ボスニア・Hサポーターが悲しい愚行、同時多発テロ犠牲者への黙とうを途絶
2015.11.17 15:06 Tue
▽13日にパリで起きた同時多発テロの悲劇を受けて、世界がひとつになろうとしている矢先に悲しい出来事が起きた。イギリス『101greatgoals』は16日、ユーロ2016予選プレーオフ2ndレグ、アイルランド代表vsボスニア・ヘルツェゴビナ代表の試合前に、一部のボスニア・ヘルツェゴビナサポーターが、テロ犠牲者への黙とうを遮る愚行を働いたと伝えている。
▽フランスのパリでは13日に同時テロ事件が発生。現時点で129人の死亡が確認されたほか、300人以上が負傷した。また、フランス代表vsドイツ代表の国際親善試合が行われていたスタッド・ドゥ・フランスの周辺でも死者が出ていた。
▽この未曾有の悲劇に世界中の人々が犠牲者への鎮魂、反テロリズムを掲げ、世界がひとつになろうとしている。そんな状況の中、ダブリンのアビバ・スタジアムで行われたアイルランドvsボスニア・ヘルツェゴビナでは、試合前にテロ犠牲者への黙とうが捧げられることになった。
▽だが、多くの人々が思い思いに犠牲者への祈りを捧げ、静まり返ったスタジアムの厳粛な雰囲気に水を差したのが、アウェイゴール裏に陣取っていた一部のボスニア・ヘルツェゴビナサポーターだった。彼らは自国代表チームへの応援なのか、はたまた酒にでも酔っていたのか、大声で叫び続けて犠牲者への祈りを台無しにしたのだ。
▽ボスニア・ヘルツェゴビナは、1990年代に数万人が犠牲になった国内紛争を経験した国だけに誰よりも命の大切さを理解している国のひとつだ。それだけに、一部の心許ないサポーターの愚行は非常に悲しい出来事となった。
▽フランスのパリでは13日に同時テロ事件が発生。現時点で129人の死亡が確認されたほか、300人以上が負傷した。また、フランス代表vsドイツ代表の国際親善試合が行われていたスタッド・ドゥ・フランスの周辺でも死者が出ていた。
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▽ボスニア・ヘルツェゴビナは、1990年代に数万人が犠牲になった国内紛争を経験した国だけに誰よりも命の大切さを理解している国のひとつだ。それだけに、一部の心許ないサポーターの愚行は非常に悲しい出来事となった。
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