親会社の問題で、ヴォルフスブルクも大激震!? 大幅資金の削減も視野
2015.10.13 18:57 Tue
親企業の問題発覚で、ブンデスクラブがピンチに!? ヴォルフスブルクに、ピッチ外から難問が浮上した。
世界的企業のフォルクスワーゲン社が激震に見舞われている。ディーゼル車に不正なソフトウェアを搭載していたとして、世界的な問題に発展しているのだ。
フォルクスワーゲン社本体はもちろん、周辺も大打撃を受けている。その一つが、ヴォルフスブルクだ。
フォルクスワーゲンを親会社としており、その世界的企業の投資により大きく力を伸ばしてきたヴォルフスブルク。だが、今回の問題でその投資が減らされることになった。
ドイツ『ビルト』によると、ヴォルフスブルクは新たなアカデミー組織発足のプランを中止したという。4000万ユーロ(約54億4700万円)必要となるコストを削減するためだったとみられる。
また『ビルト』は、今夏にMFケビン・デ・ブライネとFWイバン・ペリシッチを売却して得た移籍金を、来夏にフォルクスワーゲンに戻さなければならなくなっていると報じている。この報道をみる限り、親会社の危機はヴォルフスブルクを大きく揺さぶっている。
フォルクスワーゲンの新CEOに就任したマティアス・ミュラー氏は最近、サッカーへの投資について「必要ないものは削減する」と話していた。“必要なもの”の見極めが重要になるだろう。
提供:goal.com
世界的企業のフォルクスワーゲン社が激震に見舞われている。ディーゼル車に不正なソフトウェアを搭載していたとして、世界的な問題に発展しているのだ。
フォルクスワーゲン社本体はもちろん、周辺も大打撃を受けている。その一つが、ヴォルフスブルクだ。
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