山口がデビュー戦でフル出場も… ハノーファーはレバークーゼンに完敗で泥沼の5連敗《ブンデスリーガ》

▽30日にバイ・アレーナで行われたブンデスリーガ第19節のレバークーゼンvsハノーファーは、3-0でホームのレバークーゼンが勝利した。ハノーファーでのデビューを飾った山口は、攻守に奮闘してフル出場。酒井宏もフル出場している。

▽前節のホッフェンハイム戦を1-1で引き分けた5位のレバークーゼンと、後半戦初戦のダルムシュタット戦も落として4連敗で最下位に沈むハノーファーの一戦。山口が中盤ダイヤモンドの右サイドに入り、酒井宏と同サイドでコンビを組んだハノーファーに対し、レバークーゼンがボールを保持して敵陣に侵攻していく。

▽レバークーゼンは13分、ボックス手前からエルナンデスがミドルシュートを放てば、15分にはチャルハノールの左CKからキースリンクがヘディングシュート。しかし、これは右ポストに弾かれた。対するハノーファーは、アウメイダとサライの2トップにうまくボール入らず、守勢が続いていく。
▽その後もレバークーゼンのペースで試合が進むと、ようやくホームチームが先制する。44分、チャルハノールの左CKにキースリンクが打点の高いヘディングで合わせ、ゴール右に流し込んだ。レバクーゼンがリードを手にして前半を終える。

▽迎えた後半も、レバークーゼンが試合を支配。57分にはベララビのパスをボックス左で受けたチャルハノールが左足で豪快なシュートを放ったが、これはクロスバーの下を叩いてゴールラインを割らなかった。それでも61分、ボックス左で仕掛けたキースリンクが酒井宏に倒されてPKを獲得。これをエルナンデスがゴール右に決め、追加点を奪った。▽その後もリードを保つレバークーゼンは、チャルハノールやベララビを休ませると、87分にエルナンデスがドッペルパックを達成して勝負あり。レバークーゼンが力の差を見せ付けて3発快勝した。一方のハノーファーは、山口がデビュー戦でフル出場を飾ったものの、泥沼の5連敗を喫している。