武藤ハットトリック! 劇的AT弾でドローに持ち込み、マインツを救う《ブンデスリーガ》

2015.11.01 01:58 Sun
31日に行われたブンデスリーガ第11節でマインツアウグスブルクと対戦し、敵地で3−3と引き分けた。FW武藤嘉紀は先発出場でハットトリックを達成した。

リーグ戦前節のブレーメン戦で終了間際にゴールを決めた武藤は、この日も先発でピッチに立ち、2試合連続ゴールを挙げた。

19分、ペナルティーエリア左からデ・ブラシスがクロスを入れると、中央でフリーとなっていた武藤が押し込んで先制する。さらに30分にも武藤が決めて、今季2度目のドッペルパック(1試合2ゴール)でリードを広げた。

だが、マインツにとって、逃げ切るには十分な差ではなかった。42分、やや不運な形のPKで1点を返されて前半を折り返すと、後半立ち上がりの50分には中央に走り込んだク・ジャチョルをフリーにしてしまい、2−2とされる。

後半はアグレッシブに削ってくるアウグスブルクが押し込み、マインツは守る時間が長くなった。終盤になってアウグスブルクに疲れが見え始めたものの、マインツは堪えきれない。

81分、アウグスブルクはカイウビーのスルーパスでマインツのディフェンスラインを突破し、抜け出したボバディージャがゴール。2点のビハインドをはね返した。

これで3連敗を喫するかと思われたマインツだが、最後に再び武藤が魅せる。後半アディショナルタイム、右サイドの低い位置からクロスボールが入ると、ペナルティーエリア左の武藤にボールが渡る。これをコントロールして右足で思い切り良くシュートを放ち、ゴールネットに突き刺した。

武藤のハットトリックで敗戦を免れたマインツ。次節はヴォルフスブルクと対戦する。


提供:goal.com

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