長谷部と酒井高が直接対峙した日本人対決はドロー決着!《ブンデスリーガ》

2016.02.20 06:38 Sat
▽ブンデスリーガ第22節のフランクフルトvsハンブルガーSVが19日に行われ、0-0の引き分けに終わった。フランクフルトの日本代表MF長谷部誠と、ハンブルガーSVの日本代表DF酒井高徳は、ともにフル出場を果たしている。

▽前節のケルン戦で1-3と完敗し、リーグ戦3試合勝利のない15位フランクフルト(勝ち点21)と、前節ボルシアMGに勝利しリーグ戦7試合ぶりの白星を飾った11位ハンブルガーSV(勝ち点26)の一戦。

▽左サイドバックで起用された長谷部と、右サイドバックで起用された酒井高が直接対峙する形になった日本人対決は、序盤からミドルサードで攻守が激しく入れ替わり、試合は拮抗した展開となる。すると25分、ボックス中央でパスを受けたルドネフスが最初の決定機を迎えるも、シュートはGKフラデツキーのセーブに阻まれた。
▽このシュートを口火にハンブルガーSVが立て続けにチャンスを迎える。32分、ニコライ・ミュラーのラストパスに反応したドルミッチがゴール前に飛び込むも、ボールはわずかに届かず。さらに37分には、ボックス右手前でボールを拾った酒井高のシュートがフランクフルトゴールを強襲するも、これは枠の左上に外れた。

▽前半終盤にもハンブルガーSVは、ドルミッチのパスでボックス中央に侵入したN・ミュラーがGKとの一対一を迎えたが、シュートはわずかにゴール右に逸れた。
▽ゴールレスで迎えた後半、最初のチャンスはフランクフルトに生まれる。50分、左CKのこぼれ球をボックス手前左で拾った長谷部がダイレクトシュート。これはゴール右に外れた。

▽後半にリズムを掴んだフランクフルトは72分、スルーパスでボックス左を突破したセフェロビッチの折り返しをファーサイドに走りこんだアイグナーが合わせるも、これはGKアトラーが右腕で弾き出した。さらに76分にも、バイタルエリア手前で獲得したFKをゴール前のルスがヘディングで合わせるも、これは枠を捉えられず。

▽結局、試合はそのまま0-0で終了。浮上のキッカケを探る日本人対決は、互いに痛み分けの結果に終わった。

フランクフルトの関連記事

ドイツサッカー連盟(DFB)スポーツ裁判所は23日、マインツの元ドイツ代表MFナディーム・アミリに対し、2試合の出場停止処分を科した。 アミリは21日に行われたブンデスリーガ第15節フランクフルト戦の20分、MFエリス・スクヒリの足首への危険なスライディングタックルにより一発退場となっていた。 MF佐野海舟 2024.12.24 12:30 Tue
マインツは21日、ブンデスリーガ第15節でフランクフルトとのアウェイ戦に臨み、3-1で勝利した。マインツのMF佐野海舟はフル出場している。 前節バイエルンから大金星を挙げた7位マインツ(勝ち点22)は、エースFWブルカルトを負傷で欠く中、開幕から先発を続ける佐野が引き続き[3-4-2-1]のボランチで先発となった 2024.12.22 05:23 Sun
川崎フロンターレは20日、稲本潤一氏(45)、狩野健太氏(38)が育成部コーチ就任に就任したことを発表した。 1997年にガンバ大阪のユースからトップチームに昇格した稲本氏は、アーセン・ヴェンゲル氏が率いるアーセナルやフルアムやWBA、カーディフ・シティ、ガラタサライ、フランクフルト、スタッド・レンヌを渡り歩き、 2024.12.20 12:30 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第6節が11日、12日に開催された。 前節、開幕からの連勝がストップした首位のラツィオは、6位のアヤックスとのアウェイゲームに3-1で勝利。無敗継続で首位キープに成功した。 チャウナのゴールで前半を1点リードで折り返すも、後半立ち上がりにトラオレに強烈なシュートを叩き込 2024.12.13 07:26 Fri
ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第6節が12月11、12日に開催される。強豪クラブや日本人選手所属クラブを中心に第6戦の展望を紹介していく。 ◆リーグフェーズ第6節 ▽12/11(水) フェネルバフチェ 0-2 アスレティック・ビルバオ ▽12/12(木) 《26:45》 ローマ vs ブラガ 2024.12.12 19:00 Thu

