バルサが40億円でコウチーニョ獲得? 冬の移籍市場での獲得が狙いか

2015.10.06 16:00 Tue
バルセロナが、この冬の移籍市場に向けた準備を本格化させているようだ。以前から噂されているリバプールのブラジル代表MFコウチーニョの獲得に向けての動きを、スペイン『スポルト』が伝えている。

『スポルト』によれば、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが負傷離脱中のバルセロナは、今後のシーズンを見据え、冬の移籍市場ではサイドでプレー可能なアタッカーの補強を目指しているという。ロベルト・フェルナンデスSD(スポーツ・ディレクター)とルイス・エンリケ監督は、コウチーニョが最適の人材であるとして意見が一致しており、移籍金は3000万ユーロ(約40億円)程度と見込んでいるようだ。

バルセロナはこの夏の移籍市場でもコウチーニョ獲得を目指し、スペイン人MFアダマ・トラオレの譲渡を条件に含めて交渉していたが、リバプールが拒否したため、A・トラオレはアストン・ビラに移籍することになったという。しかしコウチーニョはチャンピオンズリーグでのプレーを望んでおり、リバプールでの現状には満足していないようだ。

コウチーニョについては、仲が良いネイマールが「バルセロナに通じるスタイルを持っている」などと絶賛している。これについてコウチーニョ本人は以前、「ネイマールのコメントは見ていないんだ。彼は仲が良い友人だけれど、(バルセロナのことについて)何か話したことはない。僕はリバプールで素晴らしいシーズンを過ごすことに集中している。僕が興味を持っているのは、そのことだけだよ」とコメントしていた。

しかし、リバプールのブレンダン・ロジャーズ監督が解任されたことで、状況は変化しつつあるようだ。移籍市場が開くまで2カ月近くあるが、両クラブは今後どんな動きを見せるのだろうか。


提供:goal.com

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