長谷部フル出場、フランクフルトの劇的勝利に貢献《ブンデスリーガ》
2016.01.25 02:31 Mon
24日に行われたブンデスリーガ第18節、フランクフルトvsヴォルフスブルクは、3-2でホームのフランクフルトが勝利を収めた。フランクフルトMF長谷部誠は右サイドバックでフル出場し、主に守備面の活躍で貢献している。
チャンピオンズリーグではグループ首位で決勝トーナメントに駒を進めたものの、リーグでは4試合白星のないままウインターブレークを迎えていたヴォルフスブルク。悪い流れを払しょくすべく、立ち上がりからホームのフランクフルトを押し込んでいく。
先制したのは、そのヴォルフスブルク。25分、右サイドからのリカルド・ロドリゲスのFKを、ファーサイドのダンテが滑り込みながら押し込んだ。
この先制点で勢いに乗ったヴォルフスブルクが追加点に迫るものの、フランクフルトの粘り強い守備に遭う。長谷部は対面するドラクスラーにしっかりと食らいつき、流れの中で決定的な仕事をさせなかった。
ヴォルフスブルクは42分、完全にゴール前を崩したものの、カリジウリのシュートはイレギュラーバウンドのせいで枠の外。追加点を奪うことはできずに折り返す。
すると、後半はフランクフルトが反撃に転じた。66分、フランクフルトはトレーシュが中盤で失ったボールを拾って速攻。左サイドからのクロスをファーサイドのアイグナーが頭で落とし、最後は中央のマイヤーが倒れ込みながらのボレーでゴール右隅へと流し込んだ。
勢いに乗ったフランクフルトは73分、今度は中盤でドラクスラーからボール奪うと、ペナルティーエリア手前右で仕掛けたアイグナーのカットインは止められたものの、こぼれ球をマイヤーが右足で蹴り込み、逆転に成功する。
ヴォルフスブルクもこのままでは終われない。79分、右サイドに開いたユングの折り返しをニアサイドのベントナーがスルー。中央のシュールレが流し込んで再び同点にした。途中出場のユングとベントナーが絡んで試合を振り出しに戻したヴォルフスブルクが、残り少ない時間で逆転に向け猛攻を仕掛ける。
90分にはベントナーのラストパスからビエイリーニャが決定機を迎えるも、GKの頭上を越すループシュートは、戻ってきた長谷部にクリアされて、再逆転はできない。
すると、フランクフルトが土壇場で勝ち越しに成功した。2-2で終わるかと思われたアディショナルタイム、左サイドでスローインを受けたファビアンが股抜きで突破。低く速いクロスをニアサイドのナウドが処理しきれず、こぼれ球をマイヤーが押し込んだ。
最後まで勝利を諦めなかったフランクフルトがホームで劇的な勝利を手にし、良い形で後半戦をスタートさせている。
提供:goal.com
チャンピオンズリーグではグループ首位で決勝トーナメントに駒を進めたものの、リーグでは4試合白星のないままウインターブレークを迎えていたヴォルフスブルク。悪い流れを払しょくすべく、立ち上がりからホームのフランクフルトを押し込んでいく。
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