ブンデスリーガの関連記事

町野修斗の所属するホルシュタイン・キールは24日、スロベニアのNKチェリェからスロベニア代表DFダビド・ゼツ(24)を完全移籍で獲得した。契約期間は長期とだけ明かしている。 初めてのブンデスリーガ挑戦となるゼツは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「ブンデスリーガという大きな挑戦をとても楽しみにしてい 2024.12.25 07:30 Wed
ドイツサッカー連盟(DFB)スポーツ裁判所は23日、マインツの元ドイツ代表MFナディーム・アミリに対し、2試合の出場停止処分を科した。 アミリは21日に行われたブンデスリーガ第15節フランクフルト戦の20分、MFエリス・スクヒリの足首への危険なスライディングタックルにより一発退場となっていた。 MF佐野海舟 2024.12.24 12:30 Tue
ドルトムントは22日、ブンデスリーガ第15節でヴォルフスブルクと対戦し3-1で勝利した。 リーグ戦3試合連続ドロー中の8位ドルトムントは、劇的被弾で引き分けに終わったホッフェンハイムのスタメンからレイナとヤン・コウトをマレンとブラントに変更した以外は同じスタメンを採用。2トップにギラシーとバイアーを据えた[4-1 2024.12.23 06:21 Mon
4得点に絡む活躍を見せたホルシュタイン・キールのFW町野修斗に称賛が寄せられている。 21日、キールはブンデスリーガ第15節でアウグスブルクとのホーム戦。町野は左ウイングで2試合ぶりに先発した。 開始早々に失点したキールだったが、ボックス左に抜け出した町野の折り返しから12分に同点ゴール。さらに32分、左サ 2024.12.22 21:20 Sun
RBライプツィヒは21日、ドイツ代表DFベンヤミン・ヘンリクスが長期離脱となったことを報告した。 ヘンリクスは20日に行われたブンデスリーガ第15節のバイエルン戦にフル出場したが、試合終了直前に右足を負傷。試合終了後もピッチで治療を受け続けたが、最終的には担架でピッチを後にしていた。 クラブの発表によれば、 2024.12.22 08:30 Sun

フランクフルトの人気記事ランキング

1

10人マインツが3位フランクフルトを撃破、佐野海舟はフル出場で勝利に貢献【ブンデスリーガ】

マインツは21日、ブンデスリーガ第15節でフランクフルトとのアウェイ戦に臨み、3-1で勝利した。マインツのMF佐野海舟はフル出場している。 前節バイエルンから大金星を挙げた7位マインツ(勝ち点22)は、エースFWブルカルトを負傷で欠く中、開幕から先発を続ける佐野が引き続き[3-4-2-1]のボランチで先発となった。 3位フランクフルト(勝ち点27)に対し、立ち上がりから守勢を強いられたマインツだったが、15分に先制する。GKサントスにハイプレスをかけると、パスを受けたスクヒリのバックパスが乱れ、そのままゴールに吸い込まれた。 しかし20分、アミリがスクヒリの足首へのスライディングタックルで一発退場に、10人での戦いを強いられてしまう。佐野はイ・ジェソンとボランチを形成することになった。 それでも27分、マインツに追加点。中央から放ったネベルの強烈なミドルがゴールに突き刺さった。 ハーフタイムにかけては自陣に引いてフランクフルトの攻勢を凌いだマインツが2点のリードを保って前半を終えた。 迎えた後半、開始4分にGKゼントナーの好守で失点を防いだマインツは引き続き守勢が続くも58分に3点目。 GKサントスへのハイプレスでミスパスを誘うと、その流れからイ・ジェソンがシュート。これはサントスにセーブされるもルーズボールをネベルが蹴り込んだ。 ネベルのドッペルパックで3点にリードを広げたマインツは75分にCKからクリステンセンに一矢報いられたが3-1で勝利。10人で3位フランクフルトを撃破し、5位に浮上している。 フランクフルト 1-3 マインツ 【フランクフルト】 ラスムス・クリステンセン(後30) 【マインツ】 OG(前15) パウル・ネベル(前27) パウル・ネベル(後13) 2024.12.22 05:23 Sun
2

