオネ監督の青年監督同士の初対決に注目が集まる。なお、現役時代の同時期にコクー監督がバルセロナ、シメオネ監督がアトレティコに在籍していたものの、ピッチ上での直接対決は実現せず。それでも、1998年フランス・ワールドカップの準々決勝では、前者がオランダ代表、後者がアルゼンチン代表としてピッチ内で対峙している。
◆主砲L・デ・ヨング不在の影響は? ホームアドバンテージが鍵~PSV~
▽目下、リーグ戦8連勝と絶好調のPSVだが、この試合ではエースのL・デ・ヨングが出場停止。加えて、中盤の柱であるグアルダードの欠場が濃厚となっており、格上相手に懸念材料が残る。両選手の代役には、ロカディアとヘンドリクスが入る見込み。とりわけ、重要となるのが、世界最高峰のアトレティコ守備陣に対峙するロカディア。ここまでリーグ戦6ゴールの長身FWは、エースの代役をこなせるか。
▽また、個々のタレント、チームとしての経験値など、総合力で劣るPSVだが、熱狂的な雰囲気で相手チームにプレッシャーをかけるフィリップス・スタディオンのホームゲームでは、今シーズンの公式戦17試合で15勝1敗1分けと圧倒的な強さを誇る。CLグループステージでもユナイテッド、ヴォルフスブルク、CSKAモスクワ相手に全勝を誇っており、調子を落とすアトレティコ相手ならば、十分に勝機はあるはずだ。
◆リーグ5戦不発のエースの奮起に期待! 週末に控えるダービーの影響は?~アトレティコ・マドリー~
▽直近のリーグ5試合で5ゴール(そのうち2点はセットプレー)と流れの中で得点を奪えていないアトレティコとしては、相手がやや守備的に戦うことも予想されるPSV戦では攻撃陣の奮起が求められる。特に、その5試合でノーゴールと不振に陥っているグリーズマンの活躍が必須だ。カラスコ不在のチームでは引いた相手に対して、個で打開を図れるのはグリーズマンただ一人という事情もあり、少ないチャンスを確実にモノにし、得点感覚を取り戻したいところだ。
▽また、アトレティコにとっての懸念材料は、今週末に宿敵レアル・マドリーとの“マドリッド・ダービー”を控えていることだ。両チームは、直近のリーグ戦で勝ち点を取りこぼしたことで、盤石のバルセロナ相手の逆転優勝の可能性はかなり厳しくなっているが、ライバル相手に負けることは許されない。したがって、PSV戦を前に少しでもダービーに気持ちが傾くことがあれば、思わぬしっぺ返しを食らう可能性もあるはずだ。もちろん、“試合から試合へ”を貫く闘将は、きっちり選手たちのメンタルを引き締めることだろう。
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