川崎F、元日本代表MF稲本潤一氏と狩野健太氏の育成部コーチ就任を発表!

川崎フロンターレは20日、稲本潤一氏(45)、狩野健太氏(38)が育成部コーチ就任に就任したことを発表した。 1997年にガンバ大阪のユースからトップチームに昇格した稲本氏は、アーセン・ヴェンゲル氏が率いるアーセナルやフルアムやWBA、カーディフ・シティ、ガラタサライ、フランクフルト、スタッド・レンヌを渡り歩き、2010年に川崎フロンターレに加入。 川崎Fでは、本職のボランチに加え、センターバックでも起用されるなど、在籍5年間で公式戦126試合に出場し3得点を記録。川崎F退団以降は、北海道コンサドーレ札幌、SC相模原を挟み、2022年から南葛SCに加入した。 南葛SCでは今年からコーチ兼任選手としてプレーしたが、このシーズンをもって輝かしい現役生活に幕。日本代表では2002年の日韓大会から3大会連続でワールドカップ(W杯)に出場するなど、82試合に出場し5得点を記録した。 役時代の狩野氏は横浜F・マリノス、柏レイソル、徳島ヴォルティス、そして川崎Fでプレー。J1リーグ通算143試合、J2リーグ通算29試合に出場した。 引退後は川崎Fのスクール・普及コーチとなり、2022年にU-12サポートコーチに。今年に入ってU-12コーチを務め、指導者4年目の今季からトップチームコーチに就任していた。 なお、担当カテゴリーについては決まり次第、改めて発表するとのことだ。 両者は育成部コーチ就任にあたり、クラブ公式サイトを通じてコメントを発表している。 ◆稲本潤一 「このたび、川崎フロンターレの育成部コーチに就任することになりました。フロンターレは、2010年にJリーグに復帰した際に大変お世話になったクラブであり、こうしてまたクラブに貢献できる機会をいただけたことを大変うれしく思います」 「私自身、ユース時代にプロデビューを果たしましたが、近年では年齢に関係なく、才能ある選手たちが早い段階でプロの舞台で活躍できる環境が整ってきています。私も指導者として、彼らがプロとして通用するスキルを磨き、将来日本を代表する選手へと成長していけるよう全力でサポートしていきたいと思います」 「これまでのプロキャリアで培った経験を生かし、選手たちとしっかり向き合いながら指導に取り組んでいきます。指導者としてはまだ1年目であり、これは私自身にとっても新たなキャリアのスタートです。アカデミーの選手たちと共に成長しながら、日々努力していきたいと考えています。 最後になりますが、フロンターレを支えてくださるスポンサーの皆様、そしてアカデミーの選手たちを日々サポートしてくださる保護者の皆様にも、心より感謝申し上げます。この年代は『自主自立』が求められる時期でもありますが、選手自身とその周囲を支える方々への感謝を忘れず、指導に臨んでいきます!」 ◆狩野健太 「フロンターレファミリーの皆さんいつも熱い応援ありがとうございます。僕はフロンターレが大好きです! フロンターレのすばらしさを伝え、アカデミーの選手たちの心の火を灯し燃え上がらせられるよう、情熱を持ち指導していきたいと思います」 2024.12.20 12:30 Fri
3

佐野海舟の頼れる相棒アミリが2試合の出場停止に、フランクフルト戦で一発退場

ドイツサッカー連盟(DFB)スポーツ裁判所は23日、マインツの元ドイツ代表MFナディーム・アミリに対し、2試合の出場停止処分を科した。 アミリは21日に行われたブンデスリーガ第15節フランクフルト戦の20分、MFエリス・スクヒリの足首への危険なスライディングタックルにより一発退場となっていた。 MF佐野海舟の頼れる相棒ボランチとして今季ここまでブンデスリーガ14試合3ゴール2アシストの好スタッツをマークしていたアミリ。年明けのボーフム戦、レバークーゼン戦に出場できないことになった。 2024.12.24 12:30 Tue
4

フランクフルト、メインスポンサーのIndeedと2026年まで契約延長

フランクフルトは8日、メインスポンサーのIndeedと2026年6月まで契約延長したことを発表した。 フランクフルトは2017年夏からIndeedをメインスポンサーとし、今回の契約が3度目。約10年にわたってフランクフルトのメインスポンサーとなることが決定した格好だ。 Indeedがメインスポンサーとなって以降、フランクフルトは躍進を遂げ、2018年にはDFBポカール優勝、2019年にはヨーロッパリーグ(EL)でベスト4、そして昨季はEL優勝を果たしている。 日本でもCMでお馴染みのIndeedは世界最大級の求人サイトを運営している。 2022.11.08 22:40 Tue
5

平均年齢28.2歳の王者インテル…今後は若手獲得路線本格化でパルマの強靭FWボニーらリストアップ

インテルが少しずつ若手獲得路線に切り替え。世代交代への覚悟がありそうだ。 昨季のセリエA王者にして、充実した選手層、人望が厚いシモーネ・インザーギ監督、ジュゼッペ・マロッタ社長を筆頭とした経営陣と、スキがない組織を築くインテル。 ただ、充実のスカッド(トップ登録27選手)は現時点で平均年齢「28.2歳」と、指揮官がリスクを避けた起用に流れる傾向もあって、セリエA最年長のチームに。最も近いナポリでさえ、平均年齢は「27.4歳」となっている。(※) (※)ミランは25.2歳、ユベントスは25.4歳、エラス・ヴェローナは23.7歳など オークツリー新体制で「今後獲得する選手は若手重視」との姿勢が見えてきたなか、この路線はこれから本格化へ。イタリア『カルチョメルカート』は、インテルがリストアップ中だという獲得候補をいくつか挙げる。 まず、パルマに所属する189cmストライカー、U-20フランス代表FWアンジュ=ヨアン・ボニー(20)。 日本ではGK鈴木彩艶のパルマ移籍により、この「ボニー」を聞くことが増えたが、現地イタリアではまだまだ無名。強靭なフィジカルが特徴で、今季がキャリア初のトップディビジョンとなったなか、1日のナポリ戦でセリエA初得点を記録している若武者だ。 “若手の登竜門”ザルツブルクからは、イスラエル代表MFオスカル・グルーク(20)とコートジボワール代表FWカリム・コナテ(20)に関心。前者は「ムヒタリアン型」と形容され、後者は爆発的な“バネ”を誇る点取り屋だ。 さらに若い選手だと、今夏ニュルンベルクからフランクフルトへ移籍した2005年生まれのトルコ代表戦士、MFジャン・ウズン(18)もリストアップ。攻撃的ポジションを複数こなせる器用なアタッカーで、昨季の2.ブンデスリーガでは30試合16得点を叩き出した逸材だ。 2025年夏、およそ1年後のインテルは、今夏の売却が叶わなかったFWマルコ・アルナウトビッチ(35)、FWホアキン・コレア(30)をフリートランスファーで放出することが確実。 来年1月で売れる可能性は低そうだが、上述のような若きタレントを獲得すべく、2人合わせて1300万ユーロ(約20.5億円)の人件費削減、放出をほぼ100%の確率で実行する。 2024.09.08 22:10 Sun

